カバ社長の日記 caba note

壁画やオブジェの制作会社ビッグアートの社長日記。「面白くなければ人生じゃない」がモットーの熱い熱いカバ社長の物語です。

経験者の採用より新人育成

2009-04-20 21:41:41 | アートと仕事
最近は、どの業界でも新卒より即戦力となる経験者の中途採用が多いと聞きます。
新卒から育てるのは面倒だとか、リスクが高いという風潮でしょうか。
社員を採用してもまったく教育しないで即現場に出す企業が多いということも、あちこちでよく耳にします。
会社を支えてくれている人材が、粗末に扱われている感じは否めません。
このままでは日本中のパワーが減速、失速していくのも当然の結果だと思います。

ビッグアートでは、会社設立当初から若手新人の採用にこだわってきました。
確かに経験者は即戦力になりそうですが、当社の場合はマイナスな面が多いのです。
・以前の仕事のやり方に固執して、新しいやり方に批判的である。
・新しい発想が出てこない。
・新しいこと、リスクの高いことへのチャレンジを避けたがる。
などが主な理由です。

それに引換え、若手新人、とりわけ新卒者は固定観念や先入観がなく、白紙の状態。
彼らの取り柄は、
・純粋であること。
・パワーがあり、エネルギッシュであること。
・失敗を恐れずにチャレンジできること。
勿論、そうでない若者もたくさん見かけますが。
そういう若者も、実は目標が見つからない、やればできるということに気づいていないだけだと思います。

一旦、目標を見つけ目覚めると、まるで期待していなかった人(失礼)ですら驚くほどのスピードで成長するのです。
最初だけは経験者が重宝するかも知れませんが、1~2年もすると逆転してしまいます。
経験の無さから失敗も多いですが、失敗もまた若者の特権です。
若い時の失敗は、大きな財産になります。
それに、彼らの失敗をカバーするのが私の役目。
逆にお互いの役割が明確で、いいチームになります。

私はこの16年間、ひたすら若者たちと向かい合って仕事をしてきました。
ほとんどが20~25歳ですから、私とは35歳前後の歳の差です。
しかしながら、年齢のギャップを感じたことはほとんどありません。
それは、同じ目線で同じ目標や夢に向かっているからだと思います。
彼らは私の戦友です。
パートナーです。

私は開業当初から同業他社との競争を避けるために独立独歩の道を歩んできました。
・大きな市場やリスクの低い仕事には過剰な競争が待っている。
・おいしそうな仕事には落とし穴がある。
そのために、いつも人の嫌がる仕事、リスクの高い仕事ばかりをあえて選び、厳しい経営を強いられてきました。

おいしそうな仕事には夢がない。
夢のある仕事は、リスクが高い。
でもどうせ一回切りの人生なら、私は迷わず夢を追いかけます。

16年間悶々と試行錯誤してきましたが、従来の壁画やエイジング塗装では、未来はまったく見えません。
最近ようやくいくつかの新しいコンセプトが見えてきました。
キーワードは「空間価値の創造」です。

ビッグアートの成長のカギは今、若手新人の育成にかかっています。
正に、新人育成こそが私の最大の仕事です。

「壁画プロ養成所」の授業料の無料化を決断したのも、若者たちと一緒に未来を切り開いていきたいという自然な気持ちからです。
絵(アート)を真剣に仕事にしたいと思っている人、力を合わせてがんばりましょう。
この仕事に興味のある人も、気軽にお声をかけて遊びにきてください。
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