クサガメ キャン太

7歳のクサガメ、元気いっぱいのキャン太の日常。飼い主のつぶやきも。

いい男 の今

2013-06-30 12:04:56 | 日々の出来事
なるほど、人生って平等だなあ~って最近思うんです。
偶然、電車で営業事務をやっていた頃の同僚たちに会いました。
で「久しぶりだし、まあ飲もうや」ってことになりました。

大企業の子会社でしたが、給料は平均水準より高く、金銭的な苦労はなかったように思います。
当時の営業部は若手中心で元気で華やか、仕事も頑張る、定時後の飲みも楽しく過ごしました。
部内に【いい男○○】と呼ばれている、刑事ドラマに出てくる渋い俳優似の人がいました。
先に書いたように営業部は華やかなフロアで、タイプの違うイケメンがたくさんいました。
その中でも、仮にMさんとしておきましょう、彼は男性陣からも一目おかれる【いい男】だったわけです。
部内には、Mさんより年長の人たちがいたのですが、Mさんが部内の取りまとめ、つまりリーダーをまかされていました。
Mさんは、リーダーシップはあるし、仕事はスマートに手早く正確にまとめるし、背が高く細身でオシャレでいつも素敵なスーツにネクタイを身に着けていました。
営業マンとして仕事も部内イチだったので、お客様にも定評がありました。

私が入社した頃には、既にMさんは社内イチの美人といわれる女性と結婚し数年が経っていました。
しかし、結婚したからといって、Mさんがもてないわけはありません。
ようは、既婚者の身で遊んでいたんですねーー。
奥さんを知る人は、彼女は結婚してから性格がキツクなったといいます。
まわりの女性に疑心暗鬼になり、自分がMさんの妻であるとアピール(つまり牽制)してきてコワイよ、と先輩に教わりました。
だから、自分はMさんには興味がないという意味で、あっけらかんと挨拶しておくといいよと・・・。
もてる男と結婚するのも大変です。まさか、こんな心穏やかでない日がやってくるとは。

さて、ある日Mさんが「これでオレも遊びおさめだー。」と言いふらしていたことがあります。
奥さんが妊娠したといいます。
子供が出来れば浮気はしなくなるだろう、と奥さんは思っていたらしいと後で聞きました。
・・・が、出産してしばらくすると、Mさんはまた遊び始めましたとさ。

~~年月がたち~~
飲み会には【いい男】と言われたMさんも来ていました。
ちょっとふっくらしていましたが、同年代の人たちに比べれば、まだまだスリムです。
容姿がひどく崩れたようには見えなかったんですが。
今は遊びのほうはどうなのかといえば、全然もてないんだって!!!
「会社女の子たちからすれば、オレは男じゃなくて【オジサン】だよ」

おまけに小学生になったひとり娘から「くさい、あっち行け!」って言われると落ち込んでいました。
「女房とグルになって、オレのこと臭い、臭いって言うんだ。」
「もうオレ、(アッチのほうは)おしまいだ」とうなだれていました。
私は思いました。人間の(容姿の)栄華は短いのだと。

ごまかせないもの

2013-06-29 12:00:11 | 日々の出来事
かつて働いていた会社の同僚とすれ違いました。
すごく、いい顔をしていました。

私の30m程前を、20代半ばの父親が3歳くらいの男の子を連れて歩いていました。
通勤途中に、近くにある保育園に預けるようです。
子供は元気有り余る感じで、道路に飛び出していきそうになるのをお父さんは走って追いかけ、だっこしたり、背中を引っぱって連れ戻すのを繰り返しています。
親子の様子を、その人は目を細めて、愛おしそうに眺めていました。
非常に優しい顔で。

会社では表舞台(部隊)で活躍、って部署ではありません。むしろ、土台というか見えない部分の業務です。
今の元同僚の役職はわかりませんが、彼を見ていたら、ふと、そんなことよりもどう生きるか、何を感じどう考え、他にどうできるかのほうが大切なんだな、と思いました。
彼自身も社内結婚した奥さんも、どちらかといえば静かで地味な人でしたが、後輩や外部の人間にも分け隔てなく親切でした。
私は外部社員の立場でした。大企業でエリート意識の高い社内で、外部の人間は差別されているなあと感じることがよくありました。
あの職場で分け隔てなく、という人は珍しかったので覚えているのです。

