部長ブログ@箕面市役所

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『賀川 豊彦』に学ぶ

2019年11月05日 | 健康福祉部

こんにちは。
健康福祉部の大橋です。

やっと秋らしい季節になりました。
みなさんは、この三連休を思い思いに過ごされたのではないでしょうか。
私はというと、好きな音楽を聴きながら、のんびりと読書三昧の3日間でした。

さて、先日、民生委員児童委員の「管外研修」に随行してきました。

民生委員は、厚生労働大臣から委嘱され、お住まいの小学校区内に担当する地区あり、その担当地区内で、常に市民のかたの立場に立って相談を受け、必要な援助、たとえば福祉分野の関係機関につないだり、各種証明を行ったり、敬老事業など地域の行事の中心を担ったりと、地域福祉の増進に努めておられます。
児童委員は、民生委員が「児童委員」を兼ねておられ、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援などを行っています。

民生委員児童委員の方々は、こうした活動を進めるために、日々研鑚に努められており、その一環として管外研修を行っておられます。
今年は、徳島県鳴門市にある「賀川 豊彦記念館」と「ドイツ館」を訪れ、博愛の精神や救済活動の原点を学ばれました。

   

特に、「賀川 豊彦記念館」における学びは、参加された民生委員児童委員お一人おひとりの心に訴えるものがあったように感じます。

みなさんは、賀川 豊彦氏をご存知でしょうか。
民生委員児童委員のみなさんからは、
 「こんな偉大な方がおられたとは、知らなかった!海外の方からの評価が非常に高いかただったんだ」という多くの声を聞きました。

   

賀川 豊彦氏を一言で言うと「友愛・互助・平和」のために生涯を捧げられたかたです。
明治21年に神戸で生まれ、4歳の時に両親を亡くし、父方のご実家のある鳴門市で幼少期を過ごされました。
家の破産や結核に罹るなど多くの苦難の中、旧制徳島中学校を卒業し、明治学院高等部予科に入学、その後神戸神学校に学びます。

21歳の時、神戸のスラム街に入り、社会的弱者の救済活動を行い、その後、普通選挙運動や労働運動、生活協同組合運動(コープこうべなど生活協同組合の礎を築いた運動)に献身し、関東大震災では、いち早く被災地に入り救援活動を展開されました。

戦後は、民間人で初めてマッカーサーに会った人物で、世界平和を訴え、戦後復興に貢献されるとともに、「救貧から防貧へ」の考えのもと教育普及活動を推進されました。
こうした活動により、ガンジーやシュバイツァーと並んで世界の三大偉人と呼ばれ、ノーベル平和賞に4度ノミネートされています。

また、作家としても数多くの小説や童話などを執筆されており、自伝的小説「死線を超えて」は400万部を超える大ベストセラーとなり、ノーベル文学賞に2度ノミネートされています。

   

こんなにも偉大な人物が、あまり知られていないのは残念ですが、実は、私も10年ほど前に賀川 豊彦氏を知りました。
その後、彼の著書「死線を超えて」や「一粒の麦」など何冊かを読み、感銘を受けるとともに、少なからず影響を受けたように感じます。

賀川 豊彦氏の「友愛・互助・平和」の精神や、「救貧から防貧へ」の考え方は、子ども貧困や社会的格差の拡大が叫ばれる日本の現代社会に、必要不可欠なものではないでしょうか。

賀川 豊彦氏は、「愛は、私の一切である」という言葉を残しておられます。

   

正に、福祉の仕事に携わる私にとって、心にとめるべき言葉と感じました。
民生委員児童委員管外研修で得たことを大切にし、民生委員児童委員のみなさまとともに、職務に精励したいと思います。



 

児童虐待をなくすためには、周囲のみなさんが子どものSOSサインに気づき、通報していただくことが、何より重要です。SOSサインに1つでも気づいたら、迷わず自動相談支援センター☎072-724-6233(夜間・休日は自動相談所全国共通ダイヤル☎189)へお電話ください。 

 

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