茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

シェイク抹茶

2009年06月14日 | Weblog
「墨田の花火」というあじさいを初めて見た日
ちりばめられたその紫が息をのむほどに美しくて
大きな鉢を抱えて帰りました
季節が終わり
その子はお庭のあるお友達の家にもらわれていきましたが
今年も美しく花を咲かせ里帰りしてきました
おいしいお抹茶を連れて

お友達のお嫁さんが
お義母様はお茶がお好きだからと
いろいろなお茶をお中元に届けてくださったとか
宇治辻利平衛のお茶シリーズでした
良くできたお嫁さんですね~

さっそくシェイク抹茶のお試しタイム
「宇治有機たべる抹茶」をお水に少しとって
シャカシャカ
あっという間にきめの細かいアイスお薄のできあがり
結構なお点前でした
粉末茶でなく
ちゃんと石臼で挽いた甜茶というだけあって
こくと甘みのあるおいしいお抹茶となりました

有機栽培のお抹茶は
うんと手をかけたお茶か全く放っておいたお茶かです
宇治辻利平衛さんのHPを見ると
手をかけておいでのようです
「有機農業といえば土づくり、堆肥づくりといわれますが、
 野菜くず、豆殻、道端の草、落ち葉、木の皮といった有機物と、
 家畜糞を交互に積んで、微生物によって分解されたものを堆肥いいます。
 この植物の残りかすの中に、土から吸収したカルシウムやマンガン、
 マグネシウム、鉄、亜鉛、銅などの微量要素が含まれており、
 これを土に返すことによってミネラル分豊富な土ができます。
 そして、このミネラルこそが甘味、旨味、コクといった
 農産物の味の決め手になります。」

お茶はまるごと摂ってこその養生の仙薬
忙しい朝に
このシャカシャカ抹茶はちょっとはまりそうです