茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

通仙亭

2009年10月23日 | Weblog
売茶翁が構えた喫茶店「通仙亭」の名は、
盧仝の「茶歌」(または「七碗の句」)という詩から
きているものといわれていますが、
「仙台に通じる」で通仙なんて思いがあるかどーか!
茶坊主様、
明日また田中先生に是非!伺ってみて下さい~。

心はですね、
売茶翁は22歳に大病を患って後、
何かにひかれるように仙台に向かっているのです!
その何かが何か。
月耕和尚とか芭蕉とか、
何か発見があるかもです。

以下は2009年4月4日にご紹介した盧仝の「茶歌」
原文です。

走筆謝孟諌議寄新茶

柴門反關無俗客
紗帽籠頭自煎喫
碧雲引風吹不断
白花浮光凝椀面
一椀喉吻潤
両椀破孤悶
三椀捜枯腸
唯有文字五千巻
四椀発軽汗
平生不平事
尽向毛孔散
五椀肌骨清
六椀通仙霊
七椀喫不得也
唯覚両腋習習清風生
蓬莱山在何處

玉川子
乗此清風欲帰去



画像は
別冊太陽 summer82から
1982年6月25日発行
平凡社


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1 コメント

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shiotani@honkatsuo.co.jp (かおり)
2009-10-24 09:49:26
お久しぶりです。先日の浜離宮、とても残念でした。久しぶりにお会いできるのを楽しみにしていましたが、息子のインフルエンザでして師匠の「今回はやめようか」のお言葉に甘えさせていただきました。
気になりながらのイベントですとやはりミスをしかねない事もあり、申し訳なかったのですがお休みさせていただきました。
お元気そうなお話を伺い、ぜひ次の機会に!と思います。来年は世界お茶まつりもありますのでお時間ありましたらぜひ来静いただきたいと思います。 どこもインフルエンザが蔓延していますのでどうぞお体に気をつけてくださいね!
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