広島 集団暴行死事件 被害者は16歳の少女

2014-06-07 | 事件







灰ヶ峰 集団暴行死事件 被害者は安佐北区の少女(16)

23日も呉市の灰ヶ峰で、女性の遺体が見つかった事件です。

遺体は、警察の鑑定の結果、広島市の16歳の少女と確認されました。

容疑者の男女7人は、車に少女を誘い込んでから、数時間にわたって暴行が加えた可能性があります。

呉市の灰ヶ峰で遺体で見つかった女性…。

DNA鑑定などの結果、広島市安佐北区落合の専修学校生、黒瀬恵利華さんと確認されました。

この事件で逮捕されている一部の容疑者は、黒瀬さんを車に誘い込んで、激しい暴行を加えたと供述しています。
 
黒瀬さんを含む8人が乗った車は、灰ヶ峰に着きます。

黒瀬さんへの暴行は、この灰ヶ峰に着いた後も続いたとみられています。

警察によりますと、男女の内、数人が車から降りて黒瀬さんを連れ出し、殴るなどの暴行を加えたと証言しているということです。

逮捕当初は「車で行っただけ」と死体遺棄の容疑を否認していた瀬戸大平容疑者も、暴行に加わったことを認めているといいます。

車での移動中から、灰ヶ峰で降りた後まで…。

激しい暴行は数時間続いた可能性もあるのです。

(少女と友人のLINE 吹き替え)

「灰ヶ峰のどこで捨てたん?てっぺん?」

「途中よ、てっぺんまで行く途中」

その後死亡した黒瀬さんの遺体を捨てたという男女は、車に残っていた人物も含めて、全員が一度は遺体を見に行っていたといいます。

(少女と友人のLINE 吹き替え)

「みつからんとは思いよったけど、見つかってもいいやって思とったし、捕まるのもべつによかった」

(安永記者)

「犯行に使用されたとみられる車が呉警察署に…」

8人が灰ヶ峰に向かった車…。

一部の容疑者は、黒瀬さんの顔などにたばこの火を押しつけたり、車の床に寝かせて、踏みつけたりする暴行を加えたことを認めているといいます。

しかし、警察の検証の結果、車内からは血液反応は検出されませんでした。

警察は捜査の範囲を広げて、供述内容を裏付けるための調べを進めています。
(2013/7/23 18:43)






灰ヶ峰死体遺棄 事件は止められなかったか

呉市の灰ヶ峰で女性の遺体が見つかった事件。

事件の発覚から1週間が過ぎ、全容解明のための捜査が続いています。

スマートフォンなどでやり取りをしながら、集団暴行へと行動をエスカレートしたとみられている16歳の男女。

事件を食い止める手立てはなかったのでしょうか…。

(吹き替え)友人)「なに?何か怖いね」少女)「人を殺したんよ」

通信アプリ「LINE」で、友人にこう告げた少女は、翌日「友達を殺した」と自首しました。

木々に囲まれた山の中で、一部が白骨化した遺体が発見されたのです。

呉市にある灰ヶ峰。

先月下旬、この場所に高等専修学校の元同級生とみられる女性の遺体を捨てたとして、広島市の16歳の少女が死体遺棄の疑いで逮捕されました。

少女は逮捕される前に、友人に「LINE」を通じて、元同級生に暴行を加えていたことを明かしていたのです。

(吹き替え)少女)「殴って蹴ってやら、根性焼きやらしよおたら、あんま動かんくなって、それで首絞めて最後に首の骨折って投げて捨てた」

(少女の友人)「(自首した少女は)結構友達はおる子だったし、だけど怒ったら何するか分からんような子」

当初、「元同級生と2人だけで山へ行った」と説明していた少女…。

暴行のきっかけについてはこう説明したと言います。

(少女の友人)「おまえは人間じゃないとか、あと死ねやって言われて。じゃあ殺してやるけぇ、こっちまで来いやって言って、相手も分かったといって、本当に来たと」

しかし共犯者がいるとみていた警察は、16歳の男女5人と瀬戸大平容疑者の合わせて6人を逮捕しました。

最初に自首した少女と、被害者を合わせた8人が、1台の車に乗って灰ヶ峰の犯行現場へ向かったとみられています。

「呉警察署に犯行に使用されたとみられる車が入ります」

青いシートで覆われた車…。

この車の中で被害者が激しい暴行を受けていたことが、容疑者の男女の供述などから明らかになっています。

捜査関係者によりますと、男女のうち数人は、被害者に対して「車の中で顔や胸にたばこの火を押しつけた」、「車の床に寝かせて踏みつけたり蹴ったりした」などと供述しているといいます。

20日、警察が家宅捜索したアパート。

関係者によりますと、逮捕された少女の1人が入居していました。

親との関係が絶たれ、生活保護を受給しながら4月から生活を始めていたといいます。

交際相手の少年と、友人の瀬戸大平容疑者。

さらに自首した少女と交際相手の5人が頻繁に出入りし、共同生活のような状態になっていました。

一方、同じ関係者によりますと、被害者とみられる少女も、事件の10日ほど前に一時保護されていた児童相談所から、親元へ戻されたばかりだったといいます。

しかし、事件までの生活の様子についてはわかっていません。

わずか16歳でありながら、様々な事情を抱えていた少女達。

警察は事件の経緯について、慎重に裏付け捜査を進めています。
(2013/7/22 19:08)







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