きゃべつ村通信

kou きゃべつ村村長

産みの苦しみ

2009-06-13 06:33:00 | 製作中!
今回は少しマジメな話
人形を作るにはまず、アイディアをまとめます。
どんな人形にするか、どういった動きをするか?
落書き程度(サムネール)から、キチンと糸の吊り方まで書いたものなど・・を3~4枚
さて、素材は?キャラクターは?関節は?表情は?

このアイディアが(アイディアなどと言うほどのもんじゃないかも知れませんが)
仕事中や、電車や車で移動中に「ャb」と浮かんだりするから
空間に人形を思い浮かべ、コントローラ(これも架空)を傾ける。
でもって、コントローラを傾けながら、自分は人形になって
首を傾げたり、手を上げたり
これを考えている時間は「かなり怪しいおじさん」です。

とくに今回の「サル」は(まだ名前がついていません)
顔のしかけを思いついて、いろいろ思考錯誤でした。
なんとか5/30の藤岡フェス、6/7のわくわく日光には「おひろめ」できました。

でもまだまだ、課題は続きます
このサルに何をさせるか?
(きゃべつの人形劇は他のサークルと違って「最初に人形ありき」なことも多いのです。)
音楽はどうするか?
尺はどのくらい?
ほかの作品と並べて違和感はないか?
もっと他に仕鰍ッを入れたりしようか?

まだまだ「変なおじさん」は続きそうです。





『わくわくIN日光』

2009-06-07 20:50:00 | 公演報告
公演の次の日にブログを書いたのですが、なぜか全部消えてしまいました。あぁ。
なので、一度自分では消化してしまったのです。
そうなると書けないものなのですね。そんな不器用な自分がなさけない。

今回の失敗は移動時間を読み違えていたこと。
一時間も早く会場についてしまい、日光の緑を感じながら車の中で寝てしまいました。
「一家心中」のような状況のきゃべつをほっておいて、びっきさんはてきぱきと旗を準備。
えみちゃんが来るまで気がつかない2人でした。

公演が終わり、片付けをしているとき『かっこうぅ かっこうぅ』と鳴き声が。
はじめは時計の時報の音かと思っていたのですが、いっこうに鳴り止まず。
ふと外を見るとかっこうが、電線にとまっていました。
『かっこう』という鳥を見たことがないので、鳴き声だけで判断したのですけど。たぶんかっこうだと思う。
お腹がいっぱいにこともあり、かっこうの鳴き声を聞き、のんびりと片付けをして、午後のお手伝いをしないで、日光を楽しんでいたきゃべつなのでした。


わくわくの感想は『続きを読む』へどうぞ

オープニングが始まり、トップバッターの『ちっちゃな劇場』さん。やすはブラックライトの準備をしていたので見られなかったのですが、「センスがいいよなぁ」とKOUさんの感想。
続いて『おはなし冒険団』さんのパネル。隣の部屋にいても盛り上がりが感じられました。
びっきさんのセリフのない人形劇は、ゆったりと落ち着いた雰囲気の公演でした。
場所を移動して、奈良県からのゲスト『絵本案内人けい』さんの出番。
細身の美人さんで「劇人ぽくない方」という第一印象でした。
ブラックライトを消しても、「つづく」の文字が残っていたのが不思議でした。(ちゃんと理由は聞いてきました)
優しさが漂うパネルに、自分が次の公演だということを忘れ、心地よい気分でおりまして、けいさんへのお客さんの拍手で慌てて舞台の裏へ。
きゃべつは、大きな失敗もなく無事終了。
おいしいお昼を頂き、おなかいっぱいなのに『らっこの会』さんが販売しているパンとおにぎりを購入。
午後は、体育館で『大型絵本』のワークショップで子どもたちは手足を七色にして、真剣な顔で絵を書いていました。
帰りに自分の絵だけを切り取って持って帰る子もいて、穴だらけになった絵本もまたよい感じになっていました。
最後に『謎のマスクマン』と『謎のマスクレディー』とのじゃんけん大会。
アンパンマンやうさぎなどの風船をうれしそうに持って会場を後にする子どもたちでした。
長い1日、子どもたちは目一杯楽しんだのではないでしょうか。

時間の関係で公演しなかった『えみちゃん』。
えみちゃんっているだけで安心するのです。
先週の栃人協のフェスは、残念ながら不参加だったので、余計にえみちゃんの存在の重要さがわかりました。今後ともよろしくお願いします。
そして、準備から片付けまで無駄の動きのない星野親子。
いつのまにか会場がきたときの状態に戻されていたり、音楽のタイミングもぱっちり。細かいところを気がつくお2人でした。

時間がなかったので、簡単な打ち上げをして、別の場所での打ち上げの二次会へ。
結構な時間話していたのですが、話したりない感じでした。
けいさんとは「次は飯田でお会いしましょう」と握手をしてお別れして、長~い1日が終わりました。
おみやげに買ったパンとおにぎりでしたが、家についたのが10時過ぎだったため、次の日の朝食においしくいただきました。



あんたの曲

2009-06-05 20:35:00 | 公演報告
 ああそれは、栃人協おはなしフェスin藤岡のことでありました。
いつものように、キウイー・はらぺことメニューが続き
(このへん、「きゃべつの常連」の方でないと分からないのですが・・・)
後ろに引いておいた台を、もとに戻した時、ずれていたのが運のつき。
「缶太の曲戟vがはしまり30秒、缶太が棒を渡りはじめたその時、
人間の方の足下のスノコがずれてまして、
そのまま進むと缶太はそのままでも、
演じ手が落ちる・・・という修羅場になるとこでした。
しかしそこはそれ、面の皮の厚い中年です、
なにごともなかったかのように振舞いましたが、
ケコミの後ろでは健気にも「小手さん」と「やっさん」が
身を呈して押さえるという感動的シーンがあったのでした。
このときばかりは、表から観たときよりも、裏から観た方が面白かったかも・・・

それにしても、お客様300人。よくいらっしゃいました。
コロャbクルさん、岩舟おはなしキャラバンさん、そしてみなさんお疲れさまでした。