カバ社長の日記 caba note

壁画やオブジェの制作会社ビッグアートの社長日記。「面白くなければ人生じゃない」がモットーの熱い熱いカバ社長の物語です。

アーティストにもマネジメント力が必要!

2005-12-17 01:09:02 | アートと仕事

私は、時々社員たちを私の尊敬する人や親しくしている人に引き合わせることにしています。
先日、アイアンワークを志す二人をアイアンワークで活躍している会社「イヌイフュージョン」に案内し、T社長から貴重なアドバイスをいただきました。
この社長は、私以上に熱い人でいつも刺激をもらっています。
今回は、二人にこんな話をしてくれました。

アートを仕事にしたいなら、計数感覚を持て!
つまり、アーティストは仕事をしたければ、マネジメント力をつけろ、ということです。
自分がひとつの物件なり、1日の仕事でどれだけの収益を生んでいるのかを知ることが、仕事のスタートだと。
彼のところにも多くのアイアンワークを志す若者が訪ねてくるそうです。
彼は全ての人にその話をして、「自分はどんな仕事をして、会社にどんな利益をもたらすか」という課題を与えるといいます。
そして、その課題をクリアした人だけを受け入れるのだそうです。
さすが!うちより厳しい!

社員の給与は、一般に会社にもたらした粗利益の1/3から1/4が目安といいます。
制作会社の経費は、制作スタッフの給与だけでなく営業や経理など制作以外の人のいわゆる間接的人件費や家賃、車両、設備費、広告費等々さまざまな経費がかかります。
ただ漠然とモノを作りたいだけでは、仕事は成り立ちません。
すべての会社は、売上から材料費や外注費などの原価を差し引き、残った金額からさらに家賃や人件費などを賄って利益を残さなければ存続していけない。
いくら好きな仕事でも、利益を出さなければ続けられない。
分かり切ったことですが・・・・。
でも、そのことを痛感するのは社長だけで、働く人たちはなかなかわからないのが現実。
自分がいくら欲しいかではなく、自分がいくら会社に利益をもたらし、その結果どれくらいの報酬が妥当かを知ること。
働く側も経営者もお互いが会社や仕事の収支を知り、自分の立場を理解することはとても大切なことです。

アートを仕事にすることは、本当に大変です。
好きなことをやることは楽しいですが、食えなければ続けられない。
需要が不安定な上、価値基準があいまいですからね。
でも、会社を続けていくためには収支を合わせなければならない。
その意味ではT社長の言うように、一般の仕事以上に計数感覚が必要だと思います。

当社でも、物件ごとの売上や材料単価、外注費用など公表して、利益を出すことの難しさを社員たちに少しずつわかってもらうように努力していますが、・・・・・まだまだです。
この日、T社長の口から厳しい話を聞き、社員たちにとって私の話より効き目があったようです。

社員たちの意識を高めるには、どんどんよその会社の社長や社員と引き合わせるのが一番!
その代わり、私も一生懸命勉強しないといけませんけどね。

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