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天城縦走を歩く。

2008-06-19 | 伊豆
だんだんツバメの子が大きくなってきました。
声もまた大きくなって…成長が早いのには驚きます。

***

昨日は念願の天城縦走を達成することができました!
最後にちょっと選択ミスしたのが致命的で足の裏が痛たたたた…。

朝9時に車で登山道入り口まで送ってもらう。
ハイカー用の駐車場やトイレも完備され優れた登山道入口にちょっと感激。
ここから万三郎まで行って戻ってくる人も多いようです。

少々の準備運動をして、10時5分登山開始。
登山道に入ると、足元は夜の雨で少しぬかるんでいる。
万二郎登山口で分岐の案内板あり。
標高300mを一気に登っていく。

階段多し、段差も激しく、さすがに息もあがる。
ガスで周りの視界は良くないものの、美しい緑とつつじの花が満開で幻想的!
苔も美しく、ゆっくり見ればきっと楽しいだろうなぁ。
今日は時間もないので急ぎ足の行程で、写真の枚数も少なめです。

登山開始より1時間で万二郎岳(ばんじろうだけ)到着!

すでに汗だく、頭の上から滴ってます。
ここで数人のハイカーに会う。(男性数人)
あまりにも情緒がない雰囲気のため、早々に出発!
すぐに一人の登山者とすれ違う(男性一人)

さらにここから1時間で万三郎(ばんざぶろう)を目指す。
降って登っての繰り返し、さすが縦走コース。
途中の岩場で富士山の展望台があるが、一面ガスで真っ白!何も見えない。
あせびのトンネルをくぐったりする馬の背と呼ばれる尾根は気分最高!
鬱蒼とした左右に広がる原生林の尾根を気持ちよく歩く事ができた。
さらにブナの巨木を見学。
ここの原生林は屋久島に負けてない。
すばらしい立ち姿に感動!
八丁池から縦走してきたハイカー(男性1人、女性2人)に出会う。
白神山地も素晴らしいよという情報にさらに行きたい場所が増えてしまった。
(青森県の方々でした)
途中、岩をよじ登ったり、木の梯子があったりして高低さが結構あった。



無事に万三郎頂上に到着!
今回最高標高1407m。
ここで12時過ぎ、そろそろお弁当を…と思っていたのだが、あまりのハエの多さに水分補給のみですぐに出発した。

ここからは峠を永遠と越えなければならない。
長い道のりだ。

少し行くと、なだらかな道に出る。
片瀬峠で早速お昼に!
今回は十三穀米のおにぎりと友人お手製のぬかづけ(美味しかった!)
ほかにもゆで卵、あんぱん、パウンドケーキ、マフィンなど盛りだくさん。
しかしおにぎりを食べてお腹一杯に…。

ここからが体が重くてさらにキツク感じた。
小岳まで登りがつづき、平坦なブナの林を抜け、石の多い急な降り(ここは膝にくる)戸塚峠。

のんびり鼻歌でも歌いながら歩きたい長~~~~い道。
楽だけど、長い!
八丁池まで1時間ほど。

だれ~もいない八丁池。
そういえばあれから誰にも会っていない。
今日はとても幻想的な八丁池でした。



モリアオガエルの卵を見たかったけれど発見できず、トイレを貸してもらい水分補給後すぐに下山。
この道を選択し間違えてしまった!
行ったことのある水生地までの下山道を避け、野鳥の森のあるコースへ。
整備された砂利道を歩く…富士山はこれよりもきっとキツイよね~と言いながら。
途中、山に入り、ウグイス歩道なんかを通って余裕だと思っていたのが落とし穴。
八丁池口からバスの専用道(アスファルト)を永遠と降ることになった。
これが車道なだけあってぐるぐる永遠と距離が長い。
山道ならほとんど直線で降りられるのに、この車道は厄介です。
だんだん最終バスの時間に近づいてきました。
そして道の終わりは見えて来ず。
もう諦めた頃に、国道への案内板が出ました。
あと10分しかないよ!
旧道を下り、バス停まで…最後は疲れた足に鞭打って走りましたからね…。

二階滝バス停に1分前に到着!
「どうなの?」
「まだ来てない?」
「行っちゃった?!」
と不安に思っていた…1分後時刻表どおりにバスが来た!!!



心から日本の公共交通ってすごい!と思った。

へとへとになってバスの座席に座ると、座るのを確認してバスは出発。
とても親切なやさしい東海バス。
初めて乗りました。

私はガブガブお茶を飲み、友人は食べつづけ、無事に河津駅に到着!
(バス代780円)

おぉ~足がじんじんするぅ~。
縄文杉トレッキングに負けてないかも。


ほぼ7時間の行程…天城縦走、侮れませんよ…。


*明日は見所を紹介したいと思います。