夫婦で遊ぶ熟年ライフ

私は眼の病気、つれあいは脚の不具合。互いに補いながら残りの人生を楽しんでいこう。

去りがたい思いのサンクトペテルブルグ

2017-10-28 19:26:58 | 2017年夏ギリシャ&ロシア長期旅行&準備

前記事で書いた通りすがりの出来事を紹介しましょう。まずはサンクトの空港まで息子を迎えに行く途中のこと。ウチはモスクワから新幹線で来たのでサンクトの空港はまだ行ってなかったんです。地下鉄のモスコフスカヤ駅で降り、バスに乗り換えるんだけど、出口はホームの進行方向かその逆かどっちがいいかなと見渡したら突然、「What do you want?」という野太い声が とっさに「Airport」と答えると、そのおばさん、「こっちから出て39番バスに乗るんだよ」と指差してすたすた歩いて行った。エスカレーターで上がり、通路を行くと1つ目の角からまた突然、同じおばさんが現れて、「ここじゃないよ、この先の突き当りまで行ってから上がるんだよ、39番だからね」。なんと、おばさんはウチを待ち伏せ、いや、待っててくれたんですね、間違わないように。なんだかとても温かい気持ちになりました。

また、ミハイロフスキー劇場で「フィガロの結婚」を観て、夜12時頃アパートまでバスで帰ろうとした時のこと。日本のように、逆方向行きのバス停は必ずしも通りの対面にはないんですよ。見つからないので、同じ番号の路線バスはいずれアパート最寄りのマリインスキー劇場バス停まで行くだろうと乗ったわけ。バスの中で切符売りに料金を払い、「マリインスキー?」と訊くと、切符売りはロシア語で何か教えてくれてるんだけど、ウチはわからない するとハンサムな青年が英語で、「逆方向に乗らないと、これだと1時間半ほどかかるよ」 え? 「僕が教えてあげる」と次のバス停で一緒に降りてくれた。降りる前、切符売りがウチがすでに払った料金をわざわざ返してくれたのもびっくり 青年に「ここで降りるつもりだったの?」と訊くと、「いや、2つほど先だけど、僕はここから歩くから大丈夫」とウチが乗るべきバス停まで連れて行ってくれた。途中、オペラの帰りだというと「僕の彼女、ソプラノ歌手を目指して勉強してるんだ」とにっこり。

こんなふうにモスクワでもサンクトでも、こっちが尋ねてもないのに助けてくれるということが何度もありました。こういう、おせっかいともいえるような親切というのは、他の国の都会では経験したことないです。都会にしては素朴な温かみが感じられ、ほっこりした気持ちになることが多かった。

それに今回7週間の旅行のうちサンクトには一番長く滞在したこともあり、出発の時は意外にも、去りがたい思いがしたもんです。オペラ劇場が5つもありますしねー。もうヨーロッパで行きたいのはプラハとサンクトだけです。

さて、帰国便で乗り継ぎした上海浦東空港のラウンジですが、新しくできたVIPラウンジがお勧め。温かい食事(麺類はその場で茹でてくれる)や飲み物がそろった1階とは別に、2階は静かに過ごす人向け。こんなマッサージチェアやぐっすり寝られるリラクシングチェアがあり、ゆっくりできます。

これで夏の長期旅行記事はおしまい。

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血の上の救世主教会と芸術家墓地@サンクトペテルブルグ

2017-10-26 14:51:17 | 2017年夏ギリシャ&ロシア長期旅行&準備

モスクワのワシリー寺院と同じく「ねぎ坊主」がいくつもついてる、血の上の救世主教会。1881年にアレクサンドル2世が暗殺された場所に、息子のアレクサンドル3世が建てた教会です。上のほうは修理中。

東側から。ワシリー寺院が1560年に対し、これは1907年で、土台はコンクリート。

内部はびっしりとモザイク。こういうのを見ると私はちょっと食傷してしまう。

モザイクとわかるよう、クロースアップしてみました。

ここの天井ドームのキリスト像は巨大。

教会は運河沿いに建ってる。

夜はライトアップされてきれい。

サンクトにはイサク大聖堂やカザン聖堂もあるんですが、もう割愛 そろそろこの旅行記も終わりにしないとねー。ネフスキー大通り(8km)の終点にチフヴィン墓地という18~19世紀の芸術家たちの墓地があります。それほど大きくなく、整然としてます。

これがドストエフスキー。

チャイコフスキー

バレエ振付師のマリウス・プティパ。フランス人だけど、サンクトで活躍したそう。

敷地の中に資料館があり、二人のシニア女性館員が英語で丁寧に説明してくれました。モスクワもサンクトも都会なのに、人々はとても親切。通りすがりであってもです。次のアップで少し紹介したいと思います。

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マンモス@サンクトペテルブルグ

2017-10-24 15:07:23 | 2017年夏ギリシャ&ロシア長期旅行&準備

世界で唯一のマンモスの標本があるんですよ、動物学博物館に。場所はエルミタージュの西にかかる宮殿橋を渡ってすぐ。近くにはメンデレーエフ博物館や科学アカデミーなどあります。

約4万4000年前のものだそうで、1900年にロシア極東の永久凍土から発見されたとのこと。体毛も残ってる。

ちょこんとお座りしている格好は発見当時のまま。45歳の雄のマンモスは断崖から落ちた直後に死んだとのこと。

詳しくは説明分をどうぞ。

マンモスの子供の標本もある。

こういう骨格の標本も数体ある。

もちろん他の動物や鳥・魚類などたくさんの標本が展示されてる。どれも姿勢や表情がとてもリアル。

 

 

オオカミが獲物をめぐって今にも戦いそうな標本の写真に、つれあいがヘアスタイルをつけちゃいました。ん~~~、この4頭、誰かなぁ

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「罪と罰」の界隈と「白痴」レストラン@サンクトペテルブルグ

2017-10-21 17:05:53 | 2017年夏ギリシャ&ロシア長期旅行&準備

マリインスキー劇場に近いので選んだアパートは、ドストエフスキー著「罪と罰」の界隈でした。どの場所も歩いて10分以内。私は読んだことないけど つれあいはドストエフスキーが好き。小説に登場するスポットをいくつか紹介します。まず「罪と罰」を執筆したアパート。

プレートがある。

主人公ラスコーリニコフのアパートとプレート。

主人公が自首した警察署は今も警察署。

登場人物が馬車にひかれたり、その妻が発狂したり、少女が身投げする橋。

界隈は運河がめぐらされている。

それと「白痴」レストランというのもあるんです。

半地下で古めかしいインテリア。トイレにつながる部屋にはドストエフスキーの本がずらっと並んでる。

 

ここは午後7時までボルシチとペルミニのランチをやってます。ペルミニというのはロシア風水餃子。ここで撮った写真が見当たらないので、モスクワのペルミニ屋さんの写真です。

 

ちなみに「白痴」という日本語タイトルはこれでいいんでしょうか。つれあいによると、主人公は純真無垢すぎて常識人からは愚か者にみえてしまう人間なんだそう。ロシアの聖愚者という存在に近いようです。日本語の「白痴」にはそんな意味はないですよね。

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うさぎ島@サンクトペテルブルグ

2017-10-19 14:47:53 | 2017年夏ギリシャ&ロシア長期旅行&準備

なんともかわいらしい名前だけど、ペテロパヴロフスク要塞のことなんです。サンクトの歴史は1703年、ピョートル大帝がこの島に要塞を建設し、スウェーデンとの戦いの足掛かりにしたのが始まりとのこと。うさぎ島の由来は大帝がここで初めて目にした動物とも、この島にうさぎがたくさんいたからとも。 ネバ川を挟んでエルミタージュの対岸にあります。

入り口は反対側の橋を渡る。

要塞の壁の上を歩ける。

壁の上から対岸に見えるエルミタージュ。

壁の上から見る要塞内のペテロパヴロフスク聖堂などの建物。

ペテロパヴロフスク聖堂は大帝以後の皇帝の墓所。

砲兵博物館の前の展示。

ピョートル大帝は自ら船を造ったり、大工仕事をしたことで有名です。

これは「青銅の騎士」と呼ばれる、旧海軍省の横にある銅像。「ピョートル一世へ、エカテリーナ二世より、1782年」と彫られています。

ロシア出身でないエカテリーナ二世(「祖国の賢母」と呼ばれるそうな)はピョートル大帝の後継者であるとのメッセージを国民に示す必要があったのかな。

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