命のカウントダウン(健康余命3605日)

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2021年1月1日(年末まであと364日)

2021-01-01 21:07:39 | 新型コロナウィルス
Wikipediaより引用
1月1日(いちがつついたち)は、グレゴリオ暦で年始から1日目に当たり、年末まであと364日(閏年では365日)ある。誕生花は松(黒松)[1][2]、または福寿草。
キリスト教においては生後8日目のイエス・キリストが割礼と命名を受けた日として伝えられる[3]。

年末まで364日と言うのが気に入りました。 私のブログも、健康寿命が尽きるまでの日数を、日めくりカレンダー的に数え続けていますので・・・同じくチョット斜め目線でニヤリとしました。

例年通り、元日から仕事しました。癌末期の在宅患者さんたちへの訪問診療4件です。皆さん、危ういながらも何とか年を越すことが出来ました。ご本人の頑張りは勿論ですが、ご家族のサポート、訪問看護やサポートしてくれる介護の人たちの力によるところも大きいです。年末の5日間、私は休暇をいただいておりました。勿論、留守を仲間の医師に頼んではおりましたが、前もっての変化に対する準備、電話やメールなどでのリモート指示で、留守番医師の手を煩わせることなく、休暇を楽しむことが出来ました。訪問看護ステーションの訪問看護師の力は偉大です。在宅医療の中心は訪問看護師です。今より以上、訪問看護師に出来る事が増えなければ、在宅医療の今以上の普及は無いと思っています。現在、厚生労働省はそのつもりだと思います。最大の抵抗勢力は・・・・日本医師会です。在宅医療から遠い人に限って、既得権の移譲に抵抗する傾向があると感じています。

 12月27日夜から31日夜まで、家族で移動し、休暇を大いに楽しみました。Gotoも12月27日の1日だけ使う事が出来ました。

私は、「知識と意識向上及び訓練で予防しながら、日常生活を守るべき」だと思っています。ヨーロッパやUSなどの感染拡大国では「日本を見習え」と言う声が高いと聞いています。向こうから見ると、日本は強い規制をすることなく「上手く感染をコントロールしている」様に見えるのでしょう。
現在のところは、感染が拡大しているとはいえ、1日の患者数が20万人を超えるUSや、5万人を超えていたフランス、いまも5万人を超えて新たな変異種と戦っているUKに比べると、桁違いに「上手くいっている」のでしょう。
桁違いに上手くいっている理由は、ファクターXとも命名され、色々と話題になりましたが・・・・結局、(ネアンデルタール人の遺伝子とかBCGとか小さくは影響しているかもしれませんが)大きくは日本人の行動様式に基づくものだと私は考えています。
 新型コロナウィルス予防に対する知識を深め、意識を高め、軽く訓練することで(3密を避ける、マスク着用を忘れない、人ごみに出る場合は眼鏡を掛ける等目の保護も心がける、手洗い、アルコールでの手指消毒をこまめにする それだけで十分!)上記を心がければ、京都大学:宮沢准教授が言われるように感染リスクを1/100にすることが可能です。
 日本での感染者のうち、1割強が医療関係者ですが、その多くが、新型コロナを扱わない立場での感染です。例えば、骨折患者さんの感染が後になって判明し、検査をしたら、濃厚接触してしまっていた医療関係者が感染していた等、そして、そのような感染者からクラスター感染が発生したなどで医療関係者の感染が増えています。
 
 以前から、何度も言っていますが、スタンダードプリコーションの考えに従い、すべての他人、(そして自分も)は感染している可能性があると考えて行動、対処する。それが感染リスクを最小限にするポイントです。ただ、その「レベル」を考え、要領よく実行しないと、時間も物品も多くを要し、「そんなことしていたら何もできない」事になってしまいます。

 ですから、知識と意識の向上、そして軽度の訓練が必要なのです。
 考えてください  「知識と意識、訓練などで感染防御が出来ないと考えるなら・・・・コロナ病棟で働くことが出来るでしょうか?」高性能マスクやガウンなどの感染防護具は勿論有用です。ですが、物品だけで感染防御は不可能です。
 モノ(PPE)は、ネットで入手可能です。しかし、知識と意識、訓練の無い状態の方が、着用しても、幼児に日本刀を持たせるようなものだと感じます。。使い方を知りたいはネットで探すことが可能です。理解し、少しだけ訓練したら使用可能だと思います。家族が感染して自宅での隔離などになっている場合は利用されたら良いと思います。
PPEの着脱方法 

普通レベルでは、サージカルマスク、可能なら眼鏡(保護メガネ)の着用かフェイスガード(両方使えば更に良いですが・・・・距離を取れば、両方なくても良いでしょうね)、手指消毒で十分だとは思います 晴れている日にレインコートみたいなガウンを着て歩くのも・・・・違和感ありすぎますよね。 それよりも・・・考えて行動し、可能な範囲で感染を遠ざけた方が現実的だと思います。