カバ社長の日記 caba note

壁画やオブジェの制作会社ビッグアートの社長日記。「面白くなければ人生じゃない」がモットーの熱い熱いカバ社長の物語です。

「ラジオ体操」のもうひとつの楽しみ方

2013-04-21 19:14:25 | カバ的アングル

先日、花見の時、英語や中国語、韓国語、イタリア語、スペイン語などいろんな言葉のラジオ体操をネットで発見しました。
そして、皆でやって大受けしました。

中でも、津軽弁や大阪弁など日本の方言シリーズがあってユカイでした。
私のお気に入りは、奄美三線で奏でる奄美弁のラジオ体操です。
のどかで温かくてとても癒やされます。

皆さんもぜひ聞いてみてください。
そして、それに合わせて体を動かしてみてください。
一人でも受けること間違いなしですヨ。

 

いろいろと発展する「ラジオ体操」

2013-04-15 14:53:50 | 地域活動

新入社員と二人で始めたラジオ体操。
6ヶ月が経過しました。
その間、雨と雪で中止になったのはたったの4日間。
元旦も休むことなく、最近は、雨の日も東屋(定員4人)の下でやっています。
しかも、私は皆勤賞です。
毎週土曜日だけは、ゴミ拾いと掃き掃除も欠かしません。
半年もよく続いたものです。
あまり力まずに気楽に始めたのがよかったのだと思います。

お立ち台で私と新入社員が模範演技をしていましたが、最近ではもう一人増えました。
この2週間、ラジオ体操連盟の指導員の方が毎日1~2名来て、本格的に指導していただくようになりました。
そして先週に12日、ついに参加者は20人を達成。

飲み会や花見などもやるようになり、コアメンバー(5人)の結束も深まりました。
その中の一人が、自主的にラジオ体操実技講習会(東京)に通い始め、指導員資格に挑戦するまでになりました。

ここまで盛り上がってきたのは、本当にうれしくありがたいことです。
しかし、ここで大きな岐路にぶつかりました。
参加者たちから、ウェアや帽子を揃えたいという声が上がりました。
また、ラジオ体操連盟から連盟への加入の誘いがありました。
当社は、会が盛り上がることはいいことだと、受け入れようとしました。

うちの奥さんにそのことを話すと、「そんなことをしたら、皆が気楽に参加できなくなるよ」と反対意見。
ハッと気づきました。
こんな風に散歩途中の人が三々五々集まり、通りがかりの人が飛び込みで参加してくれるのは、自然発生的で自由な雰囲気があるからだと。
そこで、コアメンバーの人たちに問いかけました。
「この会には名前つけない。会長もいない。ユニフォームも作らない。そんなゆる~い「烏合の衆」よような集まりで行きたいと思いますが、皆さんはどう思いますか?」
全員が異口同音に「その方が誰でも自由に参加できる」「会を作ると縄張りができて一般の人が近寄りにくくなる」など、手放しで賛同していただきました。
ということで、ラジオ体操連盟には加入しないことに決定。
もちろん、ラジオ体操連盟を否定するものではなく、むしろより広い輪に広げたいというのが主旨です。

これまで、15年以上まちづくり活動を続けてきて、自分でも「かすかべ元気印の会」など活動団体を立ち上げてきました。
自分の熱い思いがあり、自分だけが先走りしてジレンマに陥ることしばし。
自分がストイックになることで熱狂的な支援者はできるのですが、閉鎖的になったり、排他的になり、活動の輪が広がらないという限界を感じていました。
もうひとつは、活動がトップダウン的になり、意思決定や行動は迅速なのですが、参加者の自主性が薄れ、人任せになってしまう。
このことの反省から、「かすかべ元気印の会」(約2年間活動)も3月一杯で一旦発展的に解散しました。
市民活動のあり方について悶々としていた私に、もっともヒントを授かったのがこの半年間のラジオ体操なのです。

正式に会を作って、ルールを決めて活動すると、参加者は義務的で受け身的になりやすいものです。
そして、幹部グループと会員たちの間にギャップが生まれ、会員が離反していく。
例会や総会には、幹部の数人しか集まらなくなって形骸化していく。
そういう悩みを抱えた団体をよく見かけます。

逆に、私が勝手にラジオを持参して始めただけのラジオ体操。
そこに集まった来た人たち。
私が遅れたらという心配から、ラジオを持参する人が出てきます。
参加する人が減ったら存続しないのではという心配をして、ウォーキングをしながら参加を呼びかける人がいます。
雨の日も私一人でやっていると、可哀想だからと来てくれる人がいます。
杖をついて引きずるようにして歩いていた人が、ラジオ体操のおかげで杖が要らなくなったと喜んでいる人がいます。

