今日の降水確率は0%。日中の最高気温は、15℃の予想。道路情報によると、現在チェーン規制中なのは猫峠だけだ。今年初めての三瀬越えには最適だと思い三瀬峠 ~ 観音峠から七山村 ~ 浜玉から202号線 ~ 糸島半島一周というコースを計画した。眩しい日差しに起こされて準備をし、毎度の曲渕ダムまでは、意識しながらゆっくり登る。この先、二つの峠を越えるので、力を温存するのだ。
暖かく天気が良いせいか、クルマが多い。曲渕で汗がひくまで呼吸を整え、2ヶ月ぶりの三瀬峠へと向かう。野河内のカーブでは路面がビッショリ濡れていた。この先も道路がウエットなら、今日は断念して引き返そうと思いつつ登り続けると、先の道路は乾いている。気を取り直してペダルを回した。
三瀬峠の旧道は、つらいけど大好きな道だ。小川沿いの坂を、綺麗な空気を吸いながら登る。この澄んだ空気は、下界では絶対に味わうことが出来ない。チェーン規制は解除されているものの道路の端には所どころ雪が残っている。登れば登るほど雪が目につくようになる。道路の日陰の部分は乾ききれずにまだ濡れていた。下りの駐車スペースで小休止し、汗が冷える前に下り始める。トンネルから出てきた道と合流したら、1kmほど走って右折する。
北山貯水池は釣り客で賑わっていた。右手の頭上には、別荘かペンションらしき建物が数軒並んでいる。山の中の別荘。山の綺麗に澄んだ空気が好きな私にとっては羨まし過ぎるモノだ。「こんな別荘を持っていたら、毎週末こもりっきりだろうなぁ♪」などと有り得ない妄想にふけりながらペダルを回していると、目の前に急坂が待ち構えていて我にかえった。
急坂を登りきると、なんとなく腹が減ったので補給を摂る。携帯してきたスニッカーズを1本食べた。非常に甘かった。そして北山トンネルを抜け、下ってまた登ると観音峠だ。ここから玉島までの下りの風景は感動ものだった。気候の良い季節に是非もう一度走りたい。と思いながら坂を下る。七山温泉を過ぎ、玉島までくると平地になる。202号線に出て、浜崎のコンビニで昼食だ。ホットドッグとサンドウィッチで腹ごなしし、しばしの休憩。ここでもスニッカーズを食べようかと悩んだが、とてもじゃないが1日に2本も食べる気にはならなかった。
腹が膨れると不思議とペダルに力が入る。私の場合、消化吸収より気分の問題なのかもしれない(笑)。二丈PAで写真を撮り、風も無い202号線を順調に走る。そして加布里交差点を左折して糸島半島を一周する。ここまでくると安心して気持ちも落ち着く。野北のベンチで小休止し、自宅へと向かいペダルを回した。
前半は坂に苦しみながらも山の空気と景色を楽しみ、後半は潮風に吹かれながら爽快に海沿いを走る。今日は、1日で2度美味しい欲張りなコースだった。マル♪
走行距離:107,14km
走行時間:4時間54分10秒
平均時速:21,8km/h
夜半から降り続いた雨で、午前中は道路が濡れていた。昼前から気持ちよい晴天になり、道路もドライへと変わってくる。午後からの走行なので、あまり遠くへは行けない。でも、まるまる一週間自転車に乗れなかったストレスを発散したく今日は近場の峠と名の付くところをつないで走ってみた。萩ノ原峠 ~ 小笠木峠 ~ 糸島峠 ~ 日向峠。50kmに満たない道程だったが、なかなか走り甲斐のあるコースだった。
自宅を出て野方を右折、飯盛を左折し、野芥から桧原を目指す。桧原を右折するとすぐに坂が始まる。右手に桧原運動公園が見える。花畑園芸公園の手前から一旦左に下り、マルキョウがある信号の手前から右折し、住宅地の中の道路を登ると萩ノ原峠へ行けるのだ。左右に住宅がなくなると、急坂が待っている。この萩ノ原峠はつらかった。何度、止まって休もうかと思ったことか。止まって休もうと思う度にクルマが通りかかるのでカッコつけて何食わぬ顔をして登っているうちに頂上まで登ってしまった。正直言って心臓が破裂するくらい心拍数があがっていた。ポタポタと流れ落ちる汗がひくまでストレッチをしながら休憩した。
萩ノ原峠を真っ直ぐ下ると西畑公民館前の交差点に突き当たる。右折して小笠木峠だ。ひと山越えたからか、脚が軽くなっているのが実感できる。小笠木峠は、どおってことなく登りきる。福岡側への下りで見える脇山の風景は、一見の価値ありだ。大門の次の信号から左折して内野交差点に突き当たり 左折して、毎度お馴染みの曲渕ダムへ登る。内野から石釜までの小川沿いの歩道は、何度走っても飽きることがない。喫茶店の先に居る犬のKuroちゃん、今日は眠そうに私を見ていた。
