ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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WAECOの冷蔵庫を効率よく使おう ! (その2)

2017-10-08 |  冷蔵庫

 

前回は、冷蔵庫の裏側のガラリにファンを付けて強制換気する方法を紹介した。

今回は、庫内にPCファンを取付けて、冷却効果を上げてやろうという試み。


今日は、本題に入る前にWAECOの冷蔵庫のいい加減な箇所を一つ紹介
冷蔵庫のドアを開けると内部の照明が点灯するようになっているが、
ある時に気が付いた。


照明ボックスのプッシュ式のスイッチを押せば消灯し、ドアを開ければ
スイッチが飛び出して点灯する。
ゆっくりとドアを閉めてもスイッチに当たる感触が浅過ぎる。
もしかしてと思い、
デジカメをセルフタイマーにセットして冷蔵庫のドアを閉めた。
撮影された画像を見て ぶったまげー !!   
閉めた冷蔵庫の中で照明が点いている。
やはり、予感は的中 !
対策として、
冷蔵庫のドアにスイッチの棒が当たる箇所に樹脂棒を適当に切って貼った。
これで、ドアを閉めた時に照明が消えるようになった。 
WAECOの冷蔵庫を使っている方は一度テストすることを強くお勧めする。

WAECOというメーカーは以前から聞いたことがあったが、
僕はてっきりドイツのメーカーだとばかり思ったいた。
しかし、ジルに積まれている冷蔵庫が余りにもチャチなので、
ドイツ製ではないだろうと調べたらスウェーデンのメーカー
だというのが分かって納得した。

さて、本題に入ろう。
国産の優秀な冷蔵庫に慣れ親しんでいる我々が、WAECOの
冷蔵庫を使って驚くのが温度差があり過ぎること。
製氷室で氷はできるが、
庫内の下のほうの温度が10度くらいと、冷えが足りない。
温度調整つまみを回しても製氷室の温度が下がるだけ。
缶ビールを入れてもキンキンに冷えない!!       
冷蔵庫を食品でいっぱいにすると、さらに冷気が下まで届かない。
ネットで検索すると、数件ヒットする。   
ファンを取付けている記事を見つけるが、今一分からないことがある。
結局、冷蔵庫の製氷室を分解してみて対策が分かった。
製氷室のカバーを止めている枠のビス4本を外せば枠が取れる。

製氷室の上に載っている白いパイプは冷媒配管で、針金のようなものが
ブルドン管の温度センサーだ。  

温度センサーは、冷媒配管に固定されている。
センサーの場所は製氷室上のやや左奥にある。
ファンで庫内を冷やすには、製氷室のエバポレーターの外側の空気を
循環させれば簡単だ。

そうすればセンサーも風を受けるのでコンプレッサーを動かすことになる。

考え方として、
① ファンの大きさは、小さなもので構わない。

② 取付け場所は左右どちらでも構わないが、センサーがやや左奥にある
③ ファンの取付けは吹込みにしたほうが遠くまで届く。
④ 庫内の食品の量によって温度が変わるのでは?
⑤ 邪魔にならないところに取付けたい。
⑥ ファンの大きさが不明
⑦ どこに取付けるのがベストか?
⑧ ファンを止められるようにスイッチを取付けよう。

PCファンの小さいものを適当に探して取付けた。→ 40×40mm  12V 0.1A
配線は、仮設工事用の低粘着テープを利用。

 

ファンの取付けは受け皿の奥の隙間にうまく風が送れるようにする。


場所を動かす可能性があるのでマジックテープで取外しできるようにした
広範囲にマジックテープを貼って動かせるようにした方がいいかも知れない。
配線を固定しているのは、仮設工事で使う低粘着テープを使用。

この場所は、霜取りするときにファンに水がかかるかも知れないが、
他に適当な場所がない。電源は、照明から取った。

 

結 果
ファンを取付けたので、
キンキンに冷えたビールを飲めるようになった。 


庫内の温度を簡単に10度以下に出来るようになった。
製氷室のすぐ下に野菜を入れると凍る事がある、その時は
ファンのスイッチを切る。 
これで数年間使用した。


次回は、ファンの温度コントローラーの取付け。

 

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10/8 一部再編

コメント (2)
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