命のカウントダウン(健康余命3605日)

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小手先の規制では感染は抑えられない

2020-11-24 23:09:19 | 新型コロナウィルス
GoToトラベルの小手先の見直し。こんなもので感染拡大が抑えられるわけがない。繰り返して言うけれども、国民全員に「誰もが感染している可能性があるとしたうえで、自分の行動を考える・・・・スタンダード・プリコーションの考え方」を理解しないと感染は抑制できない と、私は思っています。 遠回りで観念的に思えるかもしれませんが・・・・この考え方への理解無くして、新型コロナウィルスに対する感染抑制は不可能だと私は確信しております。

 感染しても、何らの症状もないまま治癒に至る方が、感染者の2割近くも存在するらしいです。本当に厄介な感染症ですねぇ


 政府は24日、観光支援事業「Go To トラベル」で、新型コロナウイルスの感染が拡大している札幌、大阪両市の一時除外を決定した。期間は同日から12月15日までの3週間。両市を目的地とした旅行に関し、予約済み分は12月1日出発のものまで割引対象とし、それ以降は適用外とする。利用客の解約料負担はなくし、キャンセルで損害を受けた事業者には政府が補償する。(他の地域でも同様の対応をすると、たった今速報が流れています。)

 北海道や大阪府は感染拡大が深刻な状況として、両市をトラベル事業から一時外すよう政府へ要請。菅義偉首相や西村康稔経済再生担当相、赤羽一嘉国土交通相らが24日午後に首相官邸で会談し、除外を正式に決断した。
 会談後、赤羽国交相は「これ以上の医療の逼迫(ひっぱく)は回避しないといけない」と述べた。感染者が急増している東京都の扱いに関しては、現時点で都から除外の要請がないと説明した。
 割引対象から外れるのは、札幌、大阪両市を目的地とする旅行。利用客から予約のキャンセルがあった場合、政府は旅行・宿泊業者に対し、その旅行代金の35%を補填(ほてん)する。新規予約の受け付けは停止する。一方で、両市から出発する旅行は引き続き割引対象とする。トラベル事業で回復している観光需要の落ち込みを最小限に抑える狙いがある。

日曜祝日でこの数字・・・

2020-11-24 00:05:35 | 新型コロナウィルス
 新型コロナウイルスの感染者は23日、国内で新たに1520人が確認された。
 東京都は314人で、1日当たりの感染者数は6日連続で300人を超えた。大阪府は281人、北海道は206人で、いずれも高い水準で推移している。愛媛県は過去最多となる26人の感染を確認。県議2人の感染者が出ていた宮城県では、新たに県議8人と議会事務局職員ら2人の感染が判明した。【毎日新聞より】

日曜祭日、検査数は非常に少ないはずです。東京の場合、これまで土曜は平日の半分強、日曜はそのまた半分、平日の1/4程度でした。


上記グラフで、櫛の歯が欠けたように見えるところが、土曜日曜です。
昨日の日曜日に知人が「発熱したのだが、発熱外来も休日診療所も、どこも診てくれない。」と、電話がありました。何とか各所当たって、インフルエンザ及び新型コロナのPCR検査を受ける事が出来たそうです。インフルエンザは陰性でしたが、PCRは休日のため、検査施行は明日になってから(検体は採取済み)だそうで、結果は明日の午後になるとの事です。

奈良県では本日11月23日、21名の新規陽性者が発表されました。
http://www.pref.nara.jp/secure/238795/1123houdou.pdf
しかし、その内容を見てみると、PCR陽性と判明した日は21日以前が18名、22日3名 です。
24日以降、患者数が増加することが予想されます。

先にも言いましたが、来週中に3,000人を軽く超えるでしょう。
このままいくと、年内に1万人に達する可能性があると感じています。

全ての人が感染している可能性があると考え、それ相応の対応をする。
それが、スタンダードプリコーション(標準予防策)の考えです。

この考えを日々の生活に反映させないと、いくらGoToを「トカゲのしっぽ切り」で中止しても、新規感染者も重症者数も減少しないと思います。

常時、手術時レベルの感染予防が必要だなどと言っているわけでは毛頭ありません。「すべての人が(自分も含めて)感染者である可能性あり と、考えて行動しましょう」と、言っているのです。