茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

美津峯(みつみね)焼

2011年02月21日 | Weblog
空はどんより冬の重さでしたが、
大地にはちゃんと春が来ています。
茶畝の表面の葉は冬の固さでしたが、
ちょっとかき分けてみると、
鮮やかな緑の柔らかい葉っぱが
守られていました。
さあ、忙しい季節がやってきます。
楽しみだなあ♪

近々、2m以上にも延びている
放置茶園を刈る作業があるというので、
その刈り取った部分を焼いて
その灰で釉薬をつくって
お茶碗を焼きた~~~い!と
おねだりしてみたところ、
ま、やってみっかなお返事をいただき、
かつ、素晴らしい陶芸家さんをご紹介いただきました。

茶畑のすぐ向こうに
その夢の工房はありました。
岩澤英一さんは、
地元の素材を利用した釉薬で
創作活動に励んでおられる陶芸家とな。
美津峯(みつみね)焼」という名も
その素材を提供してくれる
豊かな三峯山に由来するそうです。

3名のお弟子さんが
楽しそうに作品に取り組んでおられました。
清川というところは、
神奈川県で唯一の村です。
自然も豊かですが、
その大いなる山や川と共に呼吸をしている方々の
豊かさもまた格別で
至福の時間を過ごしました。

灰にするお茶の木は
葉っぱ付きでOK。
ただ、土が混ざるといけないというご注意を受け、
それでは外では焼けないし、
ドラム缶もちょっとなので、
ストーブのあるお家にお願いすることになりました。

とっても楽しみです。
放置茶園ばんざい~。


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