部長ブログ@箕面市役所

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毎日使った水は、どこへ行くの? ~ 「下水道の日」

2018年09月07日 | 上下水道局

皆さま、こんにちは。
上下水道局長の小野啓輔です。

今年は、全国で深刻な大災害が相次いで発生しています。
直近だけでも、6月の大阪北部地震、7月豪雨、
その後、12号から今回の21号までの連続台風に続き、
9月6日には、北海道で最大震度7の大地震が発生しました。
被害に遭われた皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

特に9月4日に徳島と神戸に上陸した超大型の台風21号は、
タンカーの衝突・空港機能の全面停止などの衝撃的な事故をはじめ、
すさまじい暴風雨による広範囲・長時間の停電が続いているなど、
今までにあまり経験のない形態の甚大な災害被害を
近畿全域、そして箕面市にも、もたらしました。
そのため、様々な新しい事態や課題も現れており、
今後も対策の総括と改善を重ねていく必要があります。
さらに、豪雨や新たな台風等が続く予報もあり、
現在も箕面市災害対策本部は継続しています。
引き続き、市役所の総力で対応してまいります。

台風21号に関する緊急情報は、こちら


●今日のテーマは、「下水道」です。

今回は、前回のブログでの予告どおり、
箕面市の小学校副教材『わたしたちのまち箕面』に出てくる
「くらしをささえる水」を、引き続き見ていきます。
前回は、「毎日使ってる水は、どこから来るの?」でした。
今回は、「毎日使った水は、どこへ行くの?」です。




●使った水は、どこへいくの?

私たちが、台所やお風呂、トイレなどから流した水は、
どこへ流れていくのでしょう?

子どもたちは、家の前にある汚水桝(おすいます)や、
道にあるマンホール、下水管、
さらには「下水処理場」についても調べていきます。

自分たちの住んでいるところから、どのような道を通って、
どの下水処理場へ下水が運ばれているのか。
「調べてみよう!」とモミジーヌが呼びかけます。



「下水処理場」は、私たちが台所、風呂、洗濯、トイレなどで使って
汚れた水を、きれいにして川にもどしている大切な施設です。

実は、箕面市内に「下水処理場」はありません。
箕面市内で使われた水は、下水管や中継ポンプ場を通って、
豊中市にある「原田水みらいセンター」と、
茨木市にある「中央水みらいセンター」と、
池田市内にある「池田市下水処理場」で処理しています。

副教材では、原田水みらいセンター(下水処理場)のしくみが
図解されています。

具体的に下水処理場のしくみを見ていきましょう。

【沈砂池】
下水は、まずは沈砂池に入ります。
下水には、ごみや砂など、いろいろな物がまじっているため、
まずは沈砂池で沈めて取り除きます。


【最初沈殿池】
沈砂池で取り除かれなかった小さなゴミや泥などを、
さらにゆっくり時間をかけて沈め、この池で取り除きます。
この時点では、まだいろんな汚れが浮いており、においもあります。


【反応タンク(エアレーションタンク)】
最初沈殿池で処理を終えた水に、
微生物の入った泥(活性汚泥)をまぜて、空気を吹き込むことで、
微生物がさらに増えて働きが良くなります。
この微生物が、汚れの原因である有機物を分解・吸収し、
水をきれいにするとともに、汚れをより一層、
沈みやすくしていきます。


【最終沈殿池】
沈みやすくなった泥を、この池の底に沈めます。
上澄みのきれいな水は、次の消毒施設に送ります。
沈んだ泥(活性汚泥)は、再び反応タンクに送り、
一部は、汚泥処理施設に送ります。
ここでも、金魚が泳いでます。


【消毒設備】
最終沈殿池から送られてきたきれいな水に、
薬品を入れて消毒し、猪名川に流します。

水処理全体の状態や水質は、
中央監視室・水質試験室でチェックしています。




●9月10日は、「下水道の日」

折しも、9月10日は、「下水道の日」です。

下水道の日は、
諸外国に比べ著しく遅れていた日本の下水道の普及を図るため、
下水道を全国的にアピールする活動として、
1961年(昭和36年)に国(当時の建設省)が
「全国下水道促進デー」として制定したのが始まりです。
その後、2001年(平成13年)に、
日本における近代下水道の基礎とされる「旧下水道法」の
制定100周年を記念して「下水道の日」に名称変更されました。
今年で第58回目を迎えます。

もともと9月10日は、立春から数えて220日目ごろで、
台風のよく襲来する時期と言われており、
浸水対策を大きな役割の一つとして担う下水道を広くアピールするのに
最適であることからこの日が選ばれたそうです。
今年は特に、実際よく台風が襲来していることを実感します。

当時の下水道の全国普及率は6パーセント程度でした。
ちなみに2017年(平成29年)3月31日現在では、
78.8パーセント(福島県の一部を除く)となっており、
箕面市の普及率は、ほぼ100%を達成しています。

下水道は施設のほとんどが道路などの下にあり、
普段は皆さまの目に触れることがありませんが、
この機会に下水道の現状、役割などについて、
市民の皆さまのご理解と関心を深めていただけたらと思います。

なお、公益社団法人日本下水道協会では、
9月10日の「下水道の日」にちなみ、
下水道に興味を持っていただき、理解を深めていただくことを目的に、
「下水道いろいろコンクール」として、
全国の小中学生などを対象に、
絵画・ポスター、作文、書道、新聞、標語を募集しています。
応募は、平成30(2018)年10月31日(水)当日消印有効です。
詳しくは、
公益社団法人日本下水道協会のホームページをご覧ください。

「ゆるキャラ(R)グランプリ2018」が、8月1日(水曜日)にスタートしました。市では、11月9日(金曜日)の投票期間終了までの間、今年こそ日本一獲得をめざす「滝ノ道ゆずる」を応援する統一キャンペーンを展開します。

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