本当はゆっくり丁寧に作りたいのは山々ですが、時間を掛けすぎると、
様々な問題も起こってきます。例えば作品の価格に跳ね返ってしまいます。
だから“早く丁寧に”作る癖を体に覚えさせます。
10年前は１日7個完成させるのは容易でした。オーダーが大分溜まって
しまったので、本日その「ペース」に挑戦してみました。
途中で接客も入りますので、もちろんそちらを一番丁寧に。
6個を並行して11時頃から制作に入り、2時30分までに画像のような
状況になりました。後はお花を生けるだけの状態にまで仕上がりました。
ここから先はあまり時間をかけずに出来る作業になりますが、
１番大きなものだけを作り上げ、集中力も無くなり、他の作業に切り替えました。
10年前よりペースが大分落ちています。
本日制作の6個のオーダーの中には、結婚式の終盤の泣かせの場面、
ご両家への「感謝の花束」贈呈の場面でそれぞれのお母様に生花の花束を
渡すのだそうですが、その時、ご両家のお父様たちが手持ち無沙汰で
可愛そうだということで、この小鳥と動物のアレンジをお父様たちにということを
考えてのご注文も入っています。いいお考えです。
お式場の方では、そんな時お父様に「ブートニアをプレゼントしたらいかが
でしょうか」との提案をしてくれたらしいのですが、花嫁様と私の意見が
一致しました。「その場面でお父様たちにブートニアをお付けしても、
新郎の父親の挨拶で披露宴はお開きになってしまうでしょ。」とあっさり却下。
大体その前にブートニアというものの意味合いを分かっているのかな？
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松坂屋・静岡店 北館2階 マーガレットハウス
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