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伊勢街道その4【津~松坂】前編

2012-05-10 | 旧街道あるき
とりあえず黄砂は飛びまくってはいるのですが、2月~4月上旬までの過ごしにくい時期は脱出しました。
黄砂は飛びまくってますが!!←しつこい

まあそんなわけでして、春の最初のうちは「おんもへ 出たいと 待っている♪」な桐井でしたが、ここへきてガマンの限界(ぶちっ)
4/25-26の連休は伊勢街道あるき旅へ出かけてきました。

連休前の火曜の夕方、クリニックからそのままリュック背負って東静岡駅へ。
JR東静岡━―(掛川で乗換)━―━JR豊橋駅━―━―━JR名古屋駅 ←在来線の旅
近鉄名古屋駅━━━━津駅 ←特急アーバンライナーの旅
アーバンライナーは足置き台やら各席に収納テーブルついているやら、飲料の自販機があるやらで、非常に快適な列車で気に入ってしまいました。
・・・と列車の旅で満足して終わってしまってはいけないのでした(^^;

今回の旅は目的が3つ(優先順)ありました。
1.旧伊勢街道 津~松坂 を歩く
2.近鉄特急アーバンライナーに乗る(←乗ってみたかっただけで、テツ子ではありません)
3.津ぎょうざを食べる

さて、16時台に東静岡を出発しても、名古屋まで在来線で乗り継いできたのでホテルに着いたのは21時台。
ここで津ぎょうざを求める旅が始まったのではありますが、出かける前にちゃんと調べておかなかったので駅前をウロウロ彷徨うだけで、結局見つかりませんでした。
適当に入った飲食店では扱っておらず、ちょっぴりガックリでしたが、そこで食べたものが美味しかったので満足

翌日はいつもどおり4時台に起き(老人性ではありません)、5時の大浴場開始時刻と共に入浴。6時45分の朝食開始時刻と共に朝食会場へ(繰り返しますが、老人性ではありません)、そして7時台に出発です。
この日の行程は21キロ。約4ヶ月ぶりの歩き旅なのでそんなに歩けないかもしれないからとにかく早く出発なのです。

津の中心部は、静岡と同じく空襲があったところですので、そんなに昔のものはないかなー・・・と思ったら大間違い。
←アパートの階段下に何気なくある街道の名残り。
もう・・・大好きです三重県

▼聖徳太子が建立したと伝えられる、千年以上の歴史がある四天王寺


▼戦災の傷跡を残している塔世橋を渡ります。ここは元々橋が架けられていないところでした。「延宝三年(1675)に架橋された。幕末までは土橋で、河原へ一度降りて橋を渡った。」と、ウォーキングマップに解説がありました。

戦災の傷跡については日本の川と災害というサイトで説明があったので、時々ワタシのブログをチェックしている増田先生のためにリンクを貼っておきます。

▼日本三大観音の一つ、津観音の門前町はアーケード街です。

ここは朝市があるようで、朝っぱらから大変賑わっておりました。
で、肝心の津観音の写真は露光不足で失敗(^^;あれ?

ここから、暑かったのであまり記憶がないのですが写真を辿ることで自分の足跡を知ることが出来ます。
空襲から社を守ったといわれている御神木のイチョウがある市杵島姫(いちきしまひめ)神社を見たり
街道の街並みに見とれたり
八重桜や名前を知らない花に見とれたり
香良洲道との追分に見とれたり、常夜灯を見上げたりしていたようです(^^;
どうやら暑さだけではなく、トイレに行きたくて仕方がなかったのでよけいに気が遠かったようであります。
そして高茶屋駅でトイレを借りるついでに

ちゃっかり近くの団子屋で「いばら餅」買い食いしてます(^^;
ワタシは三重県以西にあるこの「いばら餅」に東海道の旅以来、心奪われているのです。
時刻は11時ぐらい。低血糖タイムにちょうど和菓子屋に出会えるとは・・・
さすが「高茶屋」!!
伊勢参りが盛んだった時代、この辺りの高台には茶屋が軒を並べていたのだそうな・・・。今は見事にないですが、街道沿いにはその名残の屋号を持つ「かつての店」があったような気がします。
やっと少しだけ歩くスピードが上がり、続きを歩くことができそうな予感なのでした。

なんと、後半へつづく。

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