ひよこ造船工房

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続・ホームシアター構築の手引き プレーヤー編

2018年02月02日 | ホームシアター解説

■ 最近のゲーム機ってどう…??

 

 ブルーレイ(BD)が爆発的に普及するきっかけとなった、PS3によるBD再生機能。 それを考慮すると今回もゲーム機をプレーヤーとしてどう??となりそうですが、PS4になってからはちょっと事情が変わってきています。

 

 ・ PS4 Proは、4kUHD BD再生不可、音楽CD再生不可

 ・ xBox one X及びSは、4kUHD BD再生可能、音楽CD再生可能

 

 一昔先鞭をつけたはずのS社のハシゴ外し…(´・ω・`) それはさておき、SONYはPS3の時と若干姿勢が変わっています。 2018.2時点、PS4全機種においては2kBDの再生はできるんですが、4k映像出力機である同Proであっても4kBD再生は不可。 そもそも搭載ドライブの仕様である可能性が高く、アップデートで対応できるような機能とは考えにくく、"これから"を考えるとPS4はゲーム機と割り切った方が賢明^^;

 

 ともう一つのX Box X,Sは、4kBDの再生には対応するものの、ゲーム機としては先行き不安…。 排熱ファンの騒音の大きさを指摘する記述もあり、積極的に導入する理由に乏しいです。

 

 というわけで、ゲームと、4k含めた配信動画再生と、既存2kBD資源の閲覧目的ならいいのですが、4kBDまで再生させるホームシアタープレーヤーとしては個人的には既存の『ゲーム機』は不適と考えます。

 

 

 

■ 国内メーカー製4kBDレコーダー/プレーヤー

 

 国内家電メーカー機に目を移しましょう。 2018.2現在、国内メーカーは専用プレーヤーはもちろん、レコーダーも4kBD対応を徐々に進めています。

 

 4kUHD BD対応『レコーダー』、抜粋すると上位機としてはPanasonicの『DMR-UBZ2030』やSHARP『BD-UT3200』などがあり、録画した現行コンテンツも豪華に視聴できるなど幅広い活躍ができる機種ですね。 (残念ながら2018.2現在我らがSONYには4kBD対応レコーダーは無し。 と4k放送を録画できるディスクメディア機は2018.2現在どのメーカーにも存在しません)

 

 録画機能やHDDが再生品質を落としかねないとお考えであれば、専用プレーヤーの登場!! SONY『UBP-X800』、Panasonic『DMP-UB30』があります。

 

 現状4k過渡期であり、録画機能と言っても現行放送のみ対応でちょっと不満が残りますね^^;(そもそも4k放送がどのような方法で記録できるのかも未知数…) ちなみに、こういったものも安く省スペースになったので、個人的にはレコ/プレ2台体制を敷いてもいいのではないかと考えます。 仮にどちらかが故障しても『ディスクコンテンツを全く見聞きすることができない』事態を回避できるからです。

 

 

 

■ 海外重量級プレーヤー

 

 オーディオ機器といえば昔から重厚長大が良い音・良い画(?)。 そんな方にはOPPO(*) Digital『UDP-205』。 幅高さ奥行きが430×123×311mm、重量10kgと、重量級の安心感があります。

 

 この機種のポイントは今となっては貴重となったアナログマルチ音声出力を持つこと。 HDMIを持たない(規格が古い)AVアンプともアナログ接続が出来ますし、音楽再生時には別途ステレオアンプにアナログ音声信号を送る、というこだわりの使い方もできます。

 

* 同名のスマホメーカーと創業者が同じということですが、経営的に全くの別企業です。

 

 

 

■ 収録映像音声規格問題

 

 プレーヤーにも対応規格問題?があります。 これらへの対応は必須ではないのですが気になるところ。

 

 ・ Doldy Vision (映像)

 ・ Dolby Atmos (音声)

 ・ DTS:X (音声)

 

 一部を抜粋。 Dolby Visionは、映像の輝度情報を上げて色諧調も細分化するもの。 そして、同Atmos、DTS:Xは、ざっくり言うとリスナー上方にも音を"配置"し、従来水平方向に対してだけだった音場を積極的に立体的に展開するとした音声規格。

 

 (このほかにもさまざま提唱されているものがありますが…)実はこれらは制作段階では"オプション"扱いとなっていて、再生側にとっても対応しなければ映像音声が全く出ないなんてことはありません。 これらは基本の映像音声情報にエクステンションとして付加されているだけなので、対応しないプレーヤーであっても基本情報のほうを読むので視聴はできます。 それに4kUHD BDソフトのすべてがこの規格で収録されているわけでもありません。 …あったらうれしいのが人情ですけどね^^;

 

 

 

■ 結論としては

 

 2018.2という過渡期な時期を考慮すると、パナ『DMP-UB30』、ソニ『UBP-X800』がコストパフォーマンス的に適当かと思います。 なぜならば!! …この記事は一応『ホームシアター』であり、他装備のご予算も考えなければいけないので…^^;

 

 それと『UBP-X800』のオススメポイントはもう一つ。 これには映像と音声を別々に出力できるHDMI出力が2つ装備されています。 これにより、(私の環境のように)AVアンプのHDMI規格が古く4k映像パススルーに対応しない場合でも、映像だけ直接4kディスプレイに送ることができます。

 

 次に、お金に糸目をつけない方ならOPPO『UDP-205』が断然トップですね。 私はこのメーカーの機種は試聴したことがないんですが…、国内重量級プレーヤーが途絶えた後も、ずっと評価のトップランナーとして君臨しており、まぁ壊滅的再生品質ということはないと思います^^; (なお、UDP-205,203のHDMI出力も2つあり、映像と音声を別々に出力できます。)

 

 繰り返しになりますが、注意点はディスク収録の最新上位規格"Dolby Vision"、"Dolby Atmos"、"DTS:X"(ほか)を見聞きしたい場合。 機種の選定では、これらの『読み取り』に対応しているか、または『パススルーのみ』か『デコードも可能か』の確認が必要です。 こればかりは出たての規格で再生報告も少なく、すべての4kUHD BDが上位音声を収録しているわけではないので、個々の機種への言及は割愛させていただきます^^;

 

 ・ 読み取り : 文字通り、コンテンツの情報(データ)を機体内に読み込めるか否か

 ・ パススルー : 読み取った、もしくは受け取った情報をそのままHDMIから出力すること

 ・ デコード : 読み取った情報を他の機器に読み取れる情報に変換すること。または映像・音にすること

 

 

 

 

 

 


 

 

 

続・ホームシアター構築の手引き はじめに

続・ホームシアター構築の手引き ディスプレイ編

続・ホームシアター構築の手引き プレーヤー編

続・ホームシアター構築の手引き アンプ編

続・ホームシアター構築の手引き スピーカー配置編

続・ホームシアター構築の手引き スピーカー選定編

 

 

 

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