お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

酵母菌

2009-05-24 | 自家製酵母パン

 最近、天然酵母パンの膨らみがいまひとつ。

 今までとパンの配合をかえたのが原因か、菌の力が弱まっているのかは今までの配合で作ってみないとわかりません。でも、4月に作った酒粕酵母も12月に作った酒粕酵母も結果は同じなのでもしかしたら、冬の酵母と言われる酒粕酵母は、もしかしたら今の時期には難しいのかも???しれません。

 そんな時、生徒さんからたくさん元種をいただいてしまいました。

Sany0854

「レーズンとヨーグルトのかけあわせ酵母の元種」と「バナナ酵母の元種」、「レーズン酵母の液種」の3つです。

私とあおいさんのブログを見たがきっかけで始めたと言っていましたが、とにかくいろいろな酵母に挑戦して、自家製天然酵母でいろいろなパン作りに挑戦して...とにかくすごいんです。

いただいた酵母菌は、もう少し増やしてからパンを作ろうと思って、えさを与えておきました。

 そして、さらに...私も只今新しい、元種を作成中。

その名も「パイナップル缶酵母」

実は、ちょっと前に試作に使ったパイナップルの缶詰が残ったのでタッパーに入れて冷蔵庫に入れておきました。そのそのタッパーの蓋がポッコリ膨らんでいるので見てみると、ぶくぶく発酵していたんです。カビは全くはえていませんでした。つまり…これが発酵。そう思うとこれでパンを作ってみたいという気持ちが強くなり、3日間管理しながら発酵状態をベストな状態にして、元種を作ってみました。それが、想像以上に発酵力が強くいい感じ。まだ、完成はしていSany0862ませんが、これでパンSany0863を作るのが楽しみです

正直、天然酵母を作る目的としては無添加なので、缶詰のシロップなんて許せないとも思ったのですが、発酵しているものを捨ててしまうなんてもったいない。これで試してみたいという気持ちの方が強かったのです。

ちなみに、その中に残った、パイナップルの実。きっと、酢になっているはず…と思って、おそるおそる口に入れてみると…。

酢ではなく、お酒でした。パイナップルビール?かパイナップルシャンパン?といった感じで食べた瞬間シュワッ、ピリッとした感じがあってアルコールになっていました。

これ以上食べると、飲酒運転になってしまうかも!?と思ってしまうくらい。今までの私だったら間違いなく捨てていた缶汁とパイナップルの実。発酵ってすごいです。

だけど、これ以上パイナップルを食べるかというと…。アルコールもあまり好きでないし、ちょっとまだ抵抗力があるので、一口だけしか食べませんでしたがすごい発見です。

実は、これも以前、あおいさんのブログで同じような体験を読んだことがあって、すごく興味があったんです。

ビール酵母とかがなくても、自分でお酒がつくれちゃいそう。実際に作る方法はあるみたいなのでちょっとだけ興味がわいてきました。