サンディ・スプリングスのように貧困層を排除するという気持ちは分からないでもない。今回つれあいの里帰りのためホテル探しをしていて、そんな気持ちを思い出した。なにしろ実家はブルーカラーの町ですから。
アメリカから日本へ引っ越して2年後の1995年夏、里帰りで予約していたホリデーインへ行った時の衝撃は忘れられない。その町にはホテルは2つしかなく、もう1つはモーテル6だったか8だったかで、ホリデーインの方がいいだろうと思ったわけ。
着いてみると、やる気のなさそうなフロントがキーを出して、階段上がってすぐよと言った。階段を上がると廊下にはゴミ袋がいくつも放置したままになってる

ひゃー と思いながら、部屋に入ってぎょっとした。ファーストフードの食べ残しは散乱してるわ、ベッドは誰かが使ったままだわ、バスルームはゴミだらけ (◎-◎;)!!
途上国の安宿ならいざ知らず、先進国アメリカの一応名の知れらたホテルチェーンでこんなヒドイのがある? とてもじゃないけど泊まる気になれない
すぐさまフロントへ降りると、1階の廊下には浮浪者のようなのがたむろしてる。着いたばかりの時は死角で見えなかったのね。フロントが部屋を変えるからと言ってくれたが、もちろん断った。
当時の私にはこの町がブルーカラーの町だという認識はなかった。プリマス(マサチューセッツ)に住んでいた頃は日帰りしていたし、つれあいの実家のあたりは普通だし。。。でも観光地のプリマスに比べ、きれいなところじゃないなぁとは思ってた。今思うに、こういうホテルしかないってところがブルーカラーの町ってことかしら?
あの時は車でしばらく離れた町にまともなホテルを見つけて泊まった。あれ以来、つれあいが一人で行く時は弟の家に泊めてもらい、私が同伴する時はよその町のホテルにし、前回は私の友達のコテージを借りた。
そして今回・・・・・ホテル予約サイトには3つのホテルがあり、そのレビューを見ると:What appeared to be welfare guests taking over all facilities:Unpleasant odor in hallway and lobby:Desk personnel not very friendly. Would have been nice if the toilet actually flushed and worked. Good thing there was a trash can in the room so I could fill it up with water and flush the toilet:Had many people at motel who appeared to be living there. They were smoking marijuana on a daily basis.
1つはヒルトン・ダブルツリーだけど、それでも:Trash, shoes, pen & paper left under beds Pool area dirty, gross water, peeling paint Trash in hallway during my whole stay:We stayed one night and had really rusty water. Had to shower in rusty water. They told us to run the water 10 minute and it would clear. It never did.
(゜Д゜≡゜Д゜) 1995年と全然変わってなさそう。こうなるとやっぱり付き合いきれないよなぁという気にもなる。。。それにしても職業倫理・衛生観念は貧しさとは関係ないと思うのだけれど。。。。。