昔が良かった。

古き良き時代というけれど。クルマ好きにとって、60年代、70年代は希望があった。

いきなりのパワーダウン『国産の寿命は計算どうり』

2019-01-04 03:01:30 | ALFAROMEO


初めての、ダイレクトイグニッションコイルの突然死

 

メカニックになってから、何度走行中のトラブルに出くわしたことか。

でも、ノーマルの国産車で、こういうことはめったに無い。

年末、31日の夕方、最後の餌を買いに、工場から香芝のスーパーに出かけたときだった。王寺ニュータウンへの軽い上り道の交差点の手前で、急にパワーが無くなった。

普段の足の、古いアトレーターボの4駆が、登り道でガソリンタンクの不具合から、ガソリンが半分以下になったら、エアーを吸ってパワーがなくなるのは、わかっていたが、このときは、満タンから,まだ100キロも走っていないときだったので、何がおきたのかわからなかった。

とりあえず、まだ道が広いところの交差点で右折して、ニュータウン内でUターンしてきたが、平地でもまったくパワーが無い。

オートマなので、マニュアルのように半クラッチでだますこともできないし、アクセルを、思いっきり踏むと、ミッションはシフトダウンするが、パワーが無い。しかしもし、パワーが復活したら、暴走してしまうのではと言ういやな予感が脳裏を掠める。

年末の最後の最後で、何とアンラッキーなことか。

しかし年末なので、道路は車も少なく、国道25号から、工場の方面に右折する交差点はガラガラだったので、国道上でのエンコは免れた。橋の上で勢いをつけて、最後の上り坂を登ったら、後はくだりで押してでも工場にたどり着ける。

工場の前で、車を止めると、どう見ても1気筒が死んだ状態のアイドリング。

過去のこの車を手に入れたときの経緯を考えると、Exバルブが,また欠けてしまったのかとも思ったが、まったくパワーが無くて、から回しでも、息を吹き返す感じが無かったので、インジェクターか、ダイレクトIGコイルか、ぐらいしか考えられない。

これがロメオなら、イタ車の電気系とのことで、あきらめも付くが、安全保険のための国産車でのトラブルは許せない。
そうでなくても、先日手に入れた164Q4が、フルオートエアコンのトラブルで、夜間走行の必需品のデフォッガーが効かず、左手にタオルを持って、フロントガラスを拭きながら走行しなくてはならないのに。

これで正月は、表に出られないので、非常食の正月になるなと覚悟した。

元日は、どうしようもないので、昼過ぎまで寝ていたら、電話が。

そういえば、何的のあいさつ回りもしてなかったなと思いながら、電話に出ると、摂津のときのお隣さんのO自動車さんが、今、工場の前にいますと。

急いでシャッターを開けて、お互い年末年始の挨拶を。手土産にと、ストーブと、食料品を持ってきてくれた。

O自動車さんは、工場の引越しのときも、手伝ってくれたし、なにかと、力になってくれる。

連絡して無くても、タイミングよく現れてくれる。


O自動車さんは、私の話を聞いただけで、ダイハツならIGコイルだとのことだった。
今日、天気が良かったので、点検したら、2番のコイルが死んでいた。

↑の写真の胴を見れば、縦に割れているのが判るが、3番のコイルも割れが入っていた。

十万キロ弱とのことで、なるほど国産は良くできているなと感心した。

 

 

 


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