cahors日記

美味しいものを求めて東へ西へ

江戸東京たてもの園~西ゾーン①~

2010-07-19 | 近場お出かけ
八王子の車家で美味しいお蕎麦をいただいた後、前から気になっていた『江戸東京たてもの園』へ。



小金井市の小金井公園の中にある野外博物館。



7haの敷地に江戸時代から昭和初期までの27棟の復元建造物が建ち並んでいます。



現代建築も素晴らしいけれど、日本古来の建築物に底知れぬパワーを感じます。



日本人だからこそ、日本の文化を大切にしたいという思いが年々高まってきています。



さてさて、



小金井公園自体も約80haとかなり広い。日比谷公園の約5倍というから相当な広さ。




紫陽花が綺麗に咲いていました。でも、そろそろ終わりの時期かな。




たてもの園の入り口でもあるビジターセンターが見えてきました。




ビジターセンター正面、正式名称「旧光華殿」

1940年、皇居前で行われた紀元2600年記念式典のために仮説された建物。



センター内はチケット売り場や歴史に関する図書館、ショップやカフェがあります。



パンフレットもらって、敷地内へ。



様々な建築様式の住宅や茅葺屋根の民家が並ぶ西ゾーン、江戸の下町風景を楽しめる東ゾーンに分かれています。



まずは住宅中心の西ゾーンへ。



「田園調布の家(大川邸)」1925年(大正14年)築。




全室、洋間となっていて、当時では珍しいらしい。




「前川國男邸」1942年(昭和17年)築。

日本の近代建築の発展に貢献した建築家・前川國男の自邸。



外観は切妻屋根の和風。この門構え、素敵。




國男氏の書斎。




当時の電話。レトロなデザインが逆に新鮮。




吹き抜けの居間へ続くドア。目を引く斬新さ。




キッチン。




バスルーム。当時としては珍しいスタイル。




寝室。窓のデザインも素敵。




「小出邸」1925年(大正14年)築。

日本におけるモダニズム運動を主導した建築家、堀口捨己氏がヨーロッパから帰国後、設計した住宅。



当時、ヨーロッパで流行っていたデザインと日本の伝統的な造形を折衷したつくり。

玄関もモダン。



居間。




お風呂。




やっぱり和がいいな~。縁側のある風景、素敵・・・。






「常盤台写真館」1937年(昭和12年)築。

健康住宅地をして開発された郊外住宅地、常盤台に建てられた写真館。



1階は生活圏。








2階が写真撮影場。

照明設備が発達していなかった当時、光を得るために大きなくもりガラスがはめられています。



今は、実際、記念写真を撮ってもらえるコーナー。



この日はやっていなかったけれど。



西ゾーン、まだまだ続きますよっ♪

最新の画像もっと見る

コメントを投稿