部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

不正のトライアングルを断ち切るには

2019年05月31日 | 監査委員事務局・公平委員会事務局

みなさま、こんにちは。

監査委員事務局・公平委員会事務局の稲野文雄です。

 

草木の緑が青々として汗ばむ季節になりました。

まちなかで目にする花は鮮やかです。

 

     (市役所正面玄関前の花壇)

 

 硬軟織り交ぜた研修会

 

さて、統一地方選の終了を待ちかねたように、各種団体の

総会や研修会が相次いでいます。

昨日は「近畿地区都市監査委員会総会・研修会」が和歌山市で

開催されました。

研修会では、総務省自治行政局の職員が講師になり、

3月末に総務省から示された監査基準(案)と実施要領についての

研修でした。

地方自治法改正に伴い、本年度中に各自治体で監査委員が

国指針を参照して監査基準を策定しなければなりませんので、

私たち監査の世界では関心が高いテーマです。

 

日付を遡って17日は「大阪府都市監査委員会定期総会・研修会」。

摂津市民文化ホールで行われました。

 

さらに15日は「大阪府公平委員会連合会通常総会」が柏原市で

開催されました。

研修会では「部下への接し方のコツとハラスメント対策」と題し、

株式会社BESTS 代表取締役の佐藤浩 氏による研修でした。

この方は前 近畿大学体育会 陸上競技部 駅伝監督です。

駅伝選手の精神面のサポートをされているようです。

ハラスメントを分析し、コミュニケーションの力をアップさせることで、

ハラスメントを防ぎ、組織力をアップしようというもの。

公平委員会では特殊な苦情相談制度があり、職員に対して助言などを

行うことがありますので、業務に大いに関係します。

 

リラックスと集中の両面が大事とのことで、集中力のトレーニングで

テニスボール2個を1分間で下の写真のように立ててみました。

お時間があればチャレンジしてみてください。きっとできます。

 

 不正のトライアングル

 

監査をしていてよくあるのは、過失による軽易なミスです。

単純ミスとはいえ数を減らしていかなければなりません。

それよりあってほしくないのは、犯罪行為などの不正です。

 

「不正のトライアングル」をご存知でしょうか。

横領、データ改ざんなどの不正行為をする際の3つの要素、

「①動機」「②機会」「③正当化」をいいます。

クレッシーという学者が犯罪者を調査して導き出した理論のようです。

 

過度な目標設定のプレッシャーや多額な借金などがあり〔動機〕、

経理担当が自分だけだったり上司のチェックが形骸化していたりして、

不正行為をやろうと思えばできる環境にあり〔機会〕、

「盗んだのではなく借りただけ」「みんなやってる」「仕方がない」

などと自分に都合のいい理屈をつけて良心に蓋をする〔正当化〕。

 

3つが揃えば不正が起きるなんて、負のドラゴンボールのようです。

起こさせたくない側からすると、この3つは不正リスクと言えます。

 

不正はあってはならないこと。しかし、絶対ないとは言えません。

むしろ、残念ながら起こりうるものです。

仮に職員に不正があった場合は、懲戒処分などが行われますし、

いずれ周囲の知るところとなります。不正は不幸への一本道。

そんなときには、監査委員事務局の立場で落ち込んだりします。

「監査で事前に見つけられた可能性はなかったんだろうか。

不正を犯す前に見つけて対処できていたら、その職員と関係者も

処分を受けずに済んだし、何より、本市の大切な公金を失ったり

信用を失墜させることもなかったのに。」と。

 

     (市役所近くの歩道の花壇)

 

 不正をなくす=トライアングルを断ち切る

 

もともと監査委員による監査は不正の摘発を主眼にしていません。

それでも、例月出納検査で会計処理をチェックし、定期監査で

契約や補助金の財務事務をチェックする中で、不正の端緒を

つかむこともあり得ると思います。

 

また、近年、監査にはリスクアプローチが求められています。

リスクの高い部署・業務に資源を投入して効率的に監査をする

というものです。

そのリスクには、不正のトライアングル3要素も考えらえます。

 

3要素の1つでもなくせば不正はなくなるはずです。

たとえ動機と機会があっても、公務員の矜持さえあれば

「正当化」することはないでしょうし、

大切な家族のことを想えば踏みとどまるはずですから。

 

不正の要素とプロセスがわかれば、ある意味チャンスだと

受け止めて、トライアングルを断ち切る努力をするだけです。

監査としてどれだけできるかはわかりません。

不幸を未然に防ぐ一助にならんことを。

 

  (箕面小コミセン日時計の家で咲いています)

 

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『歯っぴい 健康フェスタ2019』&『歌って笑ってお口の教室』を開催します!