生きていればいろいろあり、楽しいことばかりではないとは思いますが、他人の子供を見る目にその人が家族とうまくいっている様子がみえるようでした。
非常に穏やかで優しいものを感じました。
年をとると、顔の造作なんか問題ではなく、しわ一本にもその心もちが反映されてしまう気がします。
醸し出される雰囲気が、若い頃にはこだわっていた首から上のモノ(笑)なんか超えてしまうっていうのか。

私の友人で、30代半ばから、働きながら俳優をはじめた人がいます。
それまでの彼は、体が弱かったお母さんを若い時に亡くし、お父さんの病気・看病も経験し、そのなかで自分のための時間をつくり勉強を続けてきました。
今も兄妹で協力しお父さんの看病を続けています。
何度か舞台に招待いただき観に行ったのですが、彼はなかなか人気があるんです。
年いってても新人ですよ(笑) 新人なのにアンケートなどをとると、お客さんの反応がある。
また、彼を出してくれと。彼の芝居が観たいと。
あるシニア男性のファンのコメントがあり、彼には味があるのだといっていました。
なにか、人生の経験からなのか、雰囲気が伝わってきて、それが存在感として印象に残るんですって。
それは劇団の看板俳優たちも感じるようで、一目おいているようです。

年をとると、出てきてしまう(笑)雰囲気ってあるんですね。
ぼくは俳優として男前ではないし・・・と彼は言っていましたが、そんな首から上のモンで売れるよりいいじゃないか、と私は思うんです。
こちらからすれば、雰囲気のある人のほうがなんぼも素敵に(かっこよく)見え、一緒にいるとホッとします。
そういうほうが、いいと思いませんか!?

年とってよかった?

2013-06-28 12:41:11 | 日々の出来事
オバサンっぽい発言でナンだけどさ、20代とか若い頃は、ガンバればずっと好調でいられるかもって思ったの。
ようは、他人と比較して勝ち負けを意識していたわけ。自覚はなくても。
ずっと勝ち組でいたいって思ってた。

それなりに不調もあったんだけど、もともと体だけは強くて(笑)、人間関係でつまずくことはあってもそれ以外で悩むようなでかいコトはなかったわけ。
弱者の立場が想像できなくて、今になると、なんて思いやりのないヤツだったかって思う。
人の痛みがわからないって、致命的だよね。

そういう時って、自分がどんなに恵まれているかわかっていない。
ついていないって思っても、それでもかなりいい地点にいるってまわりに感謝出来ればいいんだけど、努力はせず環境とかのせいにして、傷ついた気分になっているんだよ。

さすがの私も、数年前からケガ等で不調に陥ることがありまして、そこでようやく弱い人の気持ちがわかってきました。
自分が痛い思いをしてからでなく、もっと若い頃にわかっていたら、人生違ったかもなって思います。

今になって、自分より若い人や、同じ年の頃の人の対応をみて「この人は弱者の立場をまだ経験していないのかな。気持ちがわからないんだなあ」と感じることが、まあ、あります。
腹が立つというより、むしろ気の毒になってきたりします。
巡り巡って、いつか自分がその立場になるからね。

例えばビジネスの場面で、強気で攻める(積極的な言動?)のはいいけれど、「止め」っていうか、良い具合の「引き」を知っておかないとあとが大変って思います。
体調がよかったり、業績が良い時だったらいいけれど、ナゼか、ここ一番頑張らないと! っていう時にアシスタントや顧客が離れてしまい、孤軍奮闘せざるをえないという人たちを見てきました。
人に「言える」立場の時にこそ、好調で「いける」って時にこそ、まわりに心配りをしないと、大事な時に人が離れていくんだよね。