私の動きは今までとは真逆です。
空気のような存在に徹し、じっくりと自主性が育つのを待つ。
私は、毎日欠かさず朝の6時30分にラジオを持って会場に行き、10分間のラジオ体操を淡々とやるだけ。
そして、誰かがいい話をしたら、それを皆さんにお裾分けをしてあげる。
つなぎ役です。

まちづくりは、住民の自主性に基づいていない限り空振りになり、一過性で終わってしまいます。
今のラジオ体操の活動は私にとって最高の勉強の場です。
「住民の意識やパワーもまんざらじゃない」という実感が私を勇気づけてくれます。

単なる「健康づくり」から「助け合い」や「絆」といった「共助社会」(コミュニティ)の芽が育ち始めています。
今までの商店や商店街中心のまちづくり発想から住民中心のまちづくりに、私も少しずつ目覚め始めています。
行政主導のまちづくりに大きな疑問を持っていた私に、少し明るい日差しが差し込んできました。

以上が、今日この頃のラジオ体操の成果です。
たかがラジオ体操、されどラジオ体操。
次の半年で大きく進化していくような予感がして、毎日がワクワクです。


会社説明会について

2013-04-07 17:26:45 | アートの求人
弊社では、求人またはインターンの応募に際して、必ず会社説明会に参加していただくようお願いしております。
ただ「絵を描きたい」「ものづくりをしたい」というだけで応募してくる人が後を絶たず、途中で挫折する人が多いというのが理由です。

会社説明会で伝えたいことはは、大きく4つあります。

まず第1に、「絵を仕事にする」ということはどういうことか。
学校で描いていた絵と、仕事で描く絵は、根本的に成り立ちが違います。
基本的に自由課題ではありません。
つまり、自分の好きな絵を描くわけではありませんし、面白ければいいわけでもありません。
仕事ということは、絵を依頼する顧客が必ずいます。
絵を描く目的が必ずあり、テーマやコンセプトがあり、クリアすべき与件があり、納期と品質基準があります。
仕事である以上、当たり前のことです。
まずそのことを、理解する必要があります。

第2に、「会社に入って絵の仕事をする」ということはどういうことか。
会社で絵を描くいうことは、チームワークが絶対条件です。
協調性と責任感が求められます。
また、全員が同じ仕事をするのではなく、一人一人の役割分担(守備範囲)があり、各人が日々能力やスキルの向上をめざす必要があります。
内定や入社がゴールではなく、出発点についたにすぎません。

第3に、絵を描くことは共通していても職種が異なれば、求められる要件が全く異なるということ。
絵を描く仕事というと、イラストレーター、漫画家、アニメーター、似顔絵作家、絵本作家、肖像画家、壁画家などが代表的ですが、仕事の環境はもちろん求められる能力要件が全く異なります。
評価や達成感の形も違います。

第4に、全く同じ業種、職種であっても、会社が異なれば「考え方」「価値観」が全く違うということ。
同じ仕事を行う同業者同士でも、会社の目的や成り立ちが根本的に違うものです。
制作中心の会社、営業中心の会社、デザイン中心の会社、企画中心の会社など、経営者の得意領域や志向などによって尖っているものが大きく異なります、
売上や効率を最重要視する会社もあれば、会社のこだわりや働く人の達成感を大切にする会社もあります。
会社によっては、同じ業種とは思えないくらい考え方や価値観が違うものです。
考え方や価値観が違うということは、仕事の評価基準(モノサシ)が違うということですから、同じ働きをしてもその評価は真逆になることもあります。
つまり、A社で高い評価を受けていた人が、同業のB社に転職すると全く評価ゼロ、下手すると邪魔者にもなりかねません。

「絵を仕事にするということ」「会社を選ぶ」ということは、自分の人生を大きく左右する決断をするということ。
決してびびる必要はありませんが、最低限そのことを意識して決断して欲しいと思います。

これからは、仕事をして売上を上げ、給料をもらうだけの関係では、会社も働く人もやっていけない時代です。
現代では、仕事に喜びを感じられなければ働く人はストレスがたまり、しまいにうつ病になり壊れてしまう人も珍しくありません。
それは、もちろんそれは会社にとっても大きなマイナスです。
仕事を楽しみ、発展させたいと思う社員で固めていかなければ、会社もいつかは衰退してしまいます。

会社の考え方や価値観、独自性を共有して、「楽しく」「のびのびと」「安心して」働いてくれる人、つまり「同じ方向性をめざす人の集まり」の単位が会社だと思います。
この会社をきちんと理解し、共鳴していただける人だけに応募していただきたいと思い、ブログを通して呼びかけています。

技術的な能力やスキルより、仕事や人生をとことん楽しむという考え方や価値観を共有することにできる人を求めています。
そして、多くの応募者よりたった一人の有志(勇士)との出会いを期待します。