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四国へ(2)

2011-10-02 | 旅(国内)
夜行バスの乗客は7割が女性。
2~3時間おきに休憩を取るのだが、正直ヨーロッパまでの機内よりも断然楽に感じる。
もちろん真っ暗で何もできない車内では寝ることしか出来ない。
(まぁ時差がないので当然か…)

朝7時半…岡山駅に到着。
ここで半分くらいは下車しただろうか。
荷物を受け取って、急いで駅へ向かう。

直島へは岡山県側から、もしくは香川県側からフェリーに乗っていくのだが、時間的に近いのは岡山の宇野港からわずか20分ほどで渡ることができる。

まずは、岡山駅から宇野までの切符を買ってローカル線で列車の旅。
時間も迫る中、駅員の人に声をかけ行き方を尋ねると
「こちらで570円を購入してください、間に合いますよ」と丁寧教えていただいた。
すぐに出発した「宇野行き」の列車には、地元の人、それも学生さんがほとんどだった。
ちょうど通学時間帯に当ったようだ。
小さな駅をいくつも越え、良く見れば無人駅も多い。
向かいのホームを見れば、岡山方面へ通勤する人で溢れている。
のんびりコーヒーを飲みながら車窓を楽しんだ。



40分ほどで終点「宇野」に到着。
なんとものんびりムードが漂い、平日の為か観光客の姿もみえない。

駅を出ると派出所があって、そこに「白いポスト」を発見。



「青少年に有害な雑誌とビデオDVDのみを入れてください」とある。

どんな状況でこのポストに入れるのだろう?
そして、どれだけ人が利用するのか?

もう目の前には瀬戸内海が広がっていた。
フェリー乗り場も分かりやすい…それにしても人が少ない。



宇野港から直島(宮浦港)までは280円。
片道切符を購入して、出港までの時間のんびりパンをかじりながら過ごす。
すでに朝から暑い…。

直島で働く人などが出勤するためなのか、車も多く乗船していた。
人の雰囲気も空気感も穏やかな気がする。
そして、瀬戸内海はとにかく穏やかだった。
伊豆で見慣れている海とは大きく違う。



暑い中、展望デッキにて船旅気分を味わってみた。
…といっても、デッキに出てるのは私だけで、他の人たちは冷房の効いた客室で過ごしている。

青い空と海、太陽の光はまぶしく、旅の初日は最高のスタートをきった♪