消防車入札不正で丹波市役所などを家宅捜索

逮捕：松尾恒伸（まつお・つねのぶ）（４７）



逮捕：水本裕二





消防車入札不正で丹波市役所などを家宅捜索

（兵庫県）

兵庫県丹波市の消防車を巡る不正入札事件で、警察は２９日午前、市役所などの家宅捜索を行っている。

兵庫県警による家宅捜索は午前１１時ごろから、丹波市の市役所や消防本部などで行われている。

調べによると逮捕された消防署員の松尾恒伸容疑者（４７）は、丹波市発注の消防車の一般競争入札で「株式会社モリタ」の社員、水本裕二容疑者に予定価格のもとになる金額を教えた疑い。

この結果、「モリタ」は予定価格の約９８．５パーセントの金額で落札できたとされている。

松尾容疑者を巡っては去年末にも、消火作業に使うボンベの購入で意図的に特定の業者を選んでいた疑惑が浮上している。
[ 2014/10/29 11:57 ]





【入札】情報漏洩の疑いで丹波市役所など捜索

2014/10/29 13:08

兵庫県丹波市発注の消防車の入札をめぐって、市消防の係長がメーカー側に情報を漏らしたとされる事件で、警察はさきほど、市役所や消防本部に捜索に入りました。

丹波市消防本部の松尾恒伸容疑者（４７）は、去年８月、消防車の入札をめぐって大手消防車メーカー「モリタ」の水本裕二容疑者（３５）に予定価格の基になる金額を教えた疑いが持たれています。

入札には１０社が参加し、水本容疑者の会社は予定価格よりも８０万円低い５３５０万円で落札しました。

松尾容疑者は当時、消防車などの調達を担当し、入札の価格情報を知りえる立場の１人で、水本容疑者は２０１０年から市への営業を担当していました。

調べに対し２人は容疑を認めていて、警察は、金品の受け渡しの有無などについて調べを進めています。






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