2019年05月30日 | 健康福祉部

こんにちは。健康福祉部の大橋です。

5月というのに、北海道で35度を超える真夏日を記録するなど、「四季ではなく、ニ季になった」と感じるのは、私だけでしょうか?
早くも熱中症が天気予報だけでなく、ニュースでも取り上げられています。
皆さまには、熱中症対策をしっかりと行っていただくとともに、体調管理に心がけていただければ幸いです。

さて、6月4日からの1週間は「歯と口の健康週間」って、ご存知でしょうか?
この週間は、厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会が実施している週間で、その歴史は古く、昭和3年まで遡ります。
6月4日を「む(6)し(4)歯予防デー」としてスタートしたそうです。

           
                   (昭和3年のポスターと標語)

昭和33年から6月4日から10日までの1週間を「歯の衛生週間」とし、平成25年度から現在の「歯と口の健康週間」に名称が改められました。

令和となって初めての「歯と口の健康週間」。元年の標語は「いつまでも 続くけんこう 歯の力」です。

          
                      (令和元年のポスター)

箕面市では、「歯と口の健康週間」に合わせて、箕面市歯科医師会と市主催のもと、毎年、「歯っぴい 健康フェスタ」を開催しています。
今年も6月8日(土)午後2時から市立総合保健福祉センター“みのおライフプラザ”で開催します。

「歯っぴい 健康フェスタ」では、毎年「図画・ポスターコンクール」と「川柳コンクール」が行なわれており、今年は「図画・ポスターコンクール」に3歳から小学6年生までの子どもたちから652作品の応募が、また「歯の健康川柳コンクール」には、小学1年生から90歳をこえる幅広い方々から159作品の応募がありました。
ご応募いただいた皆様に、心からお礼申し上げます。

応募作品の中から、箕面市長賞や箕面市歯科医師会会長賞、優秀賞が選ばれ、これら受賞作品は、6月1日(土)から16日(日)までの間、総合保健福祉センターみのおライフプラザに展示されます。
また、フェスタ開催当日、箕面市長賞や箕面市歯科医師会長賞など優秀作品への表彰式が行われます。

   

フェスタ当日は、各コンクール受賞者の表彰式以外に、「歯医者さんのお仕事体験」や「立体塗り絵」などの楽しいイベントに加え、歯科健診や血糖値検査、お薬相談会などもあり、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。
(歯科健診や血糖値検査は、いずれも先着100名までです。ご注意ください。)

また、「歯っぴい 健康フェスタ」開催日の午後1時(フェスタ開催の1時間前)から、健康教室「歌って笑ってお口の教室」を“みのおライフプラザ”で開催します。

この教室は、日本人の死亡原因ベスト5に入る肺炎のうち、食べ物や飲み物を飲み込む力が弱ることにより、誤って食べ物などが肺へ入ってしまうことにより引き起こる肺炎「誤嚥性肺炎」を予防するための口腔機能向上教室です。

口腔機能を維持・向上させるためには、お口やその周囲の筋肉のトレーニングが必要で、しっかりとお口を動かしたり、大きな声で歌ったりすることが効果的と言われており、音楽療法士さんと歯科衛生士さんの指導のもと楽しくトレーニングができます。

箕面市在住の60歳以上のかたなら誰でも予約なしで参加いただけますので、ふるってご参加ください。そして、この教室終了後は、「歯っぴい 健康フェスタ」でお楽しみいただければと思います。

