毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
ちっち
2007-05-13 / 日々
私は 彼女のことを 「ちっち 」 と呼びます。
友達の数は 決して多くはない、というより 少ないほうの私ですが、
ちっちはそんな 少ないお友達のなかの 1番年下の友達。
とても 大事な ・・・・・。
この ゴールデンウィークにも会いました。
ちっちと遊んでいると、夢中になってしまいます。
彼女は とても 創造的で 私は とても刺激をうける。
大抵は 2人で 絵を描く、まず。
最近あった出来事を なんとなーく話しながら。
「 この間ねえ、宇宙のなかにいる絵をかいたんだあ。 」
「 へえー。 宇宙かあ。 」
「 みんな、宇宙の中に立ってるんだね。 」
「 うん。 みんな、そうだよね。 」
なんていう、何気ない 楽しい話をしながら、クレヨンや水彩ペンで白い紙に向かう。
彼女の無心の線の良さは 感動だ。 くやしい。
惜しげない その 紙使い、クレヨン使いも、いつもすばらしい。
あるときは 2人で アイスクリームを一緒に食べます。
いつも決まって ハーゲンダッツのストロベリー味。
なかよく1つのカップを 2人で交互にスプーンですくって、最後の一さじは
彼女にゆずるのです。 「 ちっち、どうぞ。 」 って。
「 うん。 」 といって、きれいに空にして おしまい。
あるときは、ピアノを弾きながら歌をうたいます。
あるときは、川べりを散歩します。
あるときは、食事 ・・・・・ 。
今回は、色紙をつかって 切り紙飾りをつくりました。
懐かしい切り紙飾り! いろんな色紙で ハサミを駆使して、
大きいの、小さいの、たくさんできた。
紙を4つ~6つに折って、ハサミで切り抜きをたくさんして、そろーっとひろげると、
ウワーオッ!! すてきなお花やレースっぽい透かし模様ができあがり!!
今日の写真の作品は ちっちが私にプレゼントしてくれたもの。
手紙の封筒の封をする時に 色合わせして貼り付けたり、小さな額にいれて飾ったり。
快晴の午前中には プラスティック製のたらいに水を張って、
庭の花々を散らしてみせてくれました。
それは、あれこれ考えずに、ぱっぱっぱーっとちぎっては投げ入れ、そしてまた入れ、
という大胆なもの。 ちっちは真剣 かつ 自由で 楽しげ。
その たらいの様子が、あきれるほど、はっとするほど、美しいのです。
光 と 水 と プラスティックの白 と 浮いているちいさな数種の花びら達。
ただ それだけで、ただ遊びだからかなあ。
私には できないなあ。
ちっち。
再会した時には きまって この上ない笑顔で迎えてくれる、素敵な女の子。
6匹の犬のぬいぐるみ達と、生まれたばかりの妹のお世話で忙しい、
4歳と8ヶ月の、 私の姪っ子。
また 遊ぼうね。
( 写真の右はじのものは ” おくるみされている いとこのチカラくん ” だそうで、
笑い顔のチカちゃんは 割り箸のふくろ製 です。 )
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