Full-Tone

女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

文化財レスキュー

2012-08-04 09:33:06 | 日記・エッセイ・コラム

文化財レスキューについてはこちらを。

http://www.tobunken.go.jp/japanese/rescue/110627/index.html

http://www.bunka.go.jp/bunkazai/tohokujishin_kanren/chokan_message.html

さて、陸前高田での作業の様子を。

3・11、東日本大震災で流された、岩手県文化財・吉田家の拾い集められた部材を洗浄し、

採寸、何処に使われた部材か推定する作業です。

本格的な活動をされている方たちの足元にも及びませんが、私も文化財レスキュー!

私は今年5月に続いて2度目の参加です。

http://blog.goo.ne.jp/c-fulltone/d/20120520

Rikuzen01_4

作業内容は5月と変わりないのですが、今回は夏休みと言う事もあり、

秋田県から参加の少年達と楽しく作業が出来ました。

Rikuzen06

Rikuzen02_2

こちらは休憩時間の様子。

岩手県立博物館・佐々木氏が、流された吉田家の歴史や在りし日の姿を説明してくれました。

この説明には大人の参加者も自然に集まってきて耳を傾けて、

ちょっといい感じの青空教室になりました。

・・・佐々木氏はとても話上手。、恐ろしく説得力があって、心打たれるのよね~w

現実的には、地盤のかさ上げとか、高台移転とか、地域全体の整備が急がれますので、

この建物の復元は気の遠くなるほど先のことになると思われます。

でも、参加したボランティアの皆さんの心に留められて、この作業の事も広められるとよいなあ・・・と思ったり、

少年達にもこの日の事を時々思い起こしてもらえたらいいなとも。

私も可能な範囲で今後も参加していきたいと思います。

@ふると

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最近書き込みしても、投稿されてない...[E:downwar... (ゆうきママ)
2012-08-04 14:59:56
何が悪いんだろう...

それは、ともかく
ボランティア参加お疲れ様[E:sign01]
ボランティア参加は、出来ないので、
生協で福島の応援BOX(福島県産の野菜の詰め合わせ)を買ったりして
できるだけ協力しています。

八戸でも、津波の来た高さの表示が目につくようになりました[E:eye]
結構の高さまで来てるんだよね。
改めて、津波の怖さを認識します。
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文化財の復元って、本当に気の遠くなるような歳月... (ちい)
2012-08-04 16:00:01
いつも行く図書館にも夏休みのボランティア活動各種、人員募集の貼り紙が沢山あった。(市役所主催かNPO法人主催かはわからないけど)昔はこういう活動って無かったよね?あれ?地域の子ども会でやっていたのかな?大人になってからでは色々面倒なこともあるけど、子どものうちにボランティア活動に参加するって、なかなか良い事だよね。('-^*)/
返信する
ゆうきママさん、 (fulltone)
2012-08-05 09:45:06
以前にも書いたと思いますが、私が確認して承認してから公開される設定になってます。
不埒な書込みがあるので、そうしています。
私も個人的には参加できないのが実際のところです。
八戸からでもバスツアー的なものがあると、気軽に参加できるのかなって思ったりもするけど・・・。
津波の大きさに関しては八戸でもビックリしますが、陸前高田で現地の方の説明を聞くと、
心が折れそうになります。
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ちいさん、 (fulltone)
2012-08-05 09:58:22
文化財にもランクがありまして、それによって対処の早さに差があるようです。
ただ、どちらにもボランティアの方の力が不可欠だと感じています。
一緒に来られてた父兄の方には本当に感謝です。
ボランティアの数もかなり減っていると聞きますが、個人的には中々出来ないのも事実なので、苦しく思います。




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暑い中、お疲れでした。 (お天気ねこ)
2012-08-06 22:42:42
実際に建物として使われていた木材に触れる機会はそうないと思うので、子供達にとっては良い体験になったでしょうね。
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お天気ねこさん、 (fulltone)
2012-08-06 23:45:40
実際の写真が残っているので、それを見せると大人もビックリします。
ボランティアの作業は他にもあるのに、ここを選んでくれた事に感謝ですね。
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