ぜひ、ご家族そろって『歯っぴい 健康フェスタ2019』&『歌って笑ってお口の教室』にお越しください。お待ちしています。

<お知らせ>
箕面市では、40歳以上74歳以下の市民で、令和元年度(2019年度)偶数年齢となられる方を対象に、「無料」で歯科健診を実施します。

昨年度までは、市が指定した一部期間にしか受診いただけませんでしたが、4月1日から翌年3月31日までの1年を通じて受診いただけるよう、制度を充実し、受診機会の拡大を図りました。

先日、今年度の受診対象となるかたに、受診券を発送いたしましたので、これを機会に是非とも歯科健診を受診してください。

 

 

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明治の森箕面国定公園「新緑カーニバル」 たくさんのお客様にお越しいただきました

2019年05月29日 | 地域創造部

皆さまこんにちは 地域創造部の小山です

まもなく箕面でも田植えが行われる時期となりました。農業には雨が大切で、昨日の雨も恵みの雨であればいいなと思いますが、今年こそ大きな被害の出るような大雨や台風に見舞われないことを祈ります。

 

さて、現在、明治の森箕面国定公園周辺で「新緑カーニバル」が絶賛開催中です。

昨年秋に大好評だった「滝ノ道ゆずるの分身とかくれんぼ大会」。 今年も新緑カーニバルのイベントの1つとして、5月25日(土曜日)に開催しました。

当日、阪急箕面駅前野外ステージには、受付開始前から行列ができるほど盛況で、家族や友達と参加いただいた皆さんが地図(台紙)を受け取り「ゆずるの分身」探しに滝道に向かわれました。

 

当日は、真夏日(大阪の最高気温32度)となり、厳しい条件下でのイベントとなりましたが、参加された皆様は、鮮やかな緑色の「青もみじ」を満喫、箕面公園内を楽しくハイキングしながらイベントを楽しんでおられました。

 

地図を頼りに「ゆずるの分身」を探していると、聖天宮西江寺さんの境内や箕面公園の生みの親 森秀次像の陰に、昆虫館では昆虫のように隠れているゆずるの分身を発見。ゆずるの分身が教えてくれるキーワードを集めながら、ゴールをめざします。

 

皆さんしっかりと水分補給をしながらゴールの瀧安寺前広場に到着され、空くじなしの抽選会で、箕面名物の「もみじの天ぷら」やデニッシュのセット、滝ノ道ゆずるの限定グッズ、キャラクター手ぬぐいなどを受け取り、喜びの声を上げておられました。 参加いただいた皆さま本当にありがとうございました。

 

瀧安寺前広場では、同日、アコーディオンやバイオリン演奏などによる「箕面の森の音楽会」が開催され、多くのお客様が新緑に囲まれその音色に聞き入っておられました。

 

4月20日からはじまった「新緑カーニバル」も残すところあと3日(5月31日(金曜日)まで)。箕面公園及び滝道沿いのお店では、期間限定メニューが用意されていますので、是非、鮮やかな緑色の「青もみじ」を満喫しにいらしてください。

 

お知らせ -箕面市ふるさと納税について-

これまで市内外の皆さまからたくさんのご寄付をいただき、みどりの支援基金、未来子ども基金、北大阪急行南北線延伸整備基金等に積み立てて、箕面市の大切な施策に活用させていただいてきた「箕面市ふるさと納税」。

このふるさと納税は、返礼品競争が過熱していることから、令和元年(2019年)6月1日から国により制度の見直しが行われます。このため、箕面市内にお住まいのかたから本市へのふるさと納税につきましては、返礼品をお送りできなくなります。

 

箕面市民の皆さまには誠に申し訳ございません。 今後は、オリジナルのグリーティングカードをお届けしますので、引き続き、箕面市ふるさと納税へのご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願いします。

箕面市ふるさと納税の詳しい内容につきましてはこちらをご覧ください。

 

 

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いつものむ いつもの水に 日々感謝 ~ 水道週間です。

2019年05月28日 | 上下水道局

皆さま、こんにちは。上下水道局長の小野啓輔です。

昔の常識が、今では非常識になっていることが、結構あります。 例えば、

「うなぎと梅干しの食べ合わせは悪い」
      古くから言い伝わる話ですが、科学的根拠は無く、
      今ではむしろ、栄養学的には好ましいとされています。 

「鎌倉幕府は、1,192 年」
      昔は、「いいくにつくろう 鎌倉幕府」と覚えたはずです。
      ところが、現在の歴史学では、源氏が壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼし、守護・地頭の設置・任免権を得て、
      実質的な日本の支配権を手にした 1,185 年が正しいとなったようです。

