部長ブログ@箕面市役所

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特定生産緑地への移行について

2018年12月28日 | 農業委員会事務局

こんにちは、農業委員会事務局長 野澤昌弘です。
今日は朝から晴れ間が広がり、小雪がちらつくものの何事もなく平穏であったかのような年の瀬を迎えています。

でも、2018年を振り返れば自然災害が多かった年。7月西日本豪雨に続き、8月にかけて全国で気温40度以上の酷暑日が続出し、災害級の猛暑といった異常気象。9月には非常に強い勢力のまま上陸し近畿を横断した台風21号など、台風は8月だけでも9個、うち5個が5日連続で発生する想定外の災害が続きました。
災害発生後の農地では、田んぼの畦畔(法面など)の崩落、倒れた大木の直撃を受けて全壊した農業用ビニールハウス、強風で横倒れした枇杷や栗の樹木は根がむき出しになっていました・・・自然の猛威の前では人の力など無力だと再認識されられました。

「来年はどうか穏やかな1年になりますように!」と望むばかりですが、災害が起こらない年はおそらくありません。

新年1月17日(木曜日)は箕面市の全市一斉総合防災訓練です。日頃からの備えと心がけ、地道な防災訓練への参加といった積み重ねが災害時の身の安全を確保する判断と行動につながると思います。

一方、そんな中でも、力強く育つ作物のたくましさを改めて感じる年でもありました。箕面のゆずも収穫期を終えて、次は、枇杷(びわ)の一番花が咲きはじめています。

先代のかたは、将来、”次の世代”が困らないように四季を通じて収益を得れるようにと、冬に”ゆず”、春に”山椒(さんしょう)”、初夏に”枇杷(びわ)”、秋に”栗”と・・・いろんな果実を植えたそうです。それが箕面の特産品として受け継がれています。先日、ある農家さんから「止々呂美村誌」(昭和9年発刊)を拝見させていただく機会がありました。

止々呂美で枇杷の栽培が始まったのは、700年ほど前の南北朝時代だそうです。
難読な漢字の村誌を私なりに読み解くと、「箕面山龍安寺の大護摩の例祭に参詣する習わしがあり、ある年の7月7日のご参詣の途、山中にあった1株を掘り取ってこれを持ち帰ったことが始まり。・・・」

「建徳年間例祭参拝の序を以て献供した果実が、殊のほか優良なもので寺僧を初め参詣の方々の賞讃を博し、大に面目を施した。その後誰いふとなく止々呂美村を『枇杷の村』と呼ぶに至ったが、これ『止々呂美枇杷』の起源であって、また採掘の地であったところを『枇杷の木』と名づけて今なお箕面山中に残っている。」という感じで書き記されてました。

濃厚かつ上品な甘みがある箕面の枇杷は、昔からスイカが出まわる夏前の“高級品”だったそうです。枇杷は地域で受け継がれ、そして今、おそらく700年前と同じように ”1番花”が咲きほこっています。

(枝の先端に花が咲き、結実していきます。)


(農小屋には、枇杷の収穫籠(かご)がつるされています。)

特定生産緑地への移行について

生産緑地の大半は平成4年に指定を受けていますので、指定後30年を2022年に迎えるわけですが、国土交通省は買取申し出の開始期間を10年延長する「特定生産緑地」を生産緑地法に創設しました。

箕面市では、新年から本格的な移行のスケジュールに入ります。
6月頃から対象者(現に生産緑地をお持ちのかたなど)に制度案内を送付するとともに、特定生産緑地への移行手続きの説明会や相談会が順次開始される予定となっています。

特定生産緑地への移行について、制度の内容などご不明な点がありましたら、農業委員会事務局でも対応させていただきます。お気軽におたずねください。


 
 (大阪府農業会議研修会資料)

今年の部長ブログは、これで最終回です。
1年間ありがとうございました。また、新年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆さま、良いお年をお迎えください。

  

児童虐待をなくすためには、周囲のみなさんが子どものSOSサインに気づき、通報していただくことが、何より重要です。SOSサインに1つでも気づいたら、迷わず児童相談支援センター☎072-724-6233(夜間・休日は児童相談所全国共通ダイヤル☎189)へお電話ください。 

 

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