ちっち

彼女は 私のことを 「 まーちゃん 」 と呼びます。

私は 彼女のことを 「ちっち 」 と呼びます。

友達の数は 決して多くはない、というより 少ないほうの私ですが、

ちっちはそんな 少ないお友達のなかの 1番年下の友達。

とても 大事な ・・・・・。


この ゴールデンウィークにも会いました。


ちっちと遊んでいると、夢中になってしまいます。

彼女は とても 創造的で 私は とても刺激をうける。

大抵は 2人で 絵を描く、まず。

最近あった出来事を なんとなーく話しながら。

「 この間ねえ、宇宙のなかにいる絵をかいたんだあ。 」

「 へえー。 宇宙かあ。 」

「 みんな、宇宙の中に立ってるんだね。 」

「 うん。 みんな、そうだよね。 」

なんていう、何気ない 楽しい話をしながら、クレヨンや水彩ペンで白い紙に向かう。

彼女の無心の線の良さは 感動だ。 くやしい。

惜しげない その 紙使い、クレヨン使いも、いつもすばらしい。


あるときは 2人で アイスクリームを一緒に食べます。

いつも決まって ハーゲンダッツのストロベリー味。

なかよく1つのカップを 2人で交互にスプーンですくって、最後の一さじは

彼女にゆずるのです。 「 ちっち、どうぞ。 」 って。

「 うん。 」 といって、きれいに空にして おしまい。


あるときは、ピアノを弾きながら歌をうたいます。

あるときは、川べりを散歩します。

あるときは、食事 ・・・・・ 。



今回は、色紙をつかって 切り紙飾りをつくりました。

懐かしい切り紙飾り! いろんな色紙で ハサミを駆使して、

大きいの、小さいの、たくさんできた。

紙を4つ~6つに折って、ハサミで切り抜きをたくさんして、そろーっとひろげると、

ウワーオッ!! すてきなお花やレースっぽい透かし模様ができあがり!!

今日の写真の作品は ちっちが私にプレゼントしてくれたもの。

手紙の封筒の封をする時に 色合わせして貼り付けたり、小さな額にいれて飾ったり。


快晴の午前中には プラスティック製のたらいに水を張って、

庭の花々を散らしてみせてくれました。

それは、あれこれ考えずに、ぱっぱっぱーっとちぎっては投げ入れ、そしてまた入れ、

という大胆なもの。 ちっちは真剣 かつ 自由で 楽しげ。 

その たらいの様子が、あきれるほど、はっとするほど、美しいのです。

光 と 水 と プラスティックの白 と 浮いているちいさな数種の花びら達。

ただ それだけで、ただ遊びだからかなあ。

私には できないなあ。



ちっち。

再会した時には きまって この上ない笑顔で迎えてくれる、素敵な女の子。

6匹の犬のぬいぐるみ達と、生まれたばかりの妹のお世話で忙しい、

4歳と8ヶ月の、 私の姪っ子。

また 遊ぼうね。



( 写真の右はじのものは ” おくるみされている いとこのチカラくん ” だそうで、

 笑い顔のチカちゃんは 割り箸のふくろ製 です。 )

  



 









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