「風邪をひいたら、風呂に入るな」
      昔は、銭湯を利用していたため、自宅との移動の際に湯冷めしないよう、
      風邪のときは入浴を避けたほうがよいとされていました。
      しかし、内風呂が発達した今は、入浴により身体に付着したウイルス等を洗い流せるため、
      ぬるめの湯で手早く入浴することが推奨されています。 但し、熱い湯や長風呂は避け、
      また高熱が出ている場合は、体力を消耗してしまうので入浴しないほうがよいようです。

ほかにも、
    「正月は、どこの店も閉まっている」「 117 で時計を合わす」 「1 ドルは 360 円」 「土曜日は、半ドン」
    「病院でも電車の中でも、たばこを吸えた」 「ローラーゲームといえば東京ボンバーズ」
    「教室の石炭ストーブで給食のパンを焼く」「旅行に行ったらペナントを買い、部屋に飾る」 
    「シャツは、ズボンの中に入れる」 「ツメを折ったカセットテープにセロテープをはって使う」
    「グレープフルーツは半分に切って砂糖をかける」「酔っ払ってネクタイを頭に巻く」
    「昔、トイレは水洗ではなかった」などなど、
令和時代の若い人たちには、きっと通じない昭和の常識です。
なので、下水道の大切さ、ありがたさを伝えるのも、ほんと難しいです。

「部活の時は、水を飲まない」も、昭和世代は良く言われました。
かつては主に「根性論」から、水をがまんして身体や精神を鍛える意味合いが 強かったようです。
しかし現在では、熱中症の予防のため、 「スポーツ中も 水分補給」が大事です。 厚生労働省なども、
健康のために水を飲もう運動」として、 寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、
そしてのどが渇く前に水分補給を心がけることが重要と喧伝しています。

但し、スポーツの最中に急激に大量の水を飲むと、身体の中で 塩分濃度の低下が起こる場合もあるので、
適度な水分と適度な塩分の補給が推奨されています。

水道の大切さ、ありがたさを伝えるのも、難しいですね。

ということで、今日は、「水道週間」にちなんで、 箕面市の浄水処理をご紹介します。

 ●第 61 回 水道週間

毎年6 月1 日から7 日までは、「水道週間」です。

「水道週間」は、「水道について広く知っていただくこと」を目的に、 国の呼びかけで
昭和 34(1959) 年から始まり、 今年で61 回目を迎えます。

普段、何気なく使っている「水道」への関心を高め、水の大切さや水道の現状・課題についてのご理解と、
今後の水道事業についてご協力をいただくため、
厚生労働省や都道府県、各市町村などの水道関係者が連携し、
毎年、全国一斉に水道に関する様々な広報活動を実施しています。

令和元年の第 61 回水道週間スローガンは、 「いつものむ いつもの水に 日々感謝」です。

●箕面浄水場の浄水処理

箕面市民が利用している水道水のうち、87.1 パーセントが大阪広域水道企業団から送られてくる水で、
以前のブログ「大阪の水は高度浄水処理水です」では、大阪広域水道企業団の浄水処理をお伝えしました。

残りの 12.9 パーセントが、箕面市内で独自に浄水処理している水です。
水源は、箕面川の水と、半町の深井戸水(地下 200 メートル)で、
それぞれ箕面浄水場と桜ヶ丘浄水場で浄水処理しています。

箕面市内で独自に浄水処理している「自己水」のうち、 今回は、箕面浄水場での浄水方法をご紹介します。

箕面浄水場は、箕面市箕面2丁目にある市の施設です。
ここでは、「沈砂」「高速繊維ろ過」「膜ろ過」という 3段階の浄水処理方法を採用しています。

(1) 「沈砂池」での浄水

箕面浄水場の水源は、箕面川の水です。 箕面滝道にある取水口から川の水を取水し、
ポンプで最初にこの「沈砂池」に送ります。
大きな砂や粗いごみは、この池をゆっくり水が流れ通過する間に、底に沈みます。
原水の不純物を沈めることから、沈砂池という名称になっています。写真のきみどり色の蓋の下が
池になっています。 沈砂池の深さは、3 ~4 メートルあり、安全に管理するために蓋をしています。

