夫婦で遊ぶ熟年ライフ

私は眼の病気、つれあいは脚の不具合。互いに補いながら残りの人生を楽しんでいこう。

「エウリディーチェを失って」聴き比べ

2018-08-05 14:10:24 | オペラ

モーツァルトのあと、バロックが聴きたくなって、「オルフェオとエウリディーチェ」(グルック作曲)の録画を観ました。これも久々です。

1つはカウンターテナーのベジュン・メータがオルフェオ。メータは以前、アン・デア・ウィーン歌劇場で「ロデリンダ」を観ましたが、とても技巧的。この「エウリディーチェを失って」も速いテンポで、1番目と2番目で技巧を変えて歌ってる。私は好きですねー。この演出ではオルフェオが最後にエウリディーチェのことを「やっぱ、めんどくさい女だなぁ」と思ってるシニカルな解釈

Che farò senza Euridice. Orfeo. Gluck

ウチはもう1つ録画を持っていて、メゾ・ソプラノのマッダレーナ・コジェナーがオルフェオ(フランス語版)。コジェナーは正統な歌い方で素晴らしい。動画が見つからないので、最も正統派のアグネス・バルツァーをどうぞ。

Agnes Baltsa - Che farò senza Euridice - Orfeo & Euridice

「オルフェオとエウリディーチェ」は2011年に、スロバキアのブラチスラバで観たことがあります。オルフェオはパソコン・オタクという斬新な解釈で面白かった(ココ)。バリトンが歌うオルフェオも味があるんですよね。

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久々のモーツァルトで涙

2018-08-03 08:07:00 | オペラ

このところ、オペラは劇場でも録画でもヴェルディを多く観てました。しばらくモーツァルトのオペラから離れていたので、久々に「フィガロの結婚」の録画を引っ張り出しました。

もう10年も前に東京のサントリーホールで上演されたもの。録音技術のせいではないかと思いますが、全員の声がちょっと硬めに響く。でもキャストは全員質がそろってよかったです。特にフィガロのガブリエーレ・ヴィヴィアーニ。

ほとんどドタバタコメディなんだけれど音楽が素晴らしい。なんといっても最後の「Contessa perdono」 ここに来ると私はどうしても涙があふれてしまうんです。

直前まで、変装でだまし、だまされ、からかい、嫉妬し、怒ったり、軽い調子の音楽なのが、一瞬にして美しい旋律に変わる。ほんの2分ほどなのに、心にしみとおる旋律に涙が自然とあふてくる。この後またすぐ賑やかな大団円で終わるというモーツァルトの巧みな仕掛け。わかっていても毎回ひっかかる私です。

下のは英国グラインドボーンでの動画

Le nozze di Figaro: 'Contessa perdono' ('Countess, forgive me') – Glyndebourne

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「イル・トロヴァトーレ」@びわ湖ホール

2018-07-04 13:28:29 | オペラ

月下美人の集中開花を見逃した6月30日は、びわ湖ホールへオペラを観に行ってました。チケットは5月になって、たまたまフランチェスコ・メーリが歌うと知って買ったんです。10年ほど前に放映で「マリア・ステュアルダ」で聴いて素晴らしかったから。

公演の1週間ほど前にびわ湖ホールから郵便が届き、バルバラ・フリットリが病気のため、スヴェトラ・ヴァシレヴァ(ブルガリア出身)に変更とのこと。がっかりした人が多かったと想像しますが、私的にはフリットリはすでに声のピークは過ぎていると思うので別に・・・リチートラとの「イル・トロヴァトーレ」では最高でした。

びわ湖ホール

 遅くに買ったので、残り物のS席(日本ではSSが最高)の3階中央。舞台からこんなに遠い。でも音響はよかった。

カーテンコールの写真でわかるように舞台セットはほとんど何もない。イタリアから引っ越し公演なのでしょうがないか。買ったばかりのスマホでカメラのズームの仕方がわからなかった。

