部長ブログ@箕面市役所

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開院30周年を迎えた市立病院と医療の発展

2011年07月20日 | 市立病院事務局

 今年は梅雨が早く明け、猛暑が続いています。節電も必要ですが水分補給と適切な室温管理をして、熱中症の予防に心掛けてください。

 また、大型で強い台風6号は、未だに紀伊半島の近くを東に進んでいます。現在のところ箕面市内で台風による大きな被害は報告されていませんが、もう少しの間、強風と突然の豪雨に注意してください。


- 祝 -
 去る7月7日は、箕面市立病院の開院記念日でした。今年は30周年という節目の年でもあり、朝から雨が降り続く天候でしたが記念植樹、記念七夕コンサート、記念式典などを行いました。
 今後も記念事業として市民医療講座などを開催しますので、是非ご参加ください。


▲玄関前に蝋梅(ロウバイ)の木を植樹


▲記念七夕コンサート(吉岡邑玲さんのバイオリンと米井里香さんのピアノ演奏)


▲記念七夕コンサート(Skyさん)

 

   開院30周年を記念して、赤ちゃんの「おくるみ」を作りました。

 

 箕面市のゆるキャラの「滝の道 ゆずる」と「モミジーヌ」が、ゆりかごの赤ちゃんを覗き込んでいるデザインです。
 当院で出産された方への記念品としてお渡ししています。


- 献 -

 今回は、あまり知られていない医学の進歩に関わる病理解剖についてのお話しをします。病理専門医師の意見を含めたお話です。

 市立病院に入院され、治療を受ける患者さん全てが全快して退院されるわけではなく、残念なことですがお亡くなりになられて退院される方もおられます。その時にご遺族の方に病理解剖をお願いすることがあります。

 近年、医療用検査機器の進歩は著しく、CTやMRIなどの機器で体内の臓器や血管の画像をコンピュータ処理すると、あらゆる方向から3D画像で見ることが可能となり、医師が診断する場合や治療を行うには大変有用です。
 しかし、その治療がどの程度効果があったかなどの詳細な状態は検査機器だけでは確認できないことが数多くあります。

 病理解剖の目的は、例えば肺がんの診断の場合、原発性(元から)肺がんだったのか、転移性(他の部位からの転移)だったのか、また、薬がどの程度有効だったのか、一方、どのような副作用が生じていたかなどを知り、今後の同じような患者さんの治療に役立てることです。

 また、お亡くなりになられ方のご遺族と病院との間に感情の行き違いが生じた時など、病理解剖がその誤解を解かす手段にもなります。
 
 ご遺体をメスなどで傷つけられることへの悲しみや心情的な苦痛はご遺族にとってごもっともなお気持ちで、そのことを十分に理解した上で献体をお願いするものです。
 生まれつきの名医はいません。若い医師は患者さんに育てられます。立派な医師へと成長するためには病理解剖が必要であることをご理解いただきますようお願いいたします。

 病理解剖は、司法解剖とは異なり、ご本人やご遺族の篤志を得て行うもので、決して強要するものではありません。病理専門医師が執刀し、主治医、臨床研修医、臨床検査技師が立ち会います。
 ご遺族にはご遠慮いただいておりますが、たってのご要望があれば立ち会うことはできます。
 市立病院では開かれた医療を行うことが、少しでも病院の不信を解消する道でもあると考えています。

 平成22年度に市立病院でお亡くなりになられた方で、病理解剖のために篤志をもってご献体を賜りました方は16名おられました。あらためてご冥福をお祈り申し上げます。

 

- 誉 -

 箕面市立病院では、前述の病理解剖や指導医の基に臨床研修医が救急診療を行うシステムなどがあり、臨床研修医のスキルアップにも力を注いでいます。

 臨床研修医とは、大学卒業後、医師国家試験に合格した医師は、国が指定した臨床研修指定病院で2年間の臨床研修を受けることが義務化され、その研修を受けている期間の医師のことを言います。

 昨年「インターナショナル ジャーナル オブ メディカル エデュケーション」(医学教育の国際的な雑誌)に「大学系病院と非大学系病院の教育環境について」の調査研究報告が出されました。その中で平成18年4月から11月に全国の427箇所の臨床研修指定病院で研修を受けた研修医に対するアンケート調査を分析した結果が報告されました。

 その評価結果において、臨床研修医にとって如何に有用な研修を実施しているかのランキングで、箕面市立病院が全国で2位の評価を得ました。

 現在、市立病院では、1年次8名、2年次6名の計14名の臨床研修医が勤務しています。彼等が箕面市立病院で多くを学び、成長し、様々な知識を吸収し、今後も箕面市立病院でその技術と能力を発揮してもらうことを願っています。

 

- 要 -

 7月1日現在、市立病院の外来、病棟勤務の常勤看護師及び助産師数は合計244名ですが、今年度中の退職者や産・育児休暇者の補充を含め、新規採用試験を行います。       その他にも臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、病院事務職の採用試験も行います。

試験申込期限  平成23年9月1日(木曜日)                                          試験日       平成23年9月11日(日曜日)

1.看護師・助産師  募集人員20名                                   2.臨床検査技師   募集人員1名
3.臨床検査技師士  募集人員1名                                     4.作業療法士    募集人員2名(内1名は、採用後子どもの機能訓練業務に従事)
5.病院事務職    募集人員3名(医療事務:1名、一般事務:2名)
 詳しくは、箕面市立病院ホームページ(http://www.minoh-hp.jp/)の就職情報の欄に掲載しています。
「あなたの志、ここで実現!」                                              多くの方々の受験をお待ちしています。


- 願 -
 
 市立病院では、整形外科と耳鼻いんこう科の外来診察を完全予約制にしています。
初診は「かかりつけ医」(開業医さん)の紹介状が必要ですので「かかりつけ医」にご相談のうえ、紹介状をお持ちください。
 お問い合わせ 市立病院 医療サービス担当(072-728-2001)

 

箕面市では、7月から9月まで「市内の移動はおまかせ!みんなで乗れば、より便利に!オレンジゆずるバス」統一キャンペーンを実施中です。

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