ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

カウンセリングを語る

2018年03月06日 | 男子に対する性暴力



今年実施する男子に対する性暴力の調査では、常にソーシャルワーカと一緒に仕事をするのと(でもカンボジアにはソーシャルワーカーの定義もないし、2日間講習に出ただけでもソーシャルワーカーってことになるそう)、カウンセリング手法を使ってインタビューを取るので、勉強しているところ。


↓日本では大御所、河合先生の本でサクッとまず基本を押さえる


写真の河合先生がとても若いので、何十年前に書かれたものなのだけれど、2018年の今読んで見ても、しっかり内容が心に届く。

この本、仕事にだけではなくて、自分の子育てにとても役立つ話ばかり。教員相手に講義しているというのもあるし、相手が子どもたち中心なので、まさに子育て論でもあるのだ。

でも、実際に、問題のある行為の子どもに接するのは難しい。うちの子達は2人で凄まじい喧嘩をして家をひっくり返しそうなことが頻繁にあって、どっちも悪いし、「お兄ちゃんだから」と言って上の子を責めたくないし、なんともジレンマなのである。取り合いするようなおもちゃを買ってしまった私も悪いかなと思うし。

この本は上巻しか買わなかったので、早速下巻も取り寄せて読みたいのである。