で、メーリはどうだったか? う~ん・・・声はよく伸びていたし、歌い上げるアリア「ああ、美しい人」などはとてもよかった。でも高音でのパワーがないみたい。「見よ、恐ろしい炎よ」では中盤と最後で高音を準備するためか、直前を合唱に任せて彼自身は歌ってないように聞こえた。それに2回繰り返しせず1回のみ。

1回のみといえば、レオノーラの出だしのアリアも繰り返しがなかった。ヴァシレヴァは出だしがかなり硬い声だったけれど、徐々に滑らかになっていってよかった・・・と私は思ったけど、あれはトゥーランドット向きの声だとつれあいは不満げ。

つれあいが絶賛したのがアズチェーナのミコリッチ。確かに若いのにすごく深い声で役にぴったりでした。アズチェーナは陰の主役といってもいいほどおいしい役ですよねぇ。ルーナ伯爵のガザーレも温かみのある声で気に入りました。

そして何より、オーケストラが素晴らしかった。弦がなめらかな音だったのと、歌手を引き立てるのがうまい演奏でした。「イル・トロヴァトーレ」はサクサクと物語が進み、耳に残るメロディがたくさんあり、飽きる場面がない、ヴェルディのなかでは一番好きなオペラです。

指揮:ジャンパオロ・ビサンティ
演出:ジョセフ・フランコニ・リー 出演:イタリア・バーリ歌劇場管弦楽団/合唱団
   バルバラ・フリットリ(レオノーラ)←スヴェトラ・ヴァシレヴァ
   フランチェスコ・メーリ(マンリーコ)
   アルベルト・ガザーレ(ルーナ伯爵)
   ミリヤーナ・ニコリッチ(アズチェーナ)

水際遊歩道の左手の明かりがびわ湖ホールの裏側。並びにウチが泊まったホテルピアザがあり、その前の遊歩道から撮った写真です。

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素敵なイラストの「メリー・ウィドウ」DVD

2018-05-30 17:38:08 | オペラ

私の古い記事にコメントをくださった方とメールのやり取りをしたのち、こんな素敵なDVDが届きました

これは1997年に放映されたオペレッタ「メリー・ウィドウ」の録画です。今まで見た中でも最も粋な演出なのに、なぜか市販されてないんです。ウチがビデオ録画していたをDVDにコピーしたもので、画質があまりよくないんだけれど、それでもいいと言われて送付しました。

そしたら、画質を少し良くしたうえで、イラストを添えてくださったんです。主人公のハンナがかぶっていたオシャレな帽子がとてもうまく描かれています。

さらに、自作の絵本も同封されていました。

ひょんなことから宝物が増え、うれしいですね

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「ラ・シルフィード」マリインスキー本館@サンクトペテルブルグ

2017-10-05 17:42:04 | オペラ

ロシアで観た最後の演目はバレエです。マリインスキー本館のロイヤルボックスの隣へ。

前回のフロア席と違って上方のせいか寒くなかった

「ラ・シルフィード」はロマンティックバレエの代表作だそう。下写真は妖精たち。

主役のシルフィードとジェイムズ。

魔法使いのマッジ

正直言って、え?これだけ?という感じ。上演時間もたった1時間40分。つれあいも、まだ9時じゃないかぁと残念そう。ジェイムズ役は「海賊」で一番素晴らしかったダヴィド・ザレイエフなので、期待したのに、踊る場面が少なすぎ。マイムが多くて、せっかくの彼の才能が発揮されてない。シルフィードの死ぬ場面もあっさり。振り付けがそうなんだから、文句言ってもしょうがないですけど。もちろんカーテンコールでは二人とも大喝采でしたよ。

あとから知ったんですが、「ラ・シルフィード」はフランス版とデンマーク版の2種類があり(どちらも古い)、振り付けも音楽も異なるんだそう。フランス版はバレエ重視、デンマーク版は演劇重視で、マリインスキーのはデンマーク版を使ってるんです。どうしてなんでしょうね?

Sylphide: Maria Shirinkina
James: David Zaleyev
Effie: Tatiana Tkachenko
Medge: Igor Kolb
Gurn: Vadim Belyaev

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