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シナリオライターの大御所、荒井晴彦さんにお会いしました!

2010-02-04 | レポート
このビッグすぎる映画人と今夜5時間もの間、お隣でお酒を飲んだのでした。いやあ、幸せ幸せ!

荒井晴彦さんといえば、フォーラムでも春に上映した根岸監督の「遠雷」「キャバレー日記」そしてあの「Wの悲劇」など日本史に残る映画の脚本を書かれた方です。そして最近では「ヴァイブレータ」「やわらかい生活」をフォーラムで上映して好評でした。とても感性がしなやかな素敵な作品でしたよね。

私は70年代は映画を見まくっていましたが、70年代の終わりから子育てに追われて、思うように映画を観る事ができず、
80年代は、ひたすら『シナリオ」誌と「映画芸術」を読むのが趣味という時代がありました。
その頃荒井晴彦さんの脚本を読みまくっていたので、そのほとんどの映画はシナリオでしか認識できていませんでした、、、。

「新宿乱れ街 いくまで待って」「不連続殺人事件」「赤い髪の女」「キャバレー日記」「探偵物語」「ダブルベッド」等々
みな夢中で読んだ大好きな脚本ばかりです。

まさか、この年になってこうして山形でお会いできるなんて夢のようです。(もちろん根岸監督もそうですが)

荒井さんは今回根岸監督からの依頼で、東北芸工大で脚本の集中講義をするためにいらしたということで、
本当に映像学科の学生さんたちは幸せすぎます。
20歳そこそこで、日本を代表する根岸監督と荒井晴彦さんを囲んで、お酒飲みできるんですから、
羨ましすぎます。

荒井晴彦さんはもっと毒舌な方なのかと思っていましたが、意外に物静かな紳士(?)でした。
一杯お聞きしたいことがあって、うずうずしていたのですが、ちょっと遠慮しながら、少しずつ、しかし徐々に大胆にお聞きしました。なにしろ、映芸や他の映画雑誌で読んでいたことも、ご本人から直接お聞きできたのですから、夢のよう、、、。
とても快く答えてくださって、感謝の一言です。
たくさん驚きのお話をお聞きして、そして創作の秘密もお聞きできて、大感激の夜でした。
今年の運は、もう使い果たしてしまったかも、、、(マダムニコ)

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