820note

820製作所/波田野淳紘のノート。

月を探す。

2005-12-26 | 生活の周辺。
友人が死んで一年たった。
たぶん彼は月に行っているであろうと思われるので一目見ようと探したのだけど見つからない。低い場所にあるのかな。暗い。

無事、『スロウ』閉幕しました。

2005-12-26 | ごあいさつ。
ご来場いただいた皆様、応援してくださっていた皆様、本当にありがとうございました。
きつい仕事をこなしてくれたスタッフのみんな、役者のみんな、お疲れさま、ありがとう。

その陰でご迷惑をおかけした各方面の皆様、本当に申し訳ありませんでした。こんな言葉で足りるとは思ってません。本当に申し訳ありませんでした。

僕はこの作品を愛してます。
「芝居書きにとって良い役者と出会うことが一番の幸福だ」と言った人がいます。
『スロウ』はこのメンバーでしか出来ませんでした。
愛する仲間たちです。ですとも。
またいつか再演します。その時はきっと、ますます強く直に届けられる作品に成長しているでしょう。

さて、次回作は2006年夏を予定しています。
予定は予定です。
ですが、つなげていこうという思いは強くあります。磨いて磨いて、傷つけて磨いて味を出すってなもんです。じっくりと準備して、充電して、また向かいましょう。
どうぞこれからも、見守りくださるようお願いします。
あ、ちなみに次は時代劇を予定しています。楽しみでしょ。楽しみです。

波田野 淳紘