カバ社長の日記 caba note

壁画やオブジェの制作会社ビッグアートの社長日記。「面白くなければ人生じゃない」がモットーの熱い熱いカバ社長の物語です。

やりたいことが見つからない?

2009-01-20 16:21:07 | アートの求人
最近、いろんな経営者とお会いして、求人の状況などをお話しすることがよくあります。
最近の新入生は、入社して3ヶ月も経たないうちに辞めてしまう人が多くて困っているという話しがよく出ます。
実は、当社でもこの2年ほど同じ現象が出てきました。
以前なら、いくら叱られても、ある程度仕事ができるようになるまで、2~5年は辛抱して頑張っていましたが、どうしたのでしょう。

巷では、ゆとり教育の弊害だとか、少子化で親が子供を甘やかすようになったとか言います。
確かに、そういう側面も否めないかも知れません。

最近はよく、いろんな専門学校の先生たちと情報交換する機会があります。
実は、学校でも同じ現象が起こっているらしく、先生がちょっと学生を注意したりすると、翌日から学校に出てこない学生が増えているとか。
「授業よりも学生たちの顔色をうかがうことに気を使って・・・・・」とナーバスになっています。

ただ、そんな若者ばかりではもちろんありません。
一見とても使えそうにない若者でも、一緒に真剣に仕事をすると、かなり厳しい状況でも弱音を吐かずに頑張ります。
きちんと教えてやらせると、見違えるほど成長する人も結構いて、「まんざら捨てたもんじゃない」と勇気づけられることもあります。

最近よくあるケース。
学校では成績が良くて、求人面接の受けも良くて、就活を始めて早々と5~6月には有名企業に内定が決まった学生。
ところが、その会社に入社して2週間も経たない内に退職。
聞くと、「仕事が自分に合わなかったから」とか。
一体、2週間で何がわかるのでしょうか。
第一、その会社だって、最初から嫌で入った訳ではない筈。
仕事が自分に合うか合わないかうを判断できるまで、最低2~3年はかかると思います。
鳴かず飛ばずだった人が、5年、10年してから本気で仕事に取り組むようになって、大成する人も珍しくはありません。

さっきの若者、次の会社も1ヶ月で辞めました。
そして、次の会社も2ヶ月で。
キリがないですね。
2つ目の会社も、3つ目の会社も「やってみたい」と思ったから選んだ筈なのに。
自分に合った仕事を、どうやって見つけるつもりでしょう?
仕事が自分に合わせてくれる世界は、どこにもありません。

多分、その人は次の会社では、面接ではねられる可能性が大です。
新卒の時は引く手数多でも、1年以内で辞めた人は、次は敬遠されます。
それを、2回も3回もやったら、まともな会社なら振り向きもしません。

5年、10年と経験と実績を積み、キャリアアップをめざして転職した会社なら、「この会社は自分の目的に合わない」と言えるかも知れません。
しかし、何の経験も実績もなく、ましてややりたいことも明確に決まっていない人がどんな判断基準で見切るのでしょうか。
それは、仕事を見切るのではなく、自分を見切ることではないでしょうか。

最近私は、こんなアドバイスをしています。
「今の仕事がたとえ合わないと思っても、もう少し頑張ってみなさい。せめてやりたいことや行きたい会社を見つけてから辞めなさい」と。
ただ、今の仕事が合わないからといって、次の目的もないまま次の会社に入ってもまた振り出しに戻るだけ。
えてして、最初にやりたいと思った仕事と実際にその人がやりがいを感じて打ち込む仕事は、ほとんどの場合違うことが多いものです。
ということは、自分に合わないと思った会社の中にも自分の活躍できる仕事(別の部署も含めて)があるかも知れないのですから、足元をジックリとよく見回してみては。
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