大毅、判定で坂田下し初防衛に成功！／ＢＯＸ

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）フライ級タイトルマッチ１２回戦（２５日・東京ビッグサイト）初防衛戦に臨んだチャンピオンの亀田大毅（亀田）は判定で挑戦者・坂田健史（３０）を破り、初防衛に成功した。
【写真で見る】両者譲らず判定となった大毅ｖｓ坂田
　序盤、まず攻勢に出たのは坂田。低い姿勢から積極的に前進した。大毅は挑発気味に動いたが、ともに強烈なパンチをヒットすることはなかった。

　序盤は距離を保っていた大毅だったが、中盤で反撃。坂田はバッティングにより、右まゆ付近から出血した。坂田は出血が目立ったが、手数を減らすことなく前へ前へとプレッシャーをかけ、優位な展開のまま試合を折り返した。

　終盤９Ｒ、反撃したい大毅は、カウンター気味にワン・ツー。右ストレートが坂田の顔面を捕らえた。坂田はややぐらき、両目付近から出血したが、それでも下がることなく応戦した。

　結局、両者譲らず判定戦へ。結果は３－０で大毅が初防衛に成功した。


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