夫婦で遊ぶ熟年ライフ

年の差・国際結婚夫婦の長期旅行と静かな暮らし

アラムートは伝説ではなかった

2021-09-19 14:44:46 | 日記・エッセイ・コラム

80年頃のNHK番組「シルクロード」を再放送しています。喜多朗の音楽が聞こえてきませんか? 数カ月前に週4日間再放送していた時、イランでの回を見逃したので、今度はちゃんと見ました。

最も驚いたのはアラムート。 暗殺教団とか何やら神秘的な伝説かと思ってたら、実在したんだそう。 マルコー・ポーロの「東方見聞録」にも「ワインと蜂蜜、ミルクの川が流れる楽園」と記されているとのこと。 

初代ハッサン・サバーがイラン北部エルブルズ山脈の城砦に12才から20才までの若者を集め、薬草で幻覚させ、暗殺者として各地に放ったという話。 伝説じゃなかったんですねー。

1250年、チンギス・ハーンの孫、フラグ・ハーンによる侵略まで150年間続いたそうです。難攻不落を誇った城砦は3年間の兵糧攻めにより陥落。

「シルクロード」取材班は実際に城砦まで行ったのだけれど、今はもう瓦礫が残るのみ。

アラムート(鷲の巣の意味)で使った薬草ハッシシは大麻のことで、今でも使われる単語ですよね。英語のアサシン(暗殺者)はここから来てるし、オペラ「トスカ」でトスカがスカルピアを「アサシーノ!」となじるシーンも有名。

アラムートは、単なる暗殺教団ではなく、宗教改革だったという評価もあるそうです。興味深いですねー。

イランは行ってみたい国だけど、私一人ではかなり不安。 つれあいはイラン革命で追放された米国人(1年半住んでた)だから、もう行けません 18年にサマルカンドに行ったのはイランの代わりでした。

「シルクロード」はイランを過ぎて地中海まで続きます。

 

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ヒガンバナの季節

2021-09-17 16:15:38 | 日記・エッセイ・コラム

やっと昼間に外を歩ける気温になってきましたね。山の中のお寺まで出かけてみると、ヒガンバナが咲き始めてます。

ヒガンバナは、スイセンと同じく、全草有毒。 きれいな花には毒があるってわけ。  この毒性が、モグラやネズミを田畑に寄せ付けない効果を持つそうで、先人たちがあぜ道にヒガンバナを植えたとのこと。

「中国から一株が渡来し、日本全体に株分けで広まり(三倍体であるため種で増えることができません)、その渡来時期は縄文時代とも弥生時代ともいわれています。また、日本に存在するヒガンバナはすべて遺伝的に同一であることから、中国から伝わった一株の球根から日本各地に広まったと考えられています」

写真でつれあいの右上にある、ちょっと立派な建物が寺の守護神三十番神を祀る番神堂。

この寺は維持状態があまりよくないけど、勅命山(718年創建)だそうです。

「芳賀坊(後の報恩大師)が聖武・考謙・桓武天皇らの病気回復祈願を行い、その都度、天皇は健康を回復したことから、朝廷より「報恩大師」の号を賜っています。特に桓武天皇は病気の回復に対し、勅使を遣わして褒めたたえました」

先週でしたかね、「英雄たちの選択」が聖武天皇の疫病(天然痘)対策を再放送してました。あの時代にすでにこんなところに創建されてたんですね。

 

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銃で殺せる「さまよえるオランダ人」なんて

2021-09-15 15:25:18 | オペラ

近年のオペラ演出にはほとほと愛想がつきてるけど、またそういうのを放映で観てしまった。 ワグナーの「さまよえるオランダ人」。 ワグナー嫌いの私が唯一好きなワグナーのオペラ。 ワグナーの聖地バイロイトは以前も変な演出でやってたけど、今回のは支離滅裂。 歌手陣も良くなかった。

物語は一言でいえば真実の愛による浄化なんです。

幽霊船の船長のオランダ人は神を呪った罪で永遠に海上をさまよい、7年に一度しか上陸を許されない。彼を救えるのは、彼に永遠の貞節を誓う女性だけ。「オランダ人」の肖像画に魅入られた船長ダーラントの娘ゼンタは、彼を救うのは自分だと直感する。出会った二人は結婚の約束を交わすが、オランダ人は「あなたを破滅させたくはない」とゼンタに別れを告げ出航する。ゼンタは制止を振り切り「オランダ人に誠を誓って」海に身を投げる。すると幽霊船の呪いは解ける。