ダムで少し休んでから、糸島峠へ向かう。普段と違い身体が軽い気がするが、速度は普段通りだ。糸島峠前原側の下りでは、所どころ路肩に雪が残っていた。しかし、この峠の下りはいつ来ても寒い。今日ももう一枚シャツを着てくるんだったと後悔した。王丸の直線区間は強い向い風に押し返され速度が伸びない。王丸うどんは大繁盛していた。そして末永交差点を右折して、日向峠を登る。
平日と交通量は変わらないが、トラックが少ないので空気が綺麗だ。今日の峠はここで終わり。頑張ろう。すると、後ろから原付がホーンを鳴らす。後ろで何か言っている。私が邪魔なのだろうか?「なーん?」と訊くが、走っているから何を言っているか分からない。まだ何か言っているので「なんてぇ!?」と、大声を出す。「山登るっちゃろ?」 「そうたい。見りゃ分かろうもん」 「引っ張っちゃろうかぁー」と言って手を差し出す。「よか!好きで登りようと!」 「あーそー」走り去る原付は唐津ナンバーだった。本気なのか、人をおちょくってるのか、トボケタおいさんだった。上から下までサイクルウェアに身を包んだこの私が、イヤイヤながら峠を登っているとでも思ったのだろうか。
と、まあ最後に妙なこともありましたが、近場で低い峠ばかりをつないで走ってみると、この近辺でも走り方によっては、まだまだ楽しめるのではないかとしみじみ思えたツーリングでした。わずか50kmにも満たない距離で山を満喫でき、今日は満足が凝縮された形となった1日だったのである。
走行距離:48,60km
走行時間:2時間28分32秒
平均時速:19,6km/h
朝から曇りだったが、お約束の曲渕ダムへ行った。最近、いつも曲渕ダムまでは脚が重く、まるで他人の脚のように感じるのだが、そのあと嘘のように軽くなるのだ。もちろん今日もそうだった。糸島峠を越え、49号線を西へ走るとペダルも軽く快調そのもの。そのまま二丈PAまで行こうかとも思ったが、休日の国道はクルマが多いのではないかと八反田から右折して加布里から糸島半島を廻って帰ることにした。糸島半島は、北東の風が強く吹いていて、かなり苦しかった。西へ走るときは、追い風だから調子が良かったわけだ(笑)。今日は偶然にも 先日取り付けたサドルの角度がバッチリ決まっていて、気持ち良くペダルを回すことができた。サドルが合っていると、ペダルへの力の入り具合が全然違うことを実感できた1日だった。
走行距離=71,60km
走行時間=2時間57分44秒
平均時速=24,1km/h
今日は朝からいい天気。届いたばかりのアリオネのテストを兼ねて練習に出掛けた。山で汚れるのは懲りたので、49号線から糸島半島を廻るつもりで走っていたが、飯氏と末永の間から尻と腰が痛くなったので、井原から引き返して帰ってきた。アリオネ、衝撃吸収に優れているので乗り心地はいいのだが、どうも形が合わないようだった。帰路は脚に力が入らなくなり、最後の2kmくらいはペダルが重くて回らなかった。帰宅してよく見ると、パンクしてましてん☆小さめの画鋲の針みたいなやつが刺さっていた。チューブとサドルを交換して、近所をグルリと一周しながら「サドルはTOUPEかSLRのどちらかに決めよう」と心に誓った午後だった。(今度は本気です)
走行距離=25,02km
走行時間=1時間00分43秒
平均時速=24,7km/h
昼から脚を回しに出掛けようと外に出ると、道路はビッショリ濡れていた。一時間ほど待つと乾いたので、二見ケ浦にでも行こうかと思い出発した。でも、今津運動公園の辺りまで走るとどうしても山が気になり、とりあえず末永へ走ってみることにした。末永の手前の掲示板では、糸島峠はチェーンが必要だが日向峠は大丈夫ということだったので、半信半疑で登ってみた。案の定、上の方の路肩は雪がビッシリで路面は雪解け水でドロドロ。下りでも怖くてスピードが出せず、ゆっくり下りてきたが、バイクも背中もドロドロになって帰宅した。でも、冷たい空気が美味しかったから いいか♪
走行距離=30,97km
走行時間=1時間22分25秒
平均時速=22,5km/h