逆に会社での立場が地味でも、人の陰で見えない働きをしていても、他を大切にしてきた人は、自分がやってきたことと別の形(場面)で助かっている場面を見せられることがあります。
あの、ひょっと、救われている、現象はなんだろうと思うのです。
ムズカシイことはわからないけれど、やはり、今までの行為が良い形で戻ってきたのではないかと。

先日誕生日がきまして、リッパなオバチャンの年齢(涙)だと思うんだけど、でもね、負け惜しみでなく、今より若くてもっとお金を稼いでいて好調だったあの時より、今のほうがマトモな人間だと思うのよ(笑)
外側の条件はイマイチでも、弱者の気持ちが想像できなくて自分のことばかり考えて冷たいヤツだった前よりずっと人としていいと(笑)
だからキッツいと思える経験も、年をとることも悪いことじゃないなって思うんです。

カメも私もやけに眠いぞ

2013-06-27 17:04:55 | うちのカメ(2013/8/7迄)
今日は久しぶりに家でゆっくりしています。
午前中に水槽の水を取り換え、甲羅干しをさせて。

今日のキャンちゃんは、日向で甲羅干しをして⇒はじっこ探索して⇒ナゼか私についてくる。こんなこと初めてです。
黒い靴とズボンだから?(クサガメのオスは年をとると黒化するから、親近感?)
私の足に乗ってきそうな勢いでした。
今までは迂回していったのに、靴に手かけてくるの。私のほうにずんずんやってくるんです。
これは、慣れたってことなのか、別の理由があってのことなのか、注意深く観察したいと思います。

・・・午後はなんっか、非常に眠くて、寝てました・・・。やばい。
キャンちゃんを見ると、彼女もお眠りモードで、手足を収納して、少しだけ顔出して静かにしています。
朝はよく動いたけれど、ごはんはほとんど食べませんでした。
今日も地磁気が高いのかしら。

昨日はカラスが束になって(笑)同じ方向にわぁーーって飛んでいたな。
あれは一体なんだろう。
1週間前くらいかな、ラジオで2種類の鳥が群れをなして飛んでいった、普段見ないのでなんだろうと思ったといっていましたが、それを思い出しました。
まあ、一応、あとで確認できるように、記録しておきたいと思います。
何か起こる前のパターンを、自分なりにキャッチできれば、大難を防げる可能性があると思うんですよね。

最近、電車遅延の原因が、ポイント故障とか異音検知とかっていうのが増えたような気がします。
ずっと鉄道沿線上に住んでいるので、ほぼ毎日電車に乗る生活です。
以前の遅延は人身事故くらいじゃなかったかなあ、と記憶しています。
人的ミスっていうより、機器の誤動作的な感じがするんだけど???
そんなのあっちゃイケナイのでしょうが、こういう日はスマホやPCのネットの調子が悪かったりしますので、機器異常があってもおかしくないと思うんです。
ほかの人の話を聞くと、電波時計の針がグルグル回ったとか、テレビが勝手についたというし。
とにかくこういう日は、ゆっくり出来るのであれば静かに過ごすことにしています。

あまりに眠いので、コーヒーを淹れました。気休めですが。
私、キホン、カフェインで眠くならない体質ではないんです。
・・・カフェいって飲むと、むしろこっくりこっくり寝てしまう時があったりして(笑)
今もさっきより少しマシくらいですかね。スッキリ起きちゃいないです。とほほです。

~~数十分後~~
地震あったんですね。栃木で震度4。(16時13分、M3.8)

地震後1時間以上たち、ようやく、目が覚めてきました(苦笑)
カメも起きてきて、動き始めました。
地震が起こったあと、急に体調が楽になることがあります。
ネットは相変わらず調子がイマイチです。

アナタがいるから、もういちど・・・

2013-06-26 21:23:53 | うちのカメ(2013/8/7迄)
今、ちょっと弱い立場にいます。
責められたり、上から目線でジャッジされる頻度が増えまして、きついなぁ、しんどいなぁ、と日常的に思ったりします。
こういう時でないとわからない他人の本性が見えてもきて、凄い体験してるなぁ~なんて・・・泣き笑いですワ。
私の外的状況がどうであるかで、発言・態度変わる人がいるんだな、と学びました。