 

(2) 「高速繊維ろ過機」での浄水

沈砂池を通った原水は、凝集剤「ポリ塩化アルミニウム(PAC)」を入れて汚れを集めた後、
「高速繊維ろ過機」へと送られます。
ここでは、ふとんの綿のような繊維を通過させて、水をろ過します。

 

下の写真にあるような繊維(写真中央の綿のようなもの)が 円筒形のタンク(高速繊維ろ過機)の中に
入っています。 このろ過機に、1 分間に 30 センチメートルの高速で水を通過させてろ過し、
各種の汚れを取り除きます。


   【高速繊維ろ過機】      【ろ過繊維】         【ろ過繊維の拡大図】

(3) 「膜ろ過ユニット」での浄水

次に、高速繊維ろ過機でとれないものは、「膜ろ過」という方法で、
微細なごみや濁り成分、細菌類を取り除きます。

「膜ろ過」とは、中空糸膜という、表面にごく小さな孔(あな)が あいているストローのような繊維を
約 5,000 本も重ね、 重ねた繊維の束に水を通すことにより不純物質を取り除き 水道水をつくるろ過方法です。
言わば巨大で精密な浄水器ですね。

一般的に「膜ろ過処理」は、経費は少し高くつきますが、 塩素消毒でも死滅しないクリプトスポリジウムという
病原性原虫 (大きさは約 1,000 分の5 ミリメートル)を完全に取り除くとともに、
施設の面積が他の処理方法に比べて小さくてすむという利点があります。
この「膜ろ過処理」技術は、日本が世界に誇るトップクラスの技術です。

【膜ろ過ユニット】

クリーム色の筒の中に、長さ2 メートルに揃えた約 5,000 本の中空糸膜が入っています。
クリーム色の円筒は、1 ユニットに 18 本あり、 箕面浄水場には全部で4 ユニット設置しており、
合計 72 本を活用しています。


実際の中空糸膜が、下の写真です。 中空糸膜 1本の大きさは、 外径が1.4 ミリメートル、
内径が0.8 ミリメートルで、 ストローのように中空になっています。
表面の孔(あな)の大きさは、約 1,000分の0.006 ミリメートルです。 つまり、10 億分の6 メートルで、
6 ナノメートルと表現します。 6 ナノメートルの孔というのは、小さ過ぎて目では見えません。
クリプトスポリジウムの大きさが、約 1,000分の5 ミリメートルですので、 それと比べても、
いかに小さな孔であるかがお解りいただけると思います。
中空糸膜の外周表面積の総合計は、約 3,000 平方メートルにもなります。

        【中空糸膜】              【中空糸膜断面の拡大図】

この中空糸膜約5,000 本の束の外側に、1 分間に 0.5 ミリメートルという ゆっくりとした速さで
水を流すと、外周表面の膜とスポンジ状の支持層と さらに内周表面の膜を通過して、
内側の空洞にきれいな水がしみて入ります。これにより、水の濁り成分などはもちろん、
汚れも有機物も化学物質も、 目では見えない分子レベルの微生物や細菌類まで分離除去されます。  

   

こうしてきれいになった水に、消毒のため少量の塩素を加えた安全な水が、 上水道として
私たちの家庭に届きます。 箕面浄水場の浄水は、大阪広域水道企業団の浄水とブレンドして、
主に箕面市箕面、新稲、桜、西小路、坊島、萱野、如意谷、白島、西宿などの 一部地域
(箕面中区配水区)の約 9,200 世帯、2 万人の皆さまに配水しています。

