カバ社長の日記 caba note

壁画やオブジェの制作会社ビッグアートの社長日記。「面白くなければ人生じゃない」がモットーの熱い熱いカバ社長の物語です。

ビッグアートの仕事

2010-09-30 19:49:25 | アートと仕事
会社を訪ねてやってくる学生さんたちに「ビッグアートは何の会社だと思いますか」と聞くと、
・壁画制作の会社
・いろんなアートを手がける会社
という人がほとんどです。

ビッグアートは元々壁画制作会社として1993年にスタートしました。
しかしながら、時代の変化、環境の変化に伴い大きく変化してきました。

現在、確かに壁画やデザイン塗装、レリーフ、オブジェなどを制作しています。
でも、一般でいう壁画や造形などのアート制作会社とは全く異なります。

「ウォールアート専門会社」「空間演出デザイン会社」がもっともビッグアートの仕事の本質に近いと思います。
わかりやすくいうと、「さまざまなアート技法を使って建物を飾り、チャームアップする仕事」です。

会社設立当時と今は仕事の環境がまるで違います。
当時は、「ここにこんな壁画を描いてくれ」という注文がほとんどでした。
今は、具体的に「壁画を描いてくれ」という依頼はほとんどありません。

最近のお客様からの依頼は「入りやすい店にしてくれ」とか「店を親しみやすい雰囲気にしてくれ」という抽象的な注文です。
こんな注文もありました。

「お店を妖精のでてくるような雰囲気ししてほしい」

まさに、それが私たちの仕事の本質です。

「建物のイメージを変える」
「空間の雰囲気を変える」
それをさまざまなアートの技法を駆使して実現していく。

基本は、「壁」の装飾です。
建物の構造(躯体)はいじらず、表面のデコレーションだけでイメージや雰囲気を変えていく、いわゆる「建物の美容師(メイクアップアーティスト)」です。

そのせいか、10年前までは男性中心だった職場が完全に女性中心に変わりました。

壁画も造形物も、基本的に自社スタジオでほとんど制作します。
もちろん、現場施工も自社で行います。
しかしながら、「モノをつくる」という意識ではなく、「イメージや雰囲気をつくる」という意識を徹底して持たなければなりません。

ただ、「描きたい」「つくりたい」という人はビッグアートには不向きです。

長びく不況の中で、安売り中心のチープで実用性のみというお店が増え、感動や面白さがなくなり街から人が消えていく昨今。
私たちがめざすのは、「夢のある」「面白くて」「ワクワクする」空間、まちづくりです。

アートで感動空間をつくること。
ビッグアートは、そんな志しを持った集団をめざしています。
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