茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

農家の台所

2009年08月26日 | Weblog
お茶のお友達が佐賀に嫁ぐというので
今夜もワイワイ集まってきました
SAGA佐賀にご縁ができて
うれしい~

宴の場所は
恵比寿の「農家の台所」というレストラン
「農」のダイナミックなパフォーマンスに
目を見張りました
画像は野菜のフルーツポンチ「ベジポン」
つまりバイキングのサラダコーナーなのですが
「この葉っぱは何?」
「カボチャやエノキを生で食べるの?」
などなどときめきの多い数揃え
そして頭上には生産者さんのポスターが
どーっと張ってありました

生産者はクリエーター
そんなコンセプトで
「農」をおしゃれにエディットした場所でした
農業研修を受けているスタッフの皆さんは
野菜の知識もさることながら
土と向かい合う想いがご自分の言葉で語れる方々でした
でも何よりも
野菜がどれも本当に甘くて何度おかわりに立ったことか

お茶も
アシタバ茶やにんじん茶などがありました
カメリアシネンシスのお茶は
徳島の寒茶がありました
海部郡海陽町宍喰でしか作られていないお茶で
何が特徴かと言いますと
伝統的にお正月明けの極寒の時に茶摘みをするそうで
現在この寒茶を作る農家はわずか20軒とか

極寒の茶摘みというのは
地元の方々が様々な時期に茶摘みをした結果
一番甘くておいしいお茶ができるのが
この時期に摘んだお茶だったからといいます
この時期お茶は冬眠をしています
寒い冬を越すために
糖分を蓄えているから甘いんじゃ
ということで一押しのお茶でした
お稽古の時にみんなで飲んでみようと思います

農業を楽しんでいる若い人を見ながら
伊藤和也さんのご冥福を祈りました

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