なお、高速繊維ろ過機のろ材の汚れは 2 日1 回、 中空糸膜表面の汚れは 30 分ごとに、
ろ過する水の流れと逆方向に水道水を流して洗浄しています。

●水の流れや水質は、24時間常に点検・監視しています。

安全で良質な水を、いつでも安心して飲んだり利用したりしていただけるよう、
箕面浄水場では、箕面市全体の水道の流れや水質も常に点検・監視しています。

箕面市内の取水施設、浄水施設、受水・配水施設、水質監視設備と 水の運用状況は、
24時間体制で運転操作監視・制御等を適切に実施しています。

また、水源から蛇口に至るまで、市内 30 以上の地点で採水して検査を行い、水道水が安全であることや、
水源に異常がないことを定期的に確認しています。

さらに、水道水の基本となる色・濁りと消毒の残留効果については、 市内の各配水系統の管末13 か所に
「自動水質連続測定装置(給水モニター)」を設置し、 箕面浄水場で 24 時間、常に遠隔監視を行っており、
さらに、毎月1  回、巡視・点検しています。 万が一異常があれば、すぐに対応が可能です。

【自動水質連続測定装置(給水モニター)】



箕面市では、皆さまにより安全で良質な水道水をお届けするために
年度ごとに「水質検査計画」を策定し、それに基づいて 適正な水質検査を実施しています。
計画には、水質検査の地点、項目、頻度などを定めています。

箕面市水質検査計画は、こちら

また、これらの水質検査結果はこちらに掲載しています。



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お散歩コースも安全に! 危険箇所点検実施中!

2019年05月27日 | 子ども未来創造局

みなさん、こんにちは、子ども未来創造局  担当部長の木村です。

この週末、5月とは思えない厳しい暑さとなりました。
北海道の佐呂間町で39.5度を観測するなど、全国53地点で猛暑日(気温35度以上)を記録し、30度以上の真夏日となったのは566地点とのことです。
今日も、30度を超えそうです。 特に、まだ、体が気温の上昇に慣れていないこの季節は夏同様に熱中症への警戒が必要です。
こまめな水分補給を心がけるなど体調管理に十分注意してください。


あじさいの花が心を癒やしてくれる季節でもあります!

~お散歩コースも安全に! 危険個所点検実施中!~
すでに、高橋教育次長のブログで取り上げていますが、箕面市では、安全に、そして安心して子どもたちが地域で日々過ごすことができるよう各小学校区の青少年指導員のみなさんが中心となって、子どもたちが毎日通る通学路を中心に「危険箇所・問題箇所点検」を毎年この時期に実施していただいています。
たくさんの方々が通学路等を実際に歩き点検することで、今まで何気なく通り過ぎていた危険な箇所や問題のある箇所が毎年見つかります。 青少年指導員のみなさんがそれら危険箇所等を取りまとめ市に報告いただき、その報告に基づき市では、毎年500箇所以上の危険箇所を改善しています。


危険箇所点検の一コマ 

本年度は、これら従前から行っている危険箇所・問題箇所点検に加え、大津市で散歩中の保育園児が信号待ちをしていた時に交通事故に巻き込まれ、2人の尊い子どもさんの命が失われるというとても悲しい事故を受けて、現在、箕面市内のすべての公民保育園・幼稚園・認定こども園計48園に普段よく使っている散歩コースや園外活動などで園児を外に連れて行く機会などに利用するルートで危険だと感じる箇所の調査を行っています。
今後、各園から報告をうけたものは、すべて対策を講じる予定です。


報告のあった「お散歩コース」の危険箇所の一例 

保育所・幼稚園を担当するものとして、また、亡くなった子どもさんと同世代の孫をもつ身として、二度とこのような悲しい事故が起こらないようしっかりと取り組みたいと考えています。

キッズコーナーに遊びに来ませんか!
先週末のような暑い日や雨の日には、家に籠もっていないで、親子で、お友達と、時にはお弁当を持って、近くのキッズコーナーに遊びに来ませんか!!
キッズコーナーは、市役所別館2階・ライフプラザ・中央図書館・第一総合運動場・小野原多文化交流センター・小野原多世代地域交流センター、豊川支所、西南生涯学習センターに設置しています。
赤ちゃんの駅(授乳室やおむつ替え室)も備えています。また、子どもさんも座れる椅子を備えたテーブルもありますので、親子や親友達と昼食やおやつタイムも可能です。


                         

 
  


これからも、小さなお子さんと保護者のみなさんが安心して、そして楽しく過ごせる空間として、たくさんの公共施設等に、キッズコーナーを設置していきたいと考えています。

 

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