こんな泣きそうな状態で、私に対してずっと態度が変わらないのは、母親とキャンちゃん(笑)です。
有難いよね。
まあ、キャンちゃんの場合、自分がどうしたいかですからね。
お腹空いていれば猛アピール。
来たい時に、ぴたっと寄ってくるわけです。
私の背景がどうので変わりはしない。



一対一の関係。
ただそれだけ。シンプル。

どうにも自分に価値を感じられなかったり、もうダメだって気持ちになる時があります。
そんな日、甲羅づくろい(端がめくれている甲羅のわずかな皮をピンセットではがす)で体預けるキャンちゃんを見ると、私がピンセットで攻撃するって思わないのかな、(もちろんやりはしないのだけど)そういうことに興味がないって分かっているんだな? 信用しているんだな? って、勝手に思うわけ。
そうすると、甲羅づくろいするの今は私だけだし、キャンちゃんの役に立つだけでも、私やることあるなら、もうちっとがんばってみようかな、なんて思うんです。

脱力上手

2013-06-25 17:58:09 | うちのカメ(2013/8/7迄)
朝起きたら、超高速で泳いでいたキャンちゃん。
泳ぎながら、足で石を弾くので、バシャバシャ・パッチンパッチン音がします。

ちなみに、ご飯くれ合図の石パッチンは、手で弾くんです。

「キャンちゃん、ご飯お召し上がりになりますか?」と声をかけたら、動きを止めこちらを向いたものの、またすぐにガシガシ泳ぎだしましたー。
昨日は半分以上残したし、今日はいらんのか。(ちょっと寂しい)

私ら人間は朝ご飯を食べ始めましたが、やけに静かなんで見に行ったら、浮いてました。


さっきあんなに激しく泳いでいたから、まさか死んじゃった…と顔を見たら、究極のリラックスモードでした(笑)
「なあにぃ~~?」
って表情。
手も足もだらりと伸びて気持ちよさそうです。
メリハリあるよね、うらやましいです。

月の満ち欠けって、生死や事故の発生、精神状態に影響あるっていいますよね。
普段の満月はそれほどでもないのですが、23日のスーパームーンは「きたなぁ~」って感じでした。
たまたまなのかもしれませんが、へこむことが続き、いつもなら流せる人の言葉が刺さるんだ。

そんな日でもキャンちゃんの世話はあるから、ベランダに出したりいろいろやるわけです。
こっちが落ち込んでいる時は、ベランダの一番遠くに離れて爪ガリガリ。
やや持ち直す(笑)と、近くでガシガシですわ。
あんたわかるんかい、って気分でした。

キャンちゃんは完全マイペース。
「キャンちゃん、お姉ちゃんつらいわあ」って言ったって、風で揺れる洗濯物のほうを向いて知らんぷりぷり。
こっちがどん底気分だって、おかまいなしです(笑)

こうなってくるとね、私なにを悩んでいるんだろうとアホらしくもなってきます。
私が悩んでいようと、悲しかろうが怒ろうが地球はまわる、どころか目の前のカメは甲羅干しやご飯や爪研ぎしてるからね。
一体、私の悩みってなんだろうと、果たしてカメの爪研ぎより重大ではないのかも、なんて。
考えるのがばからしくなり、ご飯食ーべよってなるわけです。

筋力ガール

2013-06-24 11:11:26 | うちのカメ(2013/8/7迄)
ベランダ散歩中のキャンちゃん。
お日様が当たらない時間は、はじっこに行ってこのポーズ。

頭はやや引き気味。両手で体を支えるようにした、腕立て伏せポーズ。
ますます筋力がアップするのでは…。うちで一番元気だと思う。

あれ、足は伸ばし、交互に伸ばしたり引っ込めたり。まさか痙攣?
昨日も同じ場所であの動きをしていた、まさかカメがショックを受けるような毒性のものがあの場所にはあるのか…?!(周りと同じコンクリにしか見えないけれど)
ドキドキ真っ青。

