休日限定エンジニアリング

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

RD125 フロントブレーキ

2017-07-12 21:53:51 | お汁粉色のRD125
フロントブレーキキャリパーを分解した。
スライドピンあたりが苦労するかと思いきや
古いわりには比較的すんなりと分解できた。



バラしてみて驚いたのが、ブレーキパッド
のライニングが剥がれていたことだ。



そして何故か、全体的にグリースでベトベト
になっいた。
ディスクローターが斑模様になっていたのは
クリースの汚れだったみたいだ。
ハブの回りもグリース汚れが酷い状態だった。

しかし、キャリパーにグリースを使うところ
と言えば、スライドピンに多少塗るのと、ゴ
ムのシール類にラバーグリースを塗る程度な
ので、普通に考えればベトベトになるほどの
グリースは使わないはずだ。

でも、そのナゾもキャリパーピストンを抜い
てみて解くことができた。



ピストンのちょうどシールがあたる部分に虫
食い状のへこみが円周上にできている。

そして良くみると、錆を鋭利なもので削り落
としたような細かい縦の傷がついていた。

普通ならピストンを交換するのがセオリーな
のだが、古いものなので部品の入手が出来な
かったのか、もしくは高くて止めたのかとい
うところだろう。

そしてそのままだとブレーキフルードが漏れ
ることは間違いないので、グリースを多めに
つめてなんとか誤魔化そうとしたと思われる

前のオーナーがブレーキは分解したと言って
いたらしいので、間違いないだろう。

整備経験者の作業とは思えない対処の仕方な
ので、前オーナーさんは素人さんなのだろう。

おかげでブレーキパッドもローターも油まみ
れだった。

さて、この虫食いのピストンとライニングの
剥がれたパッドをどうするか・・・

多分現オーナーさんも、あまりお金はかけた
くないだろう。
かと言ってブレーキだけに応急処置で済ませ
るというのもねえ

やれと言われればやりますけど。。。


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