茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

東京大茶会

2008年10月02日 | Weblog
茶坊主さま、コメントありがとうございます。
兼山の湧水は、「菊の水」「不老水」と呼ばれているよなお水なのですね。
本当にどうやって運んできたのか、
お勉強は「つづく」であります。

熊倉功夫氏の『茶の湯の歴史』には、
800ほどの茶席の中で、
秀吉は唯一美濃の一化の茶を飲んだと書かれています。
やっぱ、美濃です。

それにしても、
金山衆の仕事が、
・敵の城の水の手を絶つ
・簡易トンネルを掘って忍者を忍び込ませる
・自分の城が敵に囲まれたときの抜け道用トンネルを用意する
というのは、
とーっても興味深いです。
んー、いろいろな妄想がひろがってくる~~。

歴史にお詳しい茶坊主様、
お茶から歴史が見えてくるとですよねえ。

ではここで、今日はイベントのご案内。
400年の時を超え、今、北野大茶湯が蘇る?
来る10月25、26日の両日に「東京大茶会」なるものが開催されます。
HPのご案内によると、
  かつて豊臣秀吉は、京都北野天満宮において800以上の茶席をつくり、
  黄金の茶室を持ち込んだり、名茶道具を披露するなど、
  茶に関心のある人ない人、すべての人に茶をふるまったといわれています。
  1587年10月に催された、この「北野大茶会」にヒントを得て、
  420年後の今、伝統ある日本の茶文化を守り伝えるべく開催されるのが、
  「東京大茶会」です。
だそうですから、すっごいではありませぬか。
http://www.tokyodaichakai.jp/index.html

場所は、新橋・汐留下車の浜離宮恩賜庭園です。
いかなる場となりますか、
浜離宮を彩る400年の実り、追ってご報告いたします。

画像は、鎌倉「豊島屋」さんの彩る秋です。