きゃべつ村通信

kou きゃべつ村村長

あおむしの羽根

2014-08-28 10:28:00 | My favorite
うちの出し物にエリックカール原作の「はらぺこあおむし」がある。

クライマックスは絵本と同じように、最後に大きな蝶が出てくるところだろう。

この蝶の羽、自慢じゃないがよくできている。

素材はアルミの板、これを自動車の板バネからヒントを得て

強度と跳ね返りを考えて大きさの違うものを三枚重ねている。

まあおかげで、20年もっている。(やっぱり自慢か?)

さて、羽ばたき。

日高敏隆さんの「人間はどこまで動物か?」とう本の中に

昆虫がどうやって飛ぶか?の解説があった

昆虫の体は外骨格のお弁当箱のような形で

羽の根元がこの蓋の外と中を貫いている。

このお弁当箱を少し閉じたり、また閉めたりを繰り返すとテコの原理で

この羽が大きく上下する。

昆虫は全身筋肉の収縮の力を使いながら飛んでいる

いっぽう、鳥は内骨格だから羽を動かすためには、

体全体に対してかなり大きな胸の筋肉を必要とする。

人間が大きな羽をもっても飛べないのはこういうわけがある。

うちの人形もおんなじ、ただ自らの筋肉ではなく、演じ手が体を棒で上下させる。

羽は中心からボルトで固定されてるから、この力はテコの原理で外へ伝わる

単純だが、別に羽に糸や棒を付けなくても全身を上下させれば羽は反動で上下する。

問題は羽の大きさと基になる体の重さのバランス。

鳥の形をしたモビールが風にふかれて勝手に羽ばたくのも同じ理由。

人形を作ることでいろんな勉強ができるなあ。


飯田報告 2

2014-08-09 10:48:00 | 公演報告
飯田 二日目

今年は同日に三回公演

10:00 柏心寺 公演



お寺で骸骨?と思ったけど、住職さんの許可も貰ってしっかりカルシウムダンスもやりました。



観てくれた子供が アンケートの裏面にこんな絵も描いてくれました





13:30 老人保健施設ゆうゆう 公演 

北海道のオペレさんとジョイント



「ャeト・・・ャeト・・・」のフレーズが頭からはなれない。

最後のャeトの出るシーンがいいよねえ。



17:00 小雨の中わいわいパレード に参加

ことしの人形はジーンシモンズ 通称「ベロベロ」




もう半分ヤケの大興奮



仲間内ではしんくんさんが賞をもらいました。




20:00 飯田公民館でシークレットライブ

今年は
人形劇チーム青空共和国さん「紙芝居たんこぶはかせ」

NPO法人のういくネットワークさん「にげろ!」

ゆうすけ座さん「パネルシアター くもくもく~も」

野駐熏]里さん「はたらくくるま」
 (もうかわいくて、手も脚もでない)



アッちゃんのげきじょう「空とぶ☆まどをあけましょう…より。」

人形劇団きゃべつ村「ハンプティダンプティ」「獅子舞」

人形劇チーム青空共和国さん「正義の味方ハチマキくん」

人形劇団なみさん「赤ずきん日本語版 R18指定」

手風琴さん「たけやぶしんぶんしアダルトバージョン」

飛び入りで

ひょうきんどんぶりさん

お伽ラッパさん



飯田報告

2014-08-08 10:43:00 | 近況報告
今年も飯田人形劇フェスタに行ってきました

早朝出発。

5時間かけて。

はい、私にとっては年に一度の大旅行。

今年の飯田は「北海道フェア」

北海道で活躍する劇団の皆さんがたくさん来ています。

9:00に受付 今年のバッジは三種類。



本部の広場には「きゃべつ村」の のぼり旗。



まずは、パーカーズさんの大道



ココンさんの「カボとピノ」

19:00 田辺さん 「普通の生活」 岡大輔さんのカンカラ三線も観ました。

ビデオ観た

2014-08-03 17:31:00 | 近況報告
ビデオライブラリーの益子さんが藤岡図書館公演の様子をビデオに撮ってくれました。

ありがとうございました。

通常、公演中の写真・ビデオの撮影は禁止

当然のことながら自分の公演中のは見る機会が少なく

妙な言い方だが「きゃべつ村のマリオネットをちゃんと見てみたい」と常々思っておりました。

時々操作している人間の顔も映っており、ワリに真剣にやっている。

人形の動きに関しては、反省と改善すべきところもある

タイミングとか表情の出し方・舞台の場面転換の時どうなんだろうか?

お客様との関係なので練習というより本番の記録が大事なんだな

と久々にまじめなレメ[トでした。