部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

豊かな長寿社会へ向けて

2011年08月26日 | 健康福祉部

こんにちは。健康福祉部長の小野啓輔です。
   
暑い熱い8月が終わり、
少しずつ、秋の気配がただよいつつあります。
今年の夏は、猛暑に加え、節電の要請もありました。
健康福祉部の事務所がある「みのおライフプラザ」でも、
滞在型クールスポットとして、
市民の皆さんにほっと一息、涼んでいただけるよう、
アトリウムを積極的に開放する「ようこそ、ライフプラザ作戦」を展開しています。
ライフプラザの魅力については、部長ブログのよきライバル、新人ブログでも
健康福祉部の若い衆3人トリオが、
そこここあっちこっちそっちなどでバッチリ宣伝してくれています。

お陰様でこの夏、アトリウムの利用者は昨年の2倍に増え、
用意した48席のイスが満杯になる日も多く、
大きな効果を発揮しています。

引き続き、お気軽にご利用いただきますよう、お願いいたします。


●敬老会のご案内

もうすぐ9月は、「敬老の日」「高齢者保健福祉月間」です。

箕面市では、今年の7月データによると、65歳以上の高齢者数は26,772人、
高齢化率が約21%で、過去3年間で1%ポイント増加しました。
全国の高齢化率 約23.1%(平成22年9月15日現在推計)よりも
まだ少し低い割合ですが、毎年確実に増加しています。
また、100歳以上の高齢者は52人で、うち女性が47人、男性が5人です。
今年度に100歳になられるかたは27人で、
市から祝品、国から祝状と記念の銀杯が贈られます。
市内の最高齢者のかたは、男性・女性ともに107歳のかたです。
国内最高齢が114歳とのことですので、皆さまぜひ国内最高齢をめざして
元気に長生きしていただきたいと思います。

9月から10月にかけて、箕面市内でも、
長寿祝金や祝品の配布、元気はつらつ頑張る高齢者表彰、
老人クラブ高齢者作品展、公共施設での敬老のつどいなどなど、
高齢者の長寿をお祝いするイベントが各地で展開されます。

特に、箕面市の恒例行事である「地区敬老会」の日程が決まりましたので、
お知らせいたします。
箕面市社会福祉協議会の地区福祉会を中心に、地域のさまざまな団体の皆さまが、
創意工夫をこらして協力し、地域の70歳以上の長寿をお祝いする
個性豊かなプログラムを企画・準備・運営してくださいます。
皆さま、ぜひ楽しみに、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
また、地域全体で長寿をお祝いするという素晴らしい取り組みを担っておられる
関係者の皆さまのご尽力に、心から敬意を表します。
ほんとうにありがとうございます。

9月18日(日曜日) 豊川北小地区敬老会/午後1時から/小学校体育館
9月19日(月曜日) 西南小地区敬老会/午前9時50分から/小学校体育館
9月19日(月曜日) 北小地区敬老会/午後1時から/メイプルホール
9月19日(月曜日) 中小地区敬老会/午後1時から/小学校体育館
9月19日(月曜日) 西小地区敬老会/午後1時30分から/グリーンホール
9月19日(月曜日) 豊川南小地区敬老会/午後1時30分から/小学校体育館
9月19日(月曜日) 止々呂美小地区敬老会/午後1時40分から/とどろみの森学園
10月2日(日曜日) 萱野東小地区敬老会/午後1時から/小学校体育館
10月6日(木曜日) 萱野小地区敬老会/午後1時から/らいとぴあ21
10月9日(日曜日) 東小地区敬老会/午後1時から/小学校体育館
10月9日(日曜日) 箕面小地区敬老会/午後1時30分から/小学校体育館
10月15日(土曜日)南小地区敬老会/午後1時30分から/小学校体育館
10月16日(日曜日)萱野北小地区敬老会/午後1時から/小学校体育館


 
   去年の地区敬老会 お気に入りの1枚


●行方不明者の捜索

さて、来るべき超高齢社会を、長生きを喜び合える豊かな長寿社会とするため、
英知を集めお互いに協力し、さまざまな不安を取り除く取り組みが必要です。

例えば、行方不明への対応。
認知症の高齢者や知的障害のあるかたなどが、家を出たまま帰ってこないなどの
「行方不明」や「迷い人」が増加しており、箕面でも年間、何件か発生しています。
昨年2月には、行方不明になられた高齢者が、箕面の山中で亡くなられたという
誠に痛ましい事例も起きています。

そこで箕面市では、市民が行方不明になられた際に迅速に対応するため、
「みのお行方不明者SOSネット」と「高齢者徘徊ほっとメール」の
2つの仕組みを整備しています。


●みのお行方不明者SOSネット

「みのお行方不明者SOSネット」は、保健福祉サービスの利用者をはじめとする
市民のかたが行方不明になられた際、箕面市、箕面警察署、みのおFMタッキー816や
電車・バス・タクシーといった公共交通事業者が、個々別々の対応ではなく、
一斉に連携して捜索活動を行うための協力体制です。
平成21年(2009年)4月に発足しました。

行方不明発生時に速やかな初動対応により、行方不明者の早期発見・安全確保が
図れるように連絡体制をルール化しています。
現在、市、箕面警察署、みのおFM、阪急電鉄、北大阪急行電鉄、阪急バス、
阪急タクシー、池田タクシー、日の丸ハイヤー、日本タクシー、未来都タクシーの
11者が加盟、協定書を締結し、市・警察署からの連絡により、迅速で広範囲な
捜索協力体制が相互確認されています。


 
   みのお行方不明者SOSネット 発足式


●高齢者徘徊ほっとメール

「高齢者徘徊ほっとメール」は、認知症の徘徊高齢者などの迷い人を、
パソコンや携帯電話の「メール受信登録者」により、市民の皆さまのご協力も得ながら
地域ぐるみで捜索・発見し、迷い人の安全確保を図る仕組みです。
平成23年(2011年)4月に開始しました。

このシステムは「箕面市市民安全メール」を活用していますので、
徘徊ほっとメールにご協力いただけるかたは、市民安全政策課市民安全メールの
手順に従い、メールの登録をお願いします。

市民安全メールの登録は、こちらから

登録者には、箕面市内で徘徊による迷い人が発生すると、
迷い人ご本人の外見上の特徴や行方不明になった時間、場所などを、
パソコンや携帯電話にメールで配信します。
もし、普段の生活のなかで、迷い人らしき人を発見したら、
高齢福祉課または警察署へ連絡してください。
連絡を受けた職員や警察官が現場へ保護に向かいます。

担当課 高齢福祉課 電話 072ー727-9505
          (閉庁時はライフプラザ守衛室にかかります)

箕面警察署 電話 072-724-1234

 

平成23年度 大阪府高齢者保健福祉月間
啓発ポスターコンクール入賞作品
 

 
      【最優秀賞】

 

なお、ここで、認知症のかたへの対応について、少し基礎知識をご紹介します。

認知症のかたへの対応の基本は、3つの「ない」と言われています。

(1)驚かせない(相手の目線に入って声をかける)
(2)急がせない(余裕をもって対応する)
(3)自尊心を傷つけない(子どものような扱いをしない)
 
一般に徘徊は「理由もなくうろうろする」という意味ですが、
実際には、行こうとする場所や目的がはっきりしていることがほとんどです。
歩き疲れて、見覚えのない場所で不安になっている迷い人を、まずは落ち着かせ、
安心させる声かけをお願いします。


●高齢者徘徊ほっとメール「事前登録制度」

また、認知症があり徘徊する恐れがあるなど、迷い人となる可能性のあるかたの
ご家族やケアマネジャーのかたは、高齢者の情報をあらかじめ高齢福祉課に
登録していただきますと、行方不明になられた際に、初期手続きに要する時間の
短縮を図ることができます。
 
担当課:高齢福祉課 電話072-727-9505 

          高齢福祉課は、みのおライフプラザ(萱野5-8-1)1階にあります。
          申請者の身分証明書(運転免許証、健康保険証など)をお持ちください。

事前登録がないとご家族の意志確認等の初期手続きに時間を要し、
初動が遅れてしまいます。できるだけ迅速な対応ができるよう、
あらかじめ登録されることをお勧めしています。

  高齢者行方不明時における事前情報届出票(ワード:49KB)


ご家族が行方不明になったら

(1)警察への捜索願をお願いします。電話 072-724-1234(箕面警察署)
(2)徘徊ほっとメールの配信依頼をしてください。電話 072-727-9505(高齢福祉課)
(3)高齢福祉課から受信登録者に一斉メールを配信します。
(4)ご家族に同意いただけたら、みのお行方不明者SOSネットにも配信します。
(5)迷い人が見つかったら、高齢福祉課からご家族に連絡します。
   また、受信登録者に発見情報を配信します。警察にはご家族からご連絡ください。
   逆に警察から発見の連絡があった場合は、高齢福祉課にご連絡ください。


平成23年度 大阪府高齢者保健福祉月間
啓発ポスターコンクール入賞作品

      
【優秀賞 (一般)】   【優秀賞 (中学・高校)】   【優秀賞 (小学生以下)】 

 

●重層的なシステムで対応

今年度になってから、既に6件の高齢者行方不明が発生しています。
最近では、7月25日の正午に自宅を出た80歳の女性が、夜になっても帰宅しないとの
相談を受け、すぐに「高齢者徘徊ほっとメール」で情報を発信し、市民の皆さまに
捜索協力をお願いするとともに、「みのお行方不明者SOSネット」で連絡し、
駅やバス停、タクシーなどの公共交通機関での捜索を開始しました。
また、全自治会に捜索チラシを送付して回覧を依頼し、府内の全警察署にも捜索を
依頼し、広域的な対応を図りました。結果として、3日後の28日に箕面市内で
無事発見できました。

また、8月7日には、82歳の女性が正午過ぎに行方不明になり、
「高齢者徘徊ほっとメール」と「みのお行方不明者SOSネット」で情報発信し、
その日の夜に駅員さんの援助により、無事、帰宅されました。

8月16日の事例では、病院へ行くと家を出た70歳の男性が夕方になっても帰宅せず、
「高齢者徘徊ほっとメール」を発信、その後「みのお行方不明者SOSネット」の
FAX手配の直前に、大阪市内の友人宅に行っておられたことがわかり、
無事が確認されました。

行方不明者の捜索は、大切な人の命に関わります。
何重にもネットをめぐらし、重層的なシステムで対応することが重要です。

これら制度整備が、援護を必要とするかたの安心な暮らしに少しでも役立つように
運用していきたいと思います。


なお、徘徊ほっとメールについても、
健康福祉部の若い衆3人トリオのひとりが、
わかりやすい図解入りで新人ブログを書いていますので、
そちらもぜひご覧ください。

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