サンフレ昔話と短歌

ランダムにサンフレ昔話 その15 カズの51日間(2) 日曜日の練習

 チャレンジャーズリーグから2日後、の1999年11月14日(日)、Aチームの練習(11時)とサテライトのチャレンジャーズリーグセレッソ戦(14時)を見るために吉田に出かけた・・・

 

 吉田に着くと既に選手が出ていて、ピッチはクラブハウスから遠い方でリハビリの器具が谷側のゴール裏に並べてあった。午後のサテライトに出ない選手ということで人数は少なく、フィールドは13人しかいない。その中にカズの姿もある。おとといの試合で落第ということにはならなかったようだ。13人のうちポイチは次節出場停止だから、サテのゲームに出る人の中から2人はベンチ入りできるということになる。

 アップメニューのあと、攻めのフォーメーションの練習。何度か書いたがエディ(トムソン監督)の戦術は守備的でボランチが前を向いて持って初めてサイドが上がってよいという感じだった。それで2班に分かれて、ポイチが起点になるセットとカズが起点になるセットでの練習だった。私には、次節のスタメンが濃厚なカズに戦術を徹底するための練習のように見えた。ポイチのプレーがお手本なんだろう。そして、時々ポイチがエディに質問しているのも、カズのために聞いてるように思われた。ここまでにサンフレユース出身者では安武亨、秋元雅博の2人がサンフレでJデビューしていたけれど、それぞれ2試合、1試合の出場にとどまっていて、トップチームに定着する選手は出ていなかった。ましてや高校生デビューなんて私にとっては降ってわいたような話でスタメン濃厚と聞いてもまだ半信半疑だった。だから本当に見ていて疲れる2時間で終わった時にほっとしたのだけれど、本人は楽々こなしていたのかもしれない。

 午後のチャレンジャーズリーグにはコウジと駒野が出場した。20日のガンバ戦のベンチ入りをかけてのゲームであったが、それほどモチベーションが高い印象は受けなかった。メンバーを書いておこう。なお、このゲームはコウジのワンボランチのように見えたので、両サイドはその左右に書いておく。前にも書いたように、この時期のサテの背番号は古いユニの若い番号を使っており、上で出るときの番号とは違っている。

FW 14大木、10松永

MF 13古賀、8吉田幸生

MF 6宮崎、15コウジ、2駒野

DF 7大畑、4池端、5山下

GK 16植田

(SUB) GK1加藤寿、MF9松岡、FW12池田学徳、11秋元

 配られたメンバー表を見ると、セレッソは加地が出ている。こちらはサブのGKがいなくて加藤コーチがのっているけど、広報氏に聞いたところによると準公式戦だから登録外の選手を使わないでくれと運営から言われたそうだ。だから公式記録には加藤コーチの名前は載らなかったと思われる。余談であるが翌2000年12月にチャレンジャーズリーグ京都戦(ビッグアーチ)を99年同様トップチーム同士でやった時に、ウエミーが一発退場になった。相手のエンゲルス監督は練習試合感覚で代わりの選手を入れるように要請、他の選手が入ってゲームは続行された。しかし、準公式戦だから公式記録を出さないといけない。審判団と競技してウエミーがイエローもらったあとに交代したように改ざんされた公式記録が出されたそうだ・・・

 このゲームに話を戻したいが、池端が負傷してサッカー公園に救急車が来てそのまま入院になってしまったこと、宮崎光平のミドルが決まった事は書いてあるがスコアを書き漏らしている。カズのことで頭がいっぱいだったのかもしれない。コウジも足を蹴られて交代したが、これはたいしたことなかったようだ。駒野は中々上がるタイミングがつかめず悩んでいるようだった。昨日新聞に記事が出たせいか、ゲーム後コウジにサインを求めるファンが何人かいた。私も次にもらっておこうかなとノートに書いている。

 後年稲田寮長に聞いた話であるが、この99年、木曜日の放課後に森兄弟と駒野は寮長さんの車で府中町の揚倉山Gへ、ここでエディの特訓が行われていたそうだ。寮長さんは就職活動と呼んでいたが、エディも3人が将来クラブを支える選手になることはわかっていたのだろう。しかし、トップの監督が練習以外の時間を使ってユース選手の特訓をしていたという話はあまり聞いたことがない。エディの監督時代は守備的な戦術で成績も中位にとどまっていたけれど、降格することなく将来の中心選手を育てた事は知っておいてほしいと思う。

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