藤崎靖彦・・・生活保護不正受給、元野球選手の市職員逮捕 福岡

生活保護費不正受給をめぐる事件の摘発相次ぐ

生活保護費の不正受給をめぐる事件が次々と摘発されています。

警察は、元プロ野球選手で福岡県中間市の職員の男を詐欺容疑で逮捕しました。

詐欺容疑で逮捕されたのは、元読売ジャイアンツの選手、中間市職員の藤崎靖彦容疑者（４４）です。

藤崎容疑者は別の市職員らと共謀し、２０１０年から２０１１年にかけ、受給資格のない女性らに生活保護費を不正に受給させ、中間市からおよそ５６万円をだまし取った疑いが持たれています。

取り調べに対し藤崎容疑者は、容疑を認めているということです。

Ｑ．（生活保護不正）事件の裁判で藤崎さんの名前が出ているが？

「お答えすることはありません」（藤崎靖彦容疑者）

藤崎容疑者は１９９０年にドラフト３位でジャイアンツに入団。

退団後、市の職員となり、事件当時は福祉事務所のケースワーカーでした。

一連の事件では、これまでに中間市職員３人、受給者側４人の合わせて７人が逮捕されています。

事件は市職員の田中道被告（４０）が主導したと見られていて、藤崎容疑者は田中被告と同じ少年野球チームで監督とコーチを務めています。

「大変申し訳ございませんでした」（中間市の会見）

中間市の松下俊男市長は「誠に遺憾」などと市民に謝罪しました。

東京では少なくとも１億円以上の売り上げがあった会員制韓国人クラブの経営者が、生活保護費を不正に受給していたとして逮捕されました。

警察によりますと、詐欺の疑いで逮捕された韓国籍のホ・エヨン容疑者（５４）は、日本人と結婚し１９９６年に「永住者」資格を取得。

その後離婚し、２００５年３月に病気を理由に生活保護費の受給を始めました。

ところが、その３年後にクラブの経営を始めた後も、受給を続けたのです。

「ホ容疑者は高齢者や生活保護受給者が多く住む、新宿区内の都営アパートに住んでいました。住民は夕方に着飾ってタクシーで出勤するホ容疑者の姿をたびたび目撃していました」（記者）

「出かけるとき、真っ白いスーツ着てヒールを履いて行く」（同じ都営アパートの住民）

「キレイ、ステキ。お金持ちだと思っていた」（同じ都営アパートの住民）

クラブまで２キロ弱の距離をタクシー通勤していたホ容疑者。

クラブは５年間でクレジット決済だけで１億２０００万円以上の売り上げがあり、売春が行われていた可能性もあることから、
売り上げはさらにあったとみられます。

ホ容疑者は仕事を始めた後も、毎月１４万円の生活保護費を合わせて８４０万円受給していて、取り調べに対し「お金をいっぱい貯めたかった」と容疑を認めているということです。

（2013年5月20日17:54）
http://news.tbs.co.jp/20130520/newseye/tbs_newseye5336798.html
http://www.peeep.us/1b34db86
http://www.peeep.us/042964bb





生活保護不正受給、元野球選手の市職員逮捕

（福岡県）

福岡県中間市の生活保護をめぐる不正受給事件で、職員の男が新たに逮捕された。 　

１９日に詐欺の疑いで逮捕されたのは、中間市職員の藤崎靖彦容疑者（４４）。

警察によると、藤崎容疑者は既に起訴されている中間市職員の田中道被告（４０）らと共謀、２０１０年８月頃から、生活保護を受けている世帯の人数が増えたようにウソの申請書類をつくり、
生活保護費計５６万円余りを中間市からだまし取った疑いが持たれている。

藤崎容疑者は「必要な調査をせず、ウソの調査結果を報告した」などと容疑を認めている。 　

藤崎容疑者は、社会人野球を経て１９９０年、プロ野球「読売ジャイアンツ」からドラフト３位指名を受けて入団した。

退団後の１９９４年に中間市に採用された。 　

中間市を舞台にした生活保護の詐欺事件で職員が逮捕されるのは藤崎容疑者で３人目で、不正に支給された生活保護費は総額計７８０万円になるとみられている。 　

３人目の職員逮捕という異例の事態に、中間市役所は２０日、緊急の会見を開き、謝罪に追われた。 　

松下俊男市長「このような事態になったことは誠に遺憾で、私自身も大きな責任を痛感している。ケースワーカー（藤崎容疑者）がしっかり調査したということを、信頼しすぎた部分があったと思う」 　

生活保護を担当していた職員３人が逮捕されるという前代未聞の事件。

中間市役所だけでなく、生活保護制度そのものへの信頼が大きく揺らいでいる。
[ 2013/5/20 21:51 ]







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