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「さよなら妖精」

2014-03-16 14:55:27 | 書籍レビュー

「さよなら妖精」米澤穂信、2004年
創元推理文庫

『1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた
 日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、
 マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれた
 ちの最大の謎解きが始まる。謎を解く鍵は記憶のなかに―。
 忘れがたい余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。  (文庫裏表紙より)』


これも数ヶ月を超えてしまいました・・・。
本当に読書する時間が減りましたね。
ちょっと読んで放置していたのを「読みたい!」と思ったときにガッと読み終えました。

穂信先生の力作。

私のような脳みそ軽い人には感想を言葉にするのがちょっと難しいですね。
いい本でした。
ぜひ読んでみてください。ちょっとだけ泣いた。
世界史好きな人とか、よいかもしれません。


主人公は守屋路行(「おれ」)。相方は太刀洗万智(「センドー」)。
ヒロインはマーヤ。

守屋くんは、古典部シリーズの折木くんみたいな感じ。
探偵役なわけですが、小鳩くんよりはどこか欠けてるというか、学生らしいかも。

太刀洗さんは、小市民シリーズの小佐内さんみたいな感じ。クールめ。
マーヤは好奇心旺盛で色々な表情を見せる女の子です。

他にお人好しの白河さんと武士っぽい文原くんが主なキャラクターです。


マーヤとの過ごす日々の中で、日常の謎がちょこちょこ出て来ては解決していきます。
私は結構、紅白饅頭の謎が好きです。
後味の悪いミステリなんでしょうけど、そういうことは絶対にあると思うし、
理解できる理由があるなら紅白饅頭とサルビアの人に味方したい。

そして、あらすじにあるように、マーヤが帰国したあと最大規模の謎にぶつかります。



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>画像  折木くんと千反田さん(「氷菓」)
     PSE。

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