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自民党議員46人を寝返らせた『学会票』の”恫喝”

2005-12-03 00:00:10 | 記事・創価学会
 『FLASH』2005.08.02号

 自民党議員46人を寝返らせた『学会票』の”恫喝”

 郵政民営化法案が衆議院で、わずか5票差で可決した。これも公明党による『創価学会票』をちらつかせた”反対派切り崩し”があってこそ。公明党の影響力は、どこまで膨張するのか…。天下分け目の参院決戦を前にこれを読め!


 最後の頼みは”神様””仏様””学会様”!

 7月5日、衆議院の郵政民営化法案投票日。小泉純一郎首相が、わずか5票ながら白票(賛成票)が上回った瞬間、思わず安堵の表情を見せた。
「反対派議員に対する除名処分も辞さない」と語った、武部勤幹事長ら自民党執行部の強硬姿勢が功を奏したのか、それとも綿貫民輔・前衆院議長や堀内光雄前総務会長、亀井静香前政調会長ら”造反組”がよく頑張ったのか。それにしても、反対派会合に参加したり、関係部会で反対の意思表明をしてきた46人の議員たちが投票当日になって急遽態度を変えていなければ、法案は間違いなく否決されていたのである。
「次期衆院選、参院選で公明党の推薦は難しくなる」
 投票に先立つ7月1日、公明党の東順治国対委員長は自民党造反派議員に対して強く牽制していた。「選挙に落ちればただの人」が宿命の現職国会議員にとって、その言葉は恐らく”恫喝”に近いものだったろう。自公連立の本質が垣間見える瞬間だった。
 '03年の衆院総選挙で明らかになったように、それまで自民党の支持基盤だった農協や特定郵便局長会、建設業界などの伝統的組織がもはや機能せず、今や確実に計算できる公明党・創価学会の組織票が自民党の生命線を握っている。東国対委員長の発言はそうした事情を背景にしたものだ。だからこそ、「綿貫元議長を師と仰ぐ三原朝彦議員でさえ、苦渋の決断を迫られた」(自民党支持者)。
「2回連続落選の憂き目にあった三原陣営は創価学会票を頼り、選挙組織も一緒になって作った。そのおかげで前回、小選挙区では負けたが比例で復活当選を果たした」(政治部デスク)
 左の表は'03年の総選挙データより、『反対から賛成に回った議員』における自公の選挙協力の実態を、本誌が独自に探ったものだ。公明党が比例代表で得票したうちの約6割(推定)が小選挙区で自民党候補者に投票されており、それを差し引いた実質得票数と次点、当選候補者の得票数との大小から公明党・創価学会への依存度を評価した。
 表を見ると一目瞭然、ほとんどの議員が公明党の協力なしでは当選しなかったことがわかる。苦渋の選択は三原氏ばかりではなかった。ただし、山崎派の場合は事情が多少異なるようで、賛成に回ったのは”親分”の山崎拓首相補佐官の意向が強く働いたものと推察される。4月の補選で復活した山崎氏は、実質得票数が次点の平田正源氏より5千票下回っており、公明党・創価学会の協力がなければ復活できなかった。女性スキャンダルを抱えていた山崎氏は「地元の公明党幹部に対して、『皆さんとは一心同体ならぬ異体同心の思いです』とかつての創価学会批判を詫び、なりふり構わない選挙戦を繰り広げた」(地元記者)。その恩義からか、前回選挙で圧倒的強さを誇った平沢勝栄氏も山崎氏をたてた格好だ。
 45年間、公明党・創価学会を間近に見、その変質ぶりを糾弾する『公明党・創価学会の真実』『公明党・創価学会と日本』を著わした平野貞夫前参院議員が今回の”恫喝劇”を糾弾する。
「国会議員の持つ表決権は神聖なもので、干渉があってはならない。それを他党が干渉するとは言語道断。干渉を受け入れて自らの意思と異なる行動に出たとすれば、議員の資格はない」
 一方で、強圧的な発言の裏には公明党の思惑も見え隠れする。日本大学法学部の岩井奉信教授が指摘する。
「地方に反小泉ムードが蔓延しているなかで、今回の造反組がまとまれば、第三勢力としてキャスティングボートを握る可能性がある。そうなっては自らの存在意義がなくなる公明党が早めに潰しに出たのかもしれない」
 法案の審議はすでに参議院に移り、18票で否決できるとあって、反対派はますます意気軒昂だが、”ミキオハウス”といわれるほど参議院に絶対的な力を持つ青木幹雄参院議院会長もメンツがかかっている。「すでに解散含みの政局に移行している」(岩井教授)なかで、公明党・創価学会の動向から目が離せない。


『FLASH』2005.08.02号より
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