今回の演出は復習がテーマだそうで、幽霊船などなく、オランダ人の母親が町の名士ダーラントと不倫(セックスシーンあり)の挙句、捨てられ自殺。それがトラウマになったオランダ人が大人になり町に戻ってきたという設定。

ゼンタは不良娘の設定で、あの有名な「ゼンタのバラード」を歌う。 歌詞と振る舞いがまったく不一致。 純愛小説の主人公が切々と愛を告げる台詞を不良娘の目つきや振る舞いで言うなんて考えられます? 近年のオペラは新解釈だとかいって、歌詞と全然関係なくても演じさせるんですよ。

一番呆れたのは最後のシーン。 オランダ人がゼンタを、お前なんかどーでもいいというように突き飛ばすと、なんとゼンタの母(原作にはない)が銃を持ち出し、オランダ人を銃殺する。

あのねー、銃で殺せるんだったら、オランダ人はとっくに死を選んでますよ。何をやっても死ねないのがオランダ人の呪いであって、本人は早く死んで救われたいわけ。 

永遠の貞節を誓う女性によってしか救われない(死ねない)からさまよい続けてるのに、銃でガーン、死にました、なんて、あほくさ。

復習がテーマというから、ゼンタの父ダーラントへの復讐として、オランダ人がゼンタをレイプ(近年はセックス演出ばかり)して殺すのかと思ってた。 筋としてはそのほうがよほど納得いく。 こんな演出ばかりだから、コロナでヨーロッパ行けなくても全然平気。

では私が最高だと思う「さまよえるオランダ人」をご紹介(DVD持ってます)。ベルギーのモネ劇場で大野和士指揮、エグリス・シリンス、アニヤ・カンペです。

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Richard Wagner: "Der fliegende Holländer" (Bruxelles, 2005)

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毎月!歯のクリーニング

2021-09-13 15:30:21 | 日記・エッセイ・コラム

つれあいの歯の詰め物ができたので、また知人お勧めの歯医者さんへ行ってきました。

今回もやっぱり消毒も検温もありません。それでも患者さんが来られてるので、皆さん気にされてないんでしょう。

知人は半年に一度、歯のクリーニングに行ってるそうで、7年ぶりなんて呆れるわと言われました   そこで、支払いの時に受付の方に訊いたんですよ、「歯のクリーニングは大体どれくらいで来たらいいんでしょう?」

「毎月来られる方もおられますよ。2~3か月に一度の割合が多いですかねぇ・・・」

ひゃ~~~毎月 知人の半年に一度というのもすごいなと思ったのに~~~  普通、そんなに行くもんですかね? 私の認識がおかしいのか?

念のため言っておきますが、受付の方や歯医者さんのほうからクリーニングを持ち掛けてきたわけではありませんよ。先方は押し売り的なことは何も言われませんでした。私のほうから尋ねただけ。

つれあいも私も、毎日2回、歯間ブラシとフロスを使ってるけど、それだけじゃ不十分なんですかね? 

 

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植物は感知している

2021-09-11 15:13:54 | 日記・エッセイ・コラム

もう9月も初旬が過ぎたのに、またサボが咲きました。きれいですよね、月下美人と同じ香り。 サボも夜咲きますが、花の時間は月下美人より長く、お昼ごろまで咲いてます。

前にも書いたけど、このサボは20年以上育てていて、毎年6月には咲き終わるんです。それが今年は7月以降も何度か咲き、これが最後と思うけど、もう9月ですよ。

今年はクチナシも8月の長雨を梅雨と間違えたのか、8月下旬に1つ咲き、9月になってもう1つ咲きました。

これらの花の時期が変なのもそうだけど、植物は気候変動を感知できるんでしょう。

ウチの前の谷には松が何本も自生してたんですよ。それがこの26年間で松はすべて枯れてしまいました。松には耐えられない気温になってしまったのではないかと思います。

今はこの通り、広葉樹ばかり。

 

それと、数年前からコオロギをまったく聞かなくなりました。以前はお盆頃から鳴き始めたものだけど、どうしたのかな? 時期が遅くなったというのではなく、全然聞かない。 これも気候変動?

 

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