りょうま先生の所へ(また)連れて行かないといけないかしら。
怖いけれど、先生にキチンと症状を説明出来ないといけない、とおそるおそる近づいてみると…

右の足がぴくぴくぴく… ⇒左の足がぴくぴくぴく… ⇒右の足を…
びびりながらよく見ると、足に角度をつけて、爪の長い部分だけをコンクリに擦りつけてる?
ん? 短い爪はうまくさけて、長いほうだけを…研いでる!!!
ぴくぴくというより、ズズズって感じ。

なるほど、野生のカメは屋外環境にいて自然と爪が研がれて短いというけれど、キャンちゃんは今まで水槽の中で過ごしていて、外に長時間出ていないから爪が長くて歩きにくいのか…。
目の前で足をズズズ…と動かし、ガリガリ爪を削るキチンちゃんを見ながら、このまま、いつか短くなる日を待っていいのか、爪を切ってあげたらいいのか、だけどどうやって? と考える私なのでした。
また、はるばるりょうま先生の所かしら~~。

甲羅づくろい

2013-06-23 10:31:25 | うちのカメ(2013/8/7迄)
カメの朝は早いです。
起床4時半。曇りの日はやや回数が少ないのですが、天気がよければ朝から水槽の石をパッチンパッチンパッチン・・・。
「ごはん、ちょーーだいっ!!!」
人間は、カメが石をはじく音で起きることができます(笑)。

キャンちゃんは、ここ2,3日ごはんの量は少ないものの、力いっぱい元気であります。
(地震は大丈夫かしら~)
朝から泳ぐ、泳ぐ、泳ぐ・・・。
カメといえば健康・長寿、豊かさの象徴ですが、昔の人はなんで知っていたんですかね? あのタフさを。飼っていたとは思えないんですが。
一緒にいるといやはや、本当に元気なのがわかります。

りょうま先生のご指導で足のけが対策のため、水槽の水を今までより多く入れています。
すると、浮いてはいるんですけどね、腕立て伏せのようなカッコになる(見える)わけです。
なにをどうしても、鍛えるようになっているのかも~~。

今まで(体が大きく重いから?)ひっくり返ると戻るのにやや時間がかかっていたのですが、昨日は早かったですよ。
ベランダ散歩で足を鍛え、運動不足解消しているからかしら~~。

「ひっくりカメった。」


「よいっしょ」


「・・・」
ナニゴトもなかったように。

ある程度の時間外に出ると、甲羅が乾いてきて、薄皮がペラペラ盛り上がってきます。
今まで何年も完全に乾いたことがなかったから、過去脱皮した甲羅の皮?が残っているのか、何回かめくれてきています。
ペラペラめくれているところは、人間でいうとむずがゆい感覚なのでしょうか。
ブラシで甲羅のコケを洗う時はジタバタしてイヤイヤするんですけど、ほぼはがれかかっている端っこをピンセットではがすと、嫌がらずじっとしています。
で、ついでにしっぽに近いところをゴシゴシかいてあげるんですね。
それがとっても好きらしく、腰をフリフリします。
かいて欲しいほうのお尻?をこっちに向けるんですよ。
で、そろそろ手が疲れたな・・って休むと「え、やめちゃうの」ってふうに振り向くんです。
言葉は話せなくても、通じあっていると感じる瞬間です。

怪力 カメ

2013-06-22 20:31:25 | うちのカメ(2013/8/7迄)
久し振りのベランダ散歩です。

うちのカメ、30数年生きていて、今年初めて水槽を(洗う時以外)出る⇒歩く経験をしています。
じゃあ子供の頃から甲羅干しはどうしていたんだ? と尋ねられたら、水槽の端に寄りかかりつつ立ち上がっていた、と思います。
去年まで会ったことがなかったので推測ですが、私のプロフィール写真にあるような体勢をここにきてからよく見ました。

本で「子ガメは」このような体勢をとる云々とありました。
うちのキャンちゃんは、30数年続けてきたわけですから、足腰?の筋肉を鍛え続けてきたわけです。

さて、水槽を洗ったあと、私は部屋に戻りつつ、外の様子は気にして掃除などしています。
今日は暑いこともあり、ベランダと部屋の間のガラス戸を少し開けていました。
カメの顔が入るか入らないかの幅です。
そのちょっとの間でキャンちゃんと、あっちとこっちで見つめあい(笑)遊んでいたんですが、コーヒーを飲みたくなりその場を離れました。
すると、ぎ・・・って音がするんですよ。
まさか、と思い、ガラス戸の方に行くと、キャンちゃんが両手で戸を開けてる!!
この家の戸って、かなり重い(固い)んです。
以前の家と比べるとガラス戸は厚みがあり頑丈な作りで、大人の私たちでも動かすのに重いと感じます。
だから大丈夫と思っていたら~~、とんでもない!
で、今度は私との押しあい・引っ張りあいです。
人間の方が余裕で、と思うでしょ?
ところが、なんと一回キャンちゃんの引きが強い時があり、更に開いちゃいました。
「やばっ」
と思った瞬間、キャンちゃん勢い余ってゴロンとひっくり返っちゃった。

~数時間経過~
・・・明日からどうしよう。考えがまとまらぬまま夜を迎えております。

キャンちゃん? 今彼女は水槽の石をパッチンパッチン弾いています。
遊んでいるんだか、寝床を作っているんだか・・。弾く手もなかなか力強い、でございます。

キャンちゃん、りょうま先生に会う

2013-06-21 18:03:11 | うちのカメ(2013/8/7迄)
ここのところずっと、引っ越し準備でバタバタしています。
今の家を退去しないといけないんですが、やること盛りだくさん(苦笑)でぐったり気味でやんす。
で、こういう時に限ってキャンちゃんの水槽に、血を発見しちゃっりするんですよね~。

真っ青になり動物病院へ。
確かに忙しい、他にやんなきゃいけないことはある。
おまけにこのカメの飼い主は、私じゃない、…って、そんなつまらんことで万が一死なせてしまっては、一生後悔すると思ってしまうんです。
カメさんは「痛い」とか「これなら大丈夫」ってしゃべらないし。
なにより姿かたちは違っても、同じ命だもん。

カメ好きの先生は初診の時「大きく立派なカメさんですねえ。多くはここまで大きくなる前に死んじゃうんですよ」と傷口の確認はちゃんとしながら、なにげに嬉しいそうに全体の観察をしていました。
先生がいうように、うちのカメはでかくて重いんです。
去年、キャンちゃん用のキャリーケースを買っていまして、小型犬用のをね。
メッシュ部分から風が通るし、大きさもゆとりがある。
…んですが、カメが入ると更に重くなるんですよ。
近くにカメを診ることの出来る獣医師がいなくて、遠方まで越境診療ですワ。
遠路はるばる行くわけですよ。
病院の最寄り駅からは坂を越えて。えんやコラとはこのことだな、と思いながら。

…で、あまりに重いということで、二回目は買い直した軽い素材のバッグで行きました。
だけど窓がなくてね、暴れるんですよ。
当たり前ですよね、目の前が見えないって怖いよね。
いよいよ待ちに待った診療の時、バッグを開けると、プ~~ンと臭い!
キャンちゃんの足にはウンコがべったり。下に敷いていた新聞紙はビッチョリ。
「こういうことは、よくあることなんですよ。慣れない所に来るわけですから。私のことは気にしないでいいですよ。」と先生。
ありがとうございます!(感涙)

さて、今回もウンコまみれになりながら、りょうま先生の前に登場…。
「よっ、久し振り」
と、頭なでなでされながら先生の診察を受けるキャンちゃん。
知らない(見慣れない)人が近付くと収納しちゃうのに、先生の前では引っ込まないんですよ。
わかるんですかね、カメ好きな人が(笑)

ところで、左足の傷口から出血していたことが判明。
擦り傷程度で、薬を塗るまではいってないそうです。
環境改善の指導はあり、終了。
ほっとしました。
帰ってからが、ウンコまみれのキャンちゃんの足と甲羅、バッグ洗いに時間がかかりやんしたが、命に別状がなくひと安心です。