うっかりしっかり

年のせいにしてはいけないが、うっかりが増えた。

とても、しっかりさんには、思えないももちゃんだが、わたしのうっかりをフォローしてくれるようになった。

負うた子に教えられ、を実感。

そうやって、手をつなぐ回数が減り、前を歩いていくんだなぁ。

ついつい、後ろから声をかけそうになるけど、邪魔しちゃいけないんだろうなぁ。

10歳は、「ひとつ、ふたつ」と「つ」がつかなくなるから、自立の入り口と思っていたけど、本当にそうなるんだねぇ。

淋しいような、嬉しいような。

自然のままに

パパの畑のさつまいも。

とにかく、いろんな形、大きさもバラバラ。

まっすぐ、ねじれてる、太ってまるいの、細長いの。

自然って、そういうものなんだよね。

全部、均一にきれいに並んでいるのは、改良や工夫のおかげ。

とかく、見た目に引っ張られるから、きれいな方が人気がある。

その中に詰まった栄養や、野生の強さ、癖のある味わいを見抜く努力を怠りがちだ。

野菜の話なら、どちらでも、ありかもしれないが、こどもの話になると、そうはいかない。

ねじれていても、強いこ、まっすぐで、優しい弱いこ。

それぞれに、自分の自然を生かしながら、育っていってほしい。