カシミール3Dを使った走行軌跡分析
このGPSは無償ソフトのカシミール3Dと大変相性がいいです。ソフトそのものは簡単にダウンロードできますが、欲しいのは電子地図。国土地理院で出しているものはお高いのでパス。カシミール3Dの製作者が出している解説本を買うと、ソフトのほかに電子地図もCDに含まれています。
カシミール3D入門 杉本智彦著 実業之日本社 1900円(税別)
カシミール3DGPS応用編 杉本智彦著 実業之日本社 2300円(税別)
含まれる電子地図は
・5万分の1地形図(関東~沖縄)
・20万分の1地形図(全国)
・50mメッシュ標高データ(全国)
この2冊のカシミール3D解説書籍を手に入れれば、関東から沖縄までは完璧です。さらに東北、北海道の地図が欲しい場合は最後の1冊
カシミール3Dパーフェクトマスター編
を求めれば、全国どこでもバーチャルに走れます。
さっそくGPSを繋いで、走行データをダウンロードしてみましょう。走ったコースは5月5日LIGHT-CYCLEの奥多摩走行会です。
スタート:奥多摩駅→奥多摩湖→風張峠→犬切峠→一之瀬→奥多摩湖→奥多摩駅
地図上に現れた軌跡は思ったよりも正確なものでした。
これをグラフ化するのもクリックひとつです。
このグラフには心拍数とケイデンスも表示できますが、GARMINの付属ソフトTraining Centerの方が今のところは使いやすいです。というわけで、次回はそのTraining Centerについて。
走ったことがないルートがどれ程の勾配なのか、自転車乗りなら誰もが知りたいところ。上の地図は走った後のものですが、行く前に走るルートを入力して、ルート図と勾配グラフを作って臨みました。出発点、目的地、通過点などはカシミール3Dの地図上で登録して、GPSに転送しておいたので、当日はとても役に立ちました。帰ってから事前に入力したものと比較することも出来ます。
さらに、同じルートを次回走るときに、この走行データをペースメーカとして使えることも、帰ってマニュアルを読んで分かりました。つまり、出かける前に以前走ったルートをGPS側にアップロードしておいて、ナビ画面で呼び出して表示させると、クルマ用ナビのように、ラインをトレースするだけで目的地に着けるという訳です。だいぶ前に走ったコースなんだけど、うろ覚えでなんてことが多い脳内老化が始まっている45歳には便利そうです。
こりゃいい@b-Stream
過去記事へのコメント&質問で大変恐縮ですが、
初めて通るルートへのナビゲーションはやってくれるのでしょうか?
やってくれる場合、どの様なユーザインタフェースでしょうか?
恐縮です。
よろしくお願いします。
また、行き先ポイントも記憶できるので、おおよそ道を知っている場合には使えます。行きたい場所に近付くにつれて、画面縮尺を変えていけるので、ドンピシャの場所に着けます。
ただし、インプットしていないのにクルマのようなルート検索はこの機種では出来ません。地図が入っていないので。他のGARMINの機種なら出来るようです。ご参考までに。
ちなみにいまベルギーでこれを使っていますが、手放せません。
現在、地図表示の出来るLegendか家主様ご使用のEdgeで大変迷っています。
私の使用用途の最重要ポイントは「迷子にならないこと」です。
あらかじめ地図をEdgeにDLしておけば、必要充分な事がわかりました。
大変参考になりました。
これから比較検討に向けてよい情報を得ることことが出来ました。